パイロットフィルムという幻の作品を版元が惜しげもなく出してくれることに感謝。アニメとしては当時の技術という感じですが、それでも今見るとノスタルジックな感じが良い。
一峰大二原作、東京ムービー(現:トムス・エンタテインメント)制作の「電人アロー」をAIでカラー化したというもの。パイロット版だけでTVアニメなどには至らなかった作品らしい。3分の映像をモノクロ、カラー、比較と流している。1964年に原作が月刊「少年」に連載。サイボーグ009と同時期ということらしい。寡聞にして作者を知らなかったが、SFマンガでサイボーグは当時の最先端だったのかも。
当時らしい感じのパタパタと動くアニメですがノスタルジックな映像が淡い色彩で着色されると、モノクロとは違って見やすくなっていい。特殊効果なんかの部分はあまりうまく着色されていない感じもありますが、自動カラー化も面白い。版権を持っているところがこういう映像をYouTubeに出してくれるのほんと素晴らしいね。
映画の冒頭といった感じで孤島にそびえ立つ塔に複葉水上機で近づく主人公。塔にいったい何が待ち受けているのかという冒険の高揚感があります。
映像はBLENDERで作っていて、セルルックになっている風景と紅の豚ライクな複葉機が美しく描かれていました。
主人公が島に降り立ったときの芝居がほぼ無いのは個人制作?だから仕方ないかなぁと思う部分ですが、もやい綱を縛ったりとか背嚢をおろしたりといった人物描写は見てみたいところ。
映像はちょっと安っぽいCG感があって動きもぎこちない。新人が実験で作ってみました…くらいの出来。ダンバインOP/EDのリメイクで途中に旧作の映像が流れる。実験映像って書いてあるくらいなのでまあそんなものか。
AURA BATTLER DUNBINE SIDE Lに続く実験映像。SIDE LはOPをCGでリメイクという形でしたがどう変わったか。神風動画、バンダイナムコフィルムワークスの制作。
4分19秒で、ビルバインが出てくるのがちょっとうれしいかな。キャラはほぼ出てなくて音声も無し、オーラバトラーがキャラみたいなものですか。テーマソングの流れる中、戦闘シーンが描かれます。音楽はポップすぎてダンバインにはちょっと合わないかなぁという印象。
サンライズロボット研究所のサイトには色々インタビューなどがあるので、気になる方はそちらもどうぞ。
朗読の部活モノ。こういう部活もあるのですね。新鮮な驚きがあります。
ストーリーは各人の抱える問題を色々と解決しながら進んでいきます。皆さんキャラは良いのですが、夏江杏(CV:和泉風花)が昨今あまり見ない噛みつきキャラで序盤ちょっときついかも…もちろん彼女にも理由があって回を重ねてどうなっていくか語られるわけですが。これを乗り切れれば後は見られるかな。
ラスト数話は色々あった部長の薄頼瑞希(CV:島袋美由利)を助けて(文字通り)これから大会に出るぞ!ってところで終わりなのでちょっと尻すぼみ感はあるが、12話では仕方ないか。ラスボス?も一応出ててきたし。
声優が朗読という個人技量を試される内容なので、そこはすごいところ。朗読もそれぞれ特徴があって楽しめます。