オタクの要素があるラブコメというか、世間が考えるきれいで理想的なオタクを見せられてる感じ。
普通にドラマでやればいいのにアニメでオタク向けにする意図があるのかな。
育ての母としての精一杯の親心と子としての感謝の思い。実の子を思うとぎこちなさはあっても本心で向き合えて、零にとっても幸田母にとってもかけがいのない相手なんだな。
ひなちゃん!こけしに似てようとドロップが似合おおうとひなちゃんはひなちゃんやって。
ひなちゃんの勇気に救われたのは零だけじゃない。モヤモヤを抱えて生きていた人間の頭を叩いてくれた、
零にとってひなちゃんは女の子である前に恩人だけど、相手を大切に思う心は言い換えれば恋だよね。
熱で寝込んでる時に往く人を想い悲しくなる気持ち懐かしいな。
そこで悲しみに暮れず、出会いを大切にして、今を大切にしようと思えるところがさすがひなちゃん。
爺さんの三姉妹に対する思いも改めて言葉にされると感動する。
ゼロツーも人間になれるよとたぶらかされて大人に利用されているだけなんだろうな。
ナナとハチはあそこまで子どもたちと一緒にいるのに冷酷で気味が悪い。
4人とも本当逞しくなった。
それもこれも報瀬が挨拶で言った通り、全てがむき出しの場所で泣きながらも一つ一つ向き合って、仲間と一緒に乗り越えるしかない南極だからこそだったんだ。
そう思うと常に全てをさらけ出して向き合ってる南極向きのキマリの存在は貴重だったんだな。
報瀬はいい笑顔するようになったね。
挨拶で心の中をさらけ出して、母のパソコンを隊長に託して、百万円置いてきて。どれも母の死と向き合えたからこそできることで、一番成長したよね。
この旅はここで終わりだけど、きっとまた旅に出る、そう言い合える友達ができて羨ましい。素敵な青春の旅を見せてくれてありがとう。
単なる感動ストーリーでも旅物語でもない、全話でここから、ここからと思える最高の青春グラフィティーだった。
こんな素敵な旅を見せられると、一歩踏み出して新しいことにチャレンジしたくなる。
零とひなちゃんいい仲だね。ひなちゃんは気を使えて優しい子。
それを見越してのじいさんのセリフはありふれた話かもしれないけど感動した。
零がここぞとばかりにひなちゃんの役に立とうと勉強教えてるけど、もはやいて当たり前の仲になってて離れられないでしょこんなの。
先生がフリーズするくらい色っぽいあかりさんも強烈だったけど、夜食持ってくるあかりさんから溢れ出す母性がすさまじかった。
気が弱そうで空気を読まないツッコミの結衣、息を吐くように嘘をつくけど気を遣える元気なさっちゃん、可愛げがなくて聡いけどツッコミに弱い琴葉のクソガキども、じゃなくてカラーズがいる限り上野は平和だな。元から平和だけど。
結衣が覚醒してから一段と面白くなった。
止め絵が多かったけど、時折来る爆発的なボケや、カラーズ3人のクソガキ感が抜群で今期一番楽しめた。
OPとED含めて音楽も良かった。
おつカラーズ。
アニメの内容も声優の使い方も可能性が広がったし、今後尖った内容のアニメが出てきてもポプテピぽいみたいって言われてしまいそうなくらい印象強いクソアニメだった。
元ネタ分かる人は楽しめただろうな。
子供熱とか注射とか不穏な単語が出てくる。
ヒロは注射を打って変ってしまったのか。
ミツルは裏切られるのを怖がる意外とピュアなやつだったが、まじでパートナー変わっちゃうんだ。
海人のせいで桜と秋穂の仲が裂かれたりしそうで嫌な感じがする。
ケロちゃんすっかり知世ちゃんとカメラマスター目指していらっしゃる。
最後まで素敵なゆるさだった。
皆でわいわいのよさもあるけど、なでしこしまりん2人の掛け合いのゆるさが好きだった。しまりんだんご1つ下さい。
本栖湖で締めるのもよかった。
ゆるいテンポと癒される音楽、少人数の時とか夜更けや夜明け時の静けさときれいな景色が魅力的ないい作品だった。
重く辛く悲しい話だけど、同情の余地もある。
チセは本当に強くなった。
母を許さずとも受け入れて、決別し、ヨセフの闇に向き合う強さ。
出会いが人を強くするか。