4コマ漫画原作で、女学生たちを主役にしたゆるい雰囲気のアニメ、いわゆる「日常系アニメ」の元祖。
アニメ好きならば押さえておくべき伝説的な一作だろう。ボーッとしながら眺めていてもクスッと笑える良作だ。
落ちこぼれの忍者を主役に据えたバトルアクション。
やはりジャパニーズ・ニンジャは凄い。世界的にも人気が高い一作だろう。
本作の登場キャラクターの手を広げる走り方は、「ナルト走り」「忍者走り」などと呼ばれているが、私も似たような走り方をしていたら通報された。
「お砂糖、スパイス、素敵なものをいっぱい」
「全部まぜると、むっちゃ可愛い女の子ができる……はずだった」
OPのナレーションを今でも覚えている。本作の設定を1分ほどで説明しているから凄いものだ。
この作品は、超人的な力をもつ3人娘が、悪と戦うストーリー。
アメリカの作品なだけあり、正義と悪という分かりやすい構図が気持ちいい。世界178ヵ国で放送された、カートゥーンアニメの顔とも言える名作だ。
9人のサイボーグ戦士が、人間の平和のために戦うストーリー。私が知っている『サイボーグ009』はこの作品だけ。どうやら過去に何度もアニメ化されているらしい。原作は、1964年から連載されていることを考えると、非常に歴史を感じる一作だ。
霊と交流できる者=シャーマンである主人公が、霊の力を借りて戦うバトル作品。
主人公は「熱血」でもなく「臆病」でもなく、「ゆるく」生きている感じが好きだった。2001年に放送されたアニメは、途中で原作に追いつき、最後のほうはオリジナルストーリーだった記憶がある。その後、2021年には原作準拠で再アニメ化もされている人気作だ。
主題歌『Over Soul』の歌いだし「よみがーえーれー♪」のインパクトはなかなかのもの。私の葬式でぜひ流してほしい一曲である。
今でこそ「テニス」ではない別のなにか――「テニヌ」と呼ばれる能力バトルモノになったが、序盤はわりと万人に受けそうなスポーツアニメ。
テニスでの決着のみならず、KO勝利みたいな概念があって笑ってしまった。ただ、序盤は本当にマトモである。超常的な能力といえば、分身するキャラがいるぐらいだろうか。あれ……本当にマトモなのかこれ……?
かつて国内の興行収入1位を記録し、アカデミー賞を受賞するなど世界的に認められたアニメ映画。
神々のいる不思議な世界へ囚われた少女が、元の世界に帰るために奮闘するストーリー。
日本のいくつかの場所をモデルにしながらも、現実の日本とはまた違う独特な世界観を作り出しているのが凄いと思う。
満足度:6/10 おすすめ度:★★★★★
本作の主人公は、まだ14歳の少年である入間くん。彼は学校へ通わず、働かない両親の代わりにマグロ漁船に乗って稼いでいた。そこまでして尽くしていたのに、両親から金銭目的で「悪魔」に売り飛ばされてしまう。
人間である入間くんは、悪魔の世界へ行き「悪魔学校」へ通うことになる。人間だとバレてしまったら、悪魔たちに食われてしまうからさあ大変。波乱万丈な人生の主人公が送るドタバタコメディが開幕するのであった――。
以上があらすじである。これを読んでみてどう思っただろうか。
ハ ー ド モ ー ド す ぎ ん だ ろ !
死にゲーの制作で有名なフロム・ソフトウェアだってここまでハードな設定にはしないぞ。
めちゃくちゃヤバそうな設定だが、実はほっこりする作品なのである。なぜなら入間くんは、人間界に居たころと違い、悪魔界では自分のための人生を歩むことができるのだから。
これは入間くんを愛でる作品だと思う。とにかく彼は純真で可愛い。思いやりに溢れ性格がいい。笑顔がキラキラしている。だんだんと周囲にも優しい人が増えていき、温かい世界が形成されるのだ。
周囲に実力を勘違いされ、上位の悪魔へと成り上がっていくコメディでもあり、努力と工夫で目的を成し遂げようとするサクセスストーリーでもある。
現在では、2クール×第4期まで放送されているため話数が多い。爆発的な面白さがあるわけではないが、飽きることなく長期間楽しむことができるアニメとして、需要が高いのではないだろうか。
満足度:7/10 おすすめ度:★★★★☆ (※2期と合わせての評価)
異世界に転移させられた主人公は、女神さまから「顔が醜いから」という理不尽な理由で、辺境の地に放り出される。
主人公は、その世界で幅を利かせている「ヒューマン」にも「魔族」にも与することなく、「亜人」たちを仲間に加えて自分の理想とする世界を作っていく。
これは、勇者の使命を与えられなかった男による、異世界世直しファンタジーなのだ!
