<視聴日>
視聴2024.6.19
<評価:A>
四畳半神話大系と同じ原作者とアニメスタッフが制作した映画ということで、独特な絵と雰囲気の中で描かれる喜劇、テンポが良くて言葉選びのセンスも抜群な面白い会話劇、そして怒涛の伏線回収と非常に見応えのある映画だった。基本的に作品全体を通じて面白くて笑える作品だけど、作品の中で沢山の伏線を巻き、すぐに回収するものもあれば序盤の伏線を終盤に回収する長期的なものもあって、完成度の高い見事なストーリー構成だと思ったし、伏線回収時の爽快感は忘れられない。四畳半神話大系と同じくクセの強い絵と演出、個性的なキャラクター達も面白かった。四畳半神話大系に登場したキャラクターや関連する要素も出てきて、同作品を見た人はより楽しめるようになってたのも良かった。初見の人でも勿論楽しめるし、笑いながら見れる上に見事な伏線回収が見れる、とても満足度の高い作品だった。
評価 SS 86点
京大生になりたくなる作品。大学生ってはたから見るとかなり贅沢な身分だなと見てて思った。面白いです。
面白かった。逆に昨日巡礼してきたけど、直近で見覚えがある場所が出てくるのは新鮮だった
原作そのままで面白かった。四畳半神話大系と同じ声優でやってほしかったけど、映像ストーリー音楽キャラクターどれも文句なしです!
・おもちゃ箱をひっくり返したような映像美が魅力な、大人のためのエンターテインメント!→見るとお酒が飲みたくなること間違いなし!
・さまざまな登場人物が繋がっていく、いい意味での『ご都合主義』!→このご都合主義にはちゃんとしてテーマがある!
・乙女のかわいさ、先輩の童貞くささなど、キャラクターが光りまくる!→原作ファンとしては、120点の映像化だった
黒髪の乙女が体験したおもちろい夜と先輩が体験した魑魅魍魎渦巻く夜がイメージ通り描かれてて面白かった!
四畳半ネタもちょいちょいあって笑ったww
乙女がノリノリ。京都の地下社会に巣食うダメな大人たちがええ感じですなあ・・。前に録画しておいたのを今更見たんだけど、こんなパンデミック映画だったとは・・。絵も世界観も完全に四畳半神話体系と共通なので一部共通キャラが出てくる。
四畳半で見かけたキャラがたくさんいたので、そちらを見てからの方がより楽しめる
いろいろあったけどなんだかんだ最後はいい感じに終わったのでいい気分
詭弁踊りの体幹がすごすぎる
中盤のミュージカルで笑っちゃった
原作の密度を映画向けにきれいに解釈したもので、幻想的で謎の極まる雰囲気そのままで満足です。
公開当時に観ているけど、2020/1/3にNHKで放送していたのを視聴。
酒豪なヒロインが、
花澤さんの声も相まって可愛くも面白い。
湯浅監督の作風は分かるものの、
劇場作なのだからもうちょっと絵のクオリティは上げて欲しかった。
中村さんの絵に寄せるか、
寄せなくてもいいから黒髪の乙女をもうちょっと可愛く描いて欲しかったかな…
踊るシーンとかちょっとギョッとしてしまう…可愛くなくて。
湯浅監督の作風は分かるけど、うん。
すべて夜の話 (一晩?) にした意図があまり分からない。
星野源は悪くはないけど声の演技で主役に据えるほど上手くはないかな…。
原作未読。四畳半神話大系も残念ながら知らない。
“パンツ総番長”の言葉の響きの強さに初っ端から打ちのめされた。
乙女の巻き起こす「ご縁」の嵐と、先輩が必死で手繰り寄せる「偶々」の努力、そしてアニメならではのめくるめく表現世界。面白かった。
空虚にも思える“外堀埋め”の楽しさについてふと触れられているのがなんだか共感できて楽しかったし、押し入れに仕舞い込んだ「才能」の正体はなんだか胸にツンと刺さった。
堂々巡りを突き破るのはヒャッホーの進む力で、恋をしたら孤独になるんだね。
四畳半神話大系も見る機会をいつかつくりたい。
そして花澤香菜さんの声と演技、とっても好きだなぁ…と改めて思った。
可愛い。原作も好きだがこれはこれで好き。軽く空を飛ぶようにふわふわと流れていく感じ。四畳半ファンにはたまらない。
シュール!だがそういう雰囲気こそ一生懸命の恋愛の姿かもしれないんだなあ。何はともあれ京都に行かねばを感じるのだ。
アーティスティック。花澤さんハマり役だと思った。新妻聖子。(2017.5.18.)
