この作品、毎回EDから次回予告にかけての部分でぐっと面白さを上げてくるなあ。「光る勝利へロックオン」て。最近の深夜アニメは次回予告に映像がなかったり、次回予告自体がなかったりすることが多いけど、効果的な次回予告はやはりいい。
アンナの取り巻きポジションのときは目立たなかったのに、本性を現し始めた途端に強キャラ感溢れまくりの、水晶役悠木碧さんの演技が素晴らしい。九音の姉の四翠役が田村ゆかりさんで、次回で四翠がどう描かれるか楽しみ。
冒頭の髪型を変えた私服のヲタが「誰これ!?」レベルのかわいさで、学校での制服姿しか知らないクラスメイトの私服姿を休日に目撃して恋に落ちる感覚を、まさかこの歳で再び味わうことになろうとは。
今回でもうアニメ版には何も期待しないことにした。今回だけで原作第2巻の約半分を消化という、信じられないような超高速進行。あまりにダイジェスト過ぎて、原作未読の人にはわけがわからないのではないか、というレベル。原作第1巻に5話かけたのと比べるとアンバランス過ぎる。なぜこういうシリーズ構成になるのか、全くもって理解不能。
そして、相変わらずおかしなBGMのつけ方。ハウリア族の訓練シーンになぜその挿入歌。シアの旅立ちのシーンになぜそんな曲。
絵コンテ・演出もスベってるし、とにかく見ていて「どうしてそうなる?」という疑問が募るばかりの一話だった。
原作ファンなので最終話まで見るとは思うが、たぶんもうコメントは書かないと思う。