異世界では、主人公の知識が反映され、“和”のテイストが散りばめられているのが特徴的だろう。
主人公は各話の始まりや終わりに、まるで「落語調」や「講談風」ともいえる喋り方をしていて、これがどうにも癖になる。
たまに、時代劇『水戸黄門』の主題歌『あゝ人生に涙あり』がエンディング曲として使われている回があり、テンションが爆上がりした。
ヒロインの1人である「澪」がお気に入りだ。彼女の正体はなんと「蜘蛛」。私は自宅にデカい蜘蛛があらわれたら悲鳴をあげて逃げるタイプだ。そんな私が、まさか蜘蛛の擬人化ヒロインを好きになるとは思わなんだ。
何が凄いって、めちゃくちゃ愛が重いタイプなのである。最初はメシマズ属性を持ち、暗黒物質《ダークマター》のような料理を作っていたものの、主人公に美味しい料理を食べてもらいたいからと努力する姿には、いじらしい可愛さがあったと思う。
第1期は「そこそこ面白いなぁ」ぐらいだったが、第2期で「バチクソ面白い」という評価に至った。
満足度:8/10 おすすめ度:★★★★★
ヤンキーのような見た目の少年と、お嬢様学校に通う少女の恋愛ストーリー。
上質な恋愛アニメを観たとき、女性ならば「キュンキュンした」、男性ならば「ドキドキした」と言う人が多いだろうか。しかし私は違う。もう二度と戻ってこない青春時代に思いを馳せ、絶望的な感情に支配されるのだ。もう少し分かりやすくいうと「死にたくなる」。
現にこのアニメを観終わったあと、あまりにも美しい恋愛、友情、そして家族の絆が描かれていて、自宅のベランダからダイブしたくなった。気付けば私の体は光の粒子となって、サラサラと風にさらわれて消え去っていた。私は今、天界からこのレビューを書いている。
まず目を引くのがビジュアルの美しさだろう。あまりにもヒロインの和栗薫子が可愛くて、何度身悶えたか分からない。
そして、本作のストーリーは「偏見」が裏テーマではないかと考えている。
主人公はヤンキーのような見た目だが、誰よりも他人に優しい男である。ヒロインはお嬢様然としたルックスだが、一般家庭の「特待生枠」としてお嬢様学校に通っている。
つまり、作中のキャラクター同様に、我々視聴者も最初はキャラクターに偏見を抱くところからストーリーに触れることになるのだ。そして、物語が進むにつれてだんだんと偏見という殻を破り、キャラクターへの愛着が湧く作りになっているところが凄いと思う。
あまりにも綺麗すぎる世界で、私にとっては眩しすぎるが、多くの人におすすめできる作品だ。
満足度:6/10 おすすめ度:★★★☆☆
史上最強の魔王が2000年後に転生し、子孫たちのいる魔王学院に通うことになる。しかし、歴史が捻じ曲げられていたせいで、魔王としての「不適合者」の烙印を押されてしまうストーリー。
面白いと思った設定が2つある。まず1つ目は、魔王の始祖は実は平和を愛していること。憎悪に囚われている人間も出てきて、単純な善悪の構図には留まらない。2つ目は、主人公が微妙な立場に置かれていること。主人公に対して「魔王の名を騙るニセモノだ」と忌み嫌う魔族たちもいれば、その圧倒的な力を前に「真の魔王だ」と信奉してくれるファンガールもいる。
このファンガールたちの信者っぷりが気持ちいい。同じ空間にいて同じ空気を吸っているということは、それ即ち「間接キス」だと騒いでいて、意味不明すぎて笑ってしまった。私も信奉者からキャーキャー騒がれたいものだ。
本作は圧倒的な力をもって無双していく爽快なストーリーである。ただ、後半のほうは話のスケールが大きくなり過ぎて、少々置いてけぼりを食らってしまった。
語尾に「〇〇だぞ♪」と付ける激萌えヒロインが出てきてビックリした。主人公を含めキャラクターは魅力的だったかと。
満足度:7/10 おすすめ度:★★★☆☆
暗殺者のジジイが貴族に転生し、任務として「勇者の暗殺」を任されるストーリー。
最初に明確なゴールが示され、主人公はそのゴールに向かって計画的に行動していくことが、本作の1番の魅力ではないだろうか。
たとえば、どうすれば最高の肉体になるのかを普段の食事から徹底して意識している。これはアレだ。ボディービルダーとほぼ同じと言っても過言ではない。マッスルマッスル。
主人公がイケショタであること、ヒロインたちが可愛いこと、そして個性あふれるOPムービーなど、その魅力は多岐にわたる。
満足度:7/10 おすすめ度:★★★☆☆
何もかもを諦めていた盲目の主人公が、魔術の可能性に触れ、世界を見渡すための「目」を作ろうとする。そうして魔術を学ぶうちに、魔術師としての高みを目指すようになるストーリー。
本作の主人公には、圧倒的な魔力があるわけではない。しかし、発想と応用と試行錯誤により、魔術の無限の可能性を探っていくプロセスが面白いところだろう。
なによりもルックスが可愛らしい。イケショタである。当方男だが、可愛いショタ主人公ならばそれもありだと思う。……いや失礼。やっぱり生物学的に女性であることが好ましいかな。
物語の後半になると、主人公が学んできたことが花開き、才能のある問題児として扱われるようになる。ストーリーのワクワク感が高まった。
満足度:7/10 おすすめ度:★★★☆☆
修学旅行のバスが丸ごと異世界に召喚され、クラスメイト一同に「スキル」が与えられる。スキルを獲得できなかった主人公とヒロインは仲間たちから見限られてしまうのだが、実は主人公は「即死チート」の能力を持っていて……。
主人公が「死ね」と言ったら、それだけで相手は死ぬ。笑っちゃうぐらいのチート能力だ。
驚くほどにキャラクターがポンポン死ぬ。モブっぽいやつから強キャラっぽいやつまで等しく、そしてあっけなく死んでいく。
「中世ヨーロッパ」っぽい世界と思いきや「現代日本」のような街もあり、「剣と魔法のファンタジー」かと思いきや「銃器も兵器」も存在する。モンスターもいればロボットもいる。ただのクラスメイトかと思いきや人外だったり組織の人間だったりする。はっきりと言うと、ゴチャゴチャに散らかった作品である。
だが、この「闇鍋」っぽさに独特な面白さを感じ、最終話まで飽きることなく観ることができた。作画はあまり良くないが、本作のハチャメチャさとはマッチしていたと思う。
世間一般の評価は知らんが、少なくとも私は、隠れた良作くらいには捉えている。
大沢あかねは「ブス界一の美女」というあだ名を付けられたが、本作は「クソアニメ界の良作」と言ったところか。
OPとEDが全て神。全国に囲碁ブームを起こした神アニメ。
ヤンチャな小学生の主人公に、平安時代の天才棋士の幽霊がとりつき、囲碁の世界に巻き込まれながら「神の一手」を目指す姿を描いたストーリー。
当時の私は囲碁のルールなんてほとんど知らなかった。
対局を観ても何が起こっているのか分からない。どういう駆け引きが行われているのかも把握していない。だけどなぜか、手に汗を握りドキドキしてしまう。緊迫感や熱意が伝わってくる。目が離せないほどに熱中した。これは本当に凄いことだと思う。
しかも盤面の状態は、日本棋院の協力によって厳密に考証されていて、囲碁のルールを知っていれば、また新たな視点で楽しめるという。
このアニメにハマってからは、私も囲碁の教本を買って勉強した。
結果、どうなったって? 本を読んだら満足しちまったぜ。現在に至るまで、実際に囲碁をやったことは1度もない。
やはりボクシングはアニメ映えする。鬱屈としたものを抱えている人は、このアニメを観てスッキリしよう。
ちなみに私は、本作の2期に出てくる「ブライアン・ホーク」というキャラクターに興味をもち、その元ネタとなった実在するボクサー「ナジーム・ハメド」にドハマリした記憶がある。それ依頼、実際のボクシングも観るようになった。つまり私にとって、『はじめの一歩』がボクシング人生の『はじめの一歩』になったということ。『はじめの一歩』が『はじめの一歩』に。
妖怪と人間のあいだに生まれた「半妖」の少年が主役のバトル作品。
当時の私は捻くれていて、正統派ヒロインの「かごめ」よりも、ミステリアスな雰囲気の「桔梗」に惹かれていた。それを友達に公言して引かれていた。
小学生の主人公たちが、妖怪やお化けを退治していくホラーアニメ。何が凄いって、この手の作品はだいたいバトルで成仏させるパターンが多いけれど、本作では「オバケ日記」の情報を頼りに、退治する方法を探すのだ。
ホラー回、感動回、そしてお色気要素と、さまざまなものを摂取できる良作。
誰だよパンツアニメとか言っている奴は。それじゃあ「学校の怪談」じゃなくて「学校の猥談」やないかーい(大スベリ)。
1話完結型のハムスターたちの日常エピソード。毎回エピソードの終わりに、飼い主である女の子がハム太郎に話しかけて物語は〆られる。うん、私も昔飼っていたハムスターに話しかけていたから、その気持ちはよく分かるよ。いやいやいやいや、友達とかめっちゃいたからね。嘘じゃないぞ。嘘じゃないもんね。
原作は育成ゲームである。様々なディスクを読み取ることで、新たなモンスターをゲットできるシステムが画期的だった。ただ、モンスターを寿命で死なせたくない場合「冷凍保存」をする必要があり、今思えば謎に非倫理的なゲームだったかもしれない。笑
アニメはアニメで、友情や勇気を描いた前向きさがありつつ、モンスターが死ぬ展開もあり、独特の重さがあった気がする。
カナダとフランスが共同制作した3DCGアニメ。まるでミュージカルのように挿入歌が流れるのが特徴的だろう。日本語版は、山寺宏一(ドンキー)と林原めぐみ(ディディー)の鉄板コンビで、アドリブもそれなりに盛り込まれた面白いアニメになっていたかと。
私も赤ちゃんのころにジャングルに捨てられ、野生のなかで動物とともに育ったため、本作の主人公には共感を覚えた。私が生まれて初めて喋った言葉は「ウホッ」だったなぁ……。
二足歩行のうえ、会話をすることもできるスペシャルな猫の「クロちゃん」がサイボーグ化され、武器を片手に暴れまくるハチャメチャ☆コメディ作品。
当時、ガキの間で流行っていたマンガ雑誌は「コロコロコミック派」と「コミックボンボン派」に分かれていた。私は主流のコロコロ派だったのだが、この『サイボーグクロちゃん』を読みたいがために、友達にボンボンを見させてもらっていた。
ゲーム『メダロット2』の主人公が主役に抜擢されたアニメ。メダロットと呼ばれるロボットで戦うストーリー。
本作の主人公が「タコ焼き」の美味さを熱弁するエピソードがある。彼は次のように述べた。「タコ焼きとは地球だ!」と。ガキだった私は、なるほどと膝を叩いて喜び、それ以降すっかりタコ焼きが好きになった。
チョコレート菓子の「チョコボール」のマスコットキャラクター「キョロちゃん」を主役に据えたアニメ。子供向けのコメディ作品だが、社会風刺も効いていた。
それにしてもさぁ……どれだけチョコボールを買っても「金のエンゼル」も「銀のエンゼル」も出たことないんだけど。どういうことだよこれは(八つ当たり)。
元ヤンキーの型破りな男が教師になり、問題児たちと本気で向き合っていくストーリー。
普通の熱血教師モノとは少しちがう。たとえば、屋上から飛び降りようとしている生徒がいたら、「俺が突き落としてやるよ」と言わんばかりに、マジで突き落とそうとするようなヤベー奴である。
うんうん……熱いね!! けっこうハマった記憶がある。
原作マンガもドラマ版も面白いですぜ。
幕末に「人斬り抜刀斎」の異名で恐れられた男が、明治維新後に「不殺」を誓い、逆刃刀で戦うストーリー。
やはり主人公の普段の優しそうな雰囲気と、戦闘中の鋭い目つきとのギャップが萌えポイントであろうか。
本作は海外版の空耳が面白い。
たとえば、日本語では「二重の極み!……てやぁぁぁ!」と攻撃するシーンが、海外版では「フタエノキワミ、アッー!」と何とも言えないマヌケな叫び声になっていた。
さらに「牙突零式」という技にいたっては、「ガトチュ♡エロスタイム」という技になっていたように聞こえる。
皆さんご存知、海賊マンガが原作。アニメは稀にオリジナルエピソードも含まれている。2026年現在1,000話を超えているレジェンドアニメ。
知人が最近ワンピースのアニメを1話から見はじめたと聞いて私は次のように思った。――正気かよ?――。
満足度:3/10 おすすめ度:★★☆☆☆
あまり面白くはなかった。
スキルを取得するための「木の実」をいくらでも食べることができるというチート設定なのだが、これを上手に活かしていない印象だ。
どうせなら限られた個数だけスキルを取得して、能力の組み合わせによる試行錯誤を楽しめる作品にするべき。あるいは、圧倒的な力をもって駆け上がっていく爽快なサクセスストーリーにしたほうが良かったかと。
私は格好いい主人公が見たいんだよ。いや、「木の実マスター」という語感から格好いい主人公を求めるのには無理があったか。私が悪かったわ。どちらにせよ主人公は、もっと木の実を食え。