リアタイぶりに四畳半を全話見返して再鑑賞。
初見時は恥ずかしながらすっかり忘れていた同一人物や、見逃していた小ネタの数々を再発見。
四畳半ファンなら見返す度に楽しくなる粋な詰め方に一喜していく一方、作品全体の構成としても、割と近いと感じるところがあり、表面同様内面まで四畳半制作陣“らしさ”の素晴らしい出来になっていたことを再確認。
しかし逆に、四畳半との違う部分こそが、個人的には今作をより楽しんだところでもあり、
またその新しい面が、劇場用長編アニメの物語として実にうまいこと再構成され、仕上がっていたんだなぁと再感動。
バカバカしく夢のような多幸感あふれる世界にして、現実の我々に多々響いてくる日常の感情や思考が愛しく描かれたこの映画が、
めぐりめぐって何かのご縁にならんことを、私は再希望するのでした。
先月14日のフィルマークスレビューより引用。
アニメ四畳半がより娯楽的に、まさに劇場型に構成された、夢心地…というより夢を見ているような世界。
星野源の声優も予想以上に面白い…だけでなく、他の声優陣も素晴らしく楽しい。
リアタイで四畳半を楽しんでいた人には、懐かしさと同時に改めて、四畳半制作陣ならではのアニメが独特の多幸感を見せてくれていたことに、しみじみじわじわと有り難さを感じることでしょう…。
日本が誇る、唯一無二のアニメとはまさにこの事!
できればまたいつか、この世界の新しいアニメが見たい!!
そして案の定、今作を見た後は以前にも増して、京都に住みたくなりました(笑)
あと酒も飲みたくなるので、楽しい飲み会前に観るのもおすすめです!
作品全体の雰囲気はとても良く楽しめた。
森見作品で見たことあるキャラクターたちが織りなす物語はくすっとくることが多かった。
ただ、最後の方の妄想会議だけはあまり個人的には受けなかった。
しかし、ラストは良い終わり方だったので満足度が高かった。
とてもおもちろかった。
・才能を隠しておいた貯金箱の中身
・偽電気ブラン飲み対決
・乙女の「私も風邪をひいてしまったのかも」
・ラストの安心感
原作の良いところをしっかりと表現しつつ、神谷浩史を織り交ぜるあたり、終始口角が上がりっぱなしだった。
ラストの頭の中の妄想会議はちょっとダレたけど、それ以外は素晴らしかった。
ゲリラ演劇のミュージカルが思いの外良くて楽しめた。とはいえ結婚式から飲み比べから学園祭から古書祭りまで一夜にするのは、一夜の夢感がでて善し悪しがあるような気がした。
最初から最後まで楽しい映画だった。どろどろとしたものを軽々と描いている感じが気分爽快。
女装した学園祭委員長(神谷浩史)の歌めちゃくちゃワクワクした。
エンディングがアジカンなのもさすがの安心感。
定期的に見返したい。
四畳半をよりミュージカル調にした感じでした。
お酒が飲みたくなりました。
怒涛の展開が過ぎ最後まで見終わったあとのさっぱり感がとても良かった。学園祭のミュージカルが特に面白かった。酔っ払って良い気分になったときみたいなノリと勢いと楽しさがあった。この話で結ばれたカップルには末永く爆発して欲しい。
四畳半神話大系にも出て来たキャラが何人か出て来て懐かしい。スペシャルサンクスに浅沼さん坂本さんの名があったけど、どの辺りで絡んだんだろう。
森見登美彦原作も湯浅政明監督もやりたい放題やったなという印象
原作未読。四畳半神話体系は見ました。んー、まぁ。はい。
シュールレアリスムを扱うなら
それに徹するべきだと思う。
幼児がいたずらして暴れる場面は
悪い意味で生活臭が漂い、不快だった。
古本の多くは絶版となっており
産業界では「商品価値を失っているもの」として
廃棄物同然に扱われる。
消費者には少量ながら需要があるので
古本市が成り立つのだろう。
本作は、古書の取り扱いについて
ありかたを考える機会になったと思う。
いやーーーーー、濃かった!
