ずっと「死」のイメージをまとわりつかせているこの作品だが、 とうとう「博物館=物が死蔵される空間」へ。 つねに「死体」を探していた琴葉が、剥製(=本物の死体)にたいしては「本当は生きているが動けない」と解釈しているところなど興味深い。 やはり、立入禁止区域をのぼって越えようとする仕草がステキだ。 福引券の交換システムを勝手に別の媒介(ポケットティッシュ)を使うのも小気味よい。
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