閉店間際の水族館と新装開店の水族館、両方を通したくくる達の人模様を成長を眺めるのが面白かった。
お話がハード目というか、アニメ的じゃなかったし一部どうなの?って思う展開もあったけど、お仕事アニメとしては結構ガチ目なのではと思う。
とりあえず水族館行きたくなりました、今度行きます
P.A.WORKSの働く少女シリーズはもっとやれるはずだとぼろくそ言ってやろうと思いましたが終わり方が個人的にポイント高かったのでやめときます。
全体的に良い作品でした。
友情、環境、ファンタジーなどなど。
様々な要素があったけど、その中心にあったのは夢。仕事論という身近なテーマゆえに共感できるところが多かった。
仕事論という意味では、2クール目から本編に入った印象もある。
櫂にも、もうすこしいい目に遭わせてあげたかったw
恋愛要素が入り込む余地はなさそうだったけど。
魚の3Dが良くできていた。キャラも魅力的。2期分と長めだったので大満足。ペンギン可愛い。
作画と美術が本当にすごかった。どのカットもキャラの絵がきれいだから、惚れる。
音楽も三線を使いまくること無く、あくまでもシーンに適した音楽で、アニメを支えていた。(三線の楽曲もある)
ペンギンのシーンに流れる音楽がめっちゃペンギンっぽくてすごく好き。
キャラも他のメンバー(真栄田など)主観の回もあったのは良かった。
櫂の恋模様は描かれるものの、結実するシーンはなかった模様。他のキャラも恋愛色はなく、真面目な作品だった。
諏訪副館長だけは最後まで許せなかった。パワハラが嫌過ぎる。
シロイルカの題材は、なにかの伏線だと思っていたので(解決されるものだと思っていた)、回収しきれていない感じもした。
キジムナーは、あくまでも喋らず、頑張っているものに夢を与える存在ってことか。
キジムナー自体に意思(頑張っているから祝福を与えよう)がないから、ふわっとしちゃうのは別の方法がある…?ただのマスコットなのがちょっと心残り。
新館長の館長ぶりを見たかったなぁ。
かなり満足です!
キジムナー空間は正直微妙でしたが、百合好きな私としては終始楽しめた
"くくる"が沖縄弁で"こころ"と知り大興奮した
前半はがまがま水族館にまつわるストーリー
後半はアクアリウム・ティンガーラでのお仕事ストーリー
前半が半分ファンタジーや青春ものを感じ、お仕事アニメという代名詞には?を感じていた。
ただ、がまがま水族館が時折見せる幻など、切なくも優しいストーリーがとても美しい。
はじめはくくるが若手館長の天才飼育員かと思いきや、
その実ただのいきもの好きの高校生。
気に入らないことは態度に出すし、
思い通りにならないと不貞腐れる。
だからこそ、がまがま水族館の窮地を泥臭く救っていこうとするくくるの気持ちが
周りの大人たちを少しだけ動かしていくのだろう。
一方後半はまさにお仕事アニメという感じ。
がまがま水族館の夏休み館長だったくくるが打って変わって新人営業部になってしまった。
これまでは責任者(形だけに近いが)だった立場が、ニューオープンの大水族館の末端になってしまったのだから
上手くいかないことや挫折は当然出てくるだろう。
さらになんだかギスギスした人間関係が余計に空気を悪くする。
短いパートながらもここの表現は社会の薄汚さが表現されていて、とても気分が悪くてよかった(誉め言葉)
ラストはお仕事アニメあるあるの、ハッピーエンドでもバッドエンドでもなく、いつもの日常の繰り返し。
きっとくくるは今日もティンガーラで新しい企画展示を残業しながら仕上げているんだろうと想像できる。
綺麗だった。主人公たちの成長が良かった。
魚やペンギンの作画にチカラ入ってましたね。
しっかりとした作画とストリーリーで安定の良さだった。
仕事アニメとしてはガチめで結構ぐさぐさくる部分が多かったので、学生時代に視聴しておきたかった。
まぁ基本的にはおもろいんですけど、
中途半端感が、残ったかなって。
あとくくるに対して仕事厳しすぎひん?
2クール微妙やなって
作画はとても良い。
1クール目はのんびり観れたけど、2クール目は観ているこちらも鬱々としてくる。
くくるの性格があまり好きになれなかった。
お仕事モノとしてはゆるふわだったかな。
面白かったけど、もう一歩話に深みが欲しかった!
でも次に水族館に行った時、見方が変わる気がする!
12話が良い最終回でした。・・のでまさか続くとは思ってなかった。13話以降現実に引き戻されたような厳しさがあったがなんかみんな成長してたし前向きなエンドでよかった。水族館の仕事も紹介されててためになる。結局あの座敷童みたいなのは何かの役に立っていたのか・・・? 絵がきれい。
すごい華があるわけではなかったけど、着実に「挫折から立ち直る」までのストーリーを描いていたように思う。
最終回の「選んだ道を自分の力で正解にしなさい」、とっても響いた。
もともと水族館が好きだったからそういうとこでも楽しく見れた。
特に好きなのが