村瀬歩さんスゲエエエ!!
アニメ第二期にあたっての難関の一つは女装コスプレイヤー姫野あまねのキャスティングだと思ってた。女性声優をキャスティングするという手も考えられるけど、「誰かの『好き』を否定しない」ことが大事な本作において、姫野あまね役に女性声優というのは、彼の根幹を否定してしまうことになるのでは、と懸念する。そういう考え方は性別に捉われ過ぎではないのかとも思うが、彼は自分の性別を変えたいとまでは思ってないみたいだし……。難しい。
村瀬歩さんというキャスティングを聞いたときは「他にできそうな人は思い当たらないしなあ」くらいに思っていた(失礼)のだが、今回の村瀬歩さんの演技を聞いて自分の浅はかさを思い知った。信じられないことに、ほぼ女性に聞こえる。コスプレしていないときの演技も楽しみ。
あまね君とのメイクについてのトークは今回カットされてしまったけど、次回でやるかな? 五条君に女装について話を振られたときのあまね君のリアクションは結構大事だと思うけど、どうじゃろ?
カラオケに合流するクラスメイトが足されていたのはよい改変。こういう改変は大歓迎。
本作のスタッフなら今回のためだけに「うろんミラージュ」のOPを作るくらいのことはやってくれるのではと思ってました。期待通りです!
素人考えでも、劇中劇用にキャラ表はもちろん美術、音、その他諸々を一揃い用意しなければならないわけで、通常の一話よりもコストがかかるだろうと想像します。実現できれば面白いとわかっていてもハードルは高いわけで、ひたすら感謝です。
ザックのキャストは予想通り杉田智和さんで笑ってしまいました。指令は自分は菅生隆之さんでイメージしてましたが、なるほど大塚芳忠さん。
そして、Bパートでは真桑先生とクックの関係が新たなステージに。ファミレスでのオタトーク、台詞はほぼ「ペラペラ」なのにちゃんと感情が乗っていてそれっぽく聞こえるのがさすがプロの声優さん。真桑先生は他にも長台詞があって、小松未可子さん素晴らしいお仕事でした。
最高! 期待を大きく上回って最高です!!
待った甲斐がありました。スタッフのみなさんありがとうございます……!!
隅々に至るまでアニメならではのパワーアップが施されていて、原作通りなのに新鮮な味わいがある。作画も素晴らしい。キャラがかわいいのはもちろんだが、服のシワの表現もリアリティが感じられて好みだし、本当によく動く。
初っ端の「こちカン」から驚き&大喜び。原作でも絵柄は変えられていたが、アニメ版では動きのニュアンスまで変えてあり、そこまでやるか。
五条君と喜多川さんが「こちカン」を見ていた空間にオブジェクトが増やされていたのもいい。
第一期ではユザワヤの宇佐美さんはカットされていたと記憶しているから、今回初登場なんだっけ。売り場の風景も似てるし池袋店だろうか。
タイツは線一本で全然違う、という喜多川さんの主張に深く頷く。タイツのバックシームいいよネ。
第二期は、OP映像からしても原作でも屈指の盛り上がりを見せる文化祭エピソードが含まれるのは間違いないところ。自分は読んだときに圧倒されたので、あの原作と対峙しなければならないスタッフはたいへんだと思う。
けど、このスタッフならきっと素晴らしいものを見せてくれるだとう、そう思える第二期第1話だった。