神谷さんが風邪にかまけて、男に目覚めるの含めて素晴らしい!
花澤香菜ちゃんは、なんでもできるのね!
星野源は、クズセリフがすごい合うw
四畳半神話体系のオペラ版、もしくはエンタテインメント色を強くしたもの、といった印象だった。四畳半の世界観をそのままによりダイナミックな動き、カメラワークでスケールアップした映像に浸ることができて満足。また、四畳半同様、ラストは青春劇らしい清々しい感動で終わったのも気持ち良かった。一方で、劇場版という制約上仕方ないのかもしれないが、人物の心の変化がやや唐突に感じられて、人物への感情移入や物語への没入度は、四畳半に比べるとやや淡白に終わってしまった感じはあったかな。そして最後に「ご縁」って言葉は素敵だなと。絆よりか好きだ。
いや、本当に申し訳ないんだけど原作好きーからするとこれ微妙じゃねとしか
湯浅監督作品であって森見作品ではないって感じ
とても面白かったです。勢いがスゴイので、圧倒されました。話の展開も表現もスゴイです。京都にまた行きたくなりますね。学園祭のところがちょっと好きでした。
四畳半神話大系から続けて視聴、こちらもよい作品!
京都の街で一夜にして繰り広げられる奇想天外な出来事の数々。
後輩である黒髪の乙女に想いを馳せる主人公の青年・先輩。なるべく彼女の目にとまる/通称ナカメ作戦を決行している中で出会う様々な人々を介して紡がれる"ご縁"、彼ら・彼女らの夜はこうして更けてゆく——
原作読んでないけど、湯浅監督の味と四畳半の続編感があってよかった。
運命を追い求め、運命に溺れる、縁をめぐり縁を結ぶ、騒がしくて特別な一夜の物語だった。
たった一夜なのに!「恋物語」と一言で言ってはしまえないような、たくさんの縁を巻き込んだお話、とっても面白かった!
原作を読んでとても好きだったから、違うところが結構あって残念に感じた。原作の読後の満足感みたいなものはなかった。映画の尺に収めないといけないから省かれることは仕方がないのだけれど、それでもカットが多かった。改変もされていて、見ている最中あれっこんな感じだったっけって思うことがあった。黒髪の乙女の性格が少し変わっていて、原作の方がおしとやかな感じがした。原作では一年の出来事を一夜でまとめていたため、違和感はあった。まあでも、それはご都合主義だけど仕方ないかと思えてしまうのがこの作品のパワー。
批判ばかりしてしまったけれど、原作と映画は別物と考えるとあの独特な表現方法や世界観は素晴らしかったし、唯一無二だと思う。原作では事務局長の印象はあまりなかったけど映画では神谷さんの声がぴったりでより魅力的に感じた。黒髪の乙女の他人の価値観ではなく自分の価値観で生きているところが好き。それにやっぱり「ここで出会ったのも何かのご縁」という言葉がだいすき。人との縁を大切にする黒髪の乙女が素敵だし、わたしもそんな風に生きたいと思わせられる。人とのご縁を大切にして生きようって思える作品。
四畳半のノリとは結構違うけど、これはこれで面白かった。
春夏秋冬を一夜で歩き渡るという設定。学園祭が特に面白かった。
出会う人出会う人が個性的な人たちばかりで、また繋がりがあって縁というのは不思議なものだなと感慨に浸ってしまいました。
ミュージカルの各演者さんの熱演には見入ってしまいます。特にロバート秋山w
すごく面白かった
四畳半と比較すると数センチ届いてない感は拒めないと水を差すのは野暮かな
テンポが良かった
様々な出来事を一夜にまとめていたけど掴むべき内容は抑えていたし原作未読の自分も十分すぎるほど理解できた
話とまとめ方というか包み方は流石。うまい
ただ一つ言うとすれば後半の 妄想会議あたりのシーンがちょっとダレてたかなーって感じかな
今年に入ってアニメ映画は数本見たけど今のところ一番面白いね
とてもテンポが良く最後も綺麗に終わるのでずっと楽しく見れる。
そして、人との縁を大切にしようと思える作品で
これから色々と出会うことを楽しみに大切にしようと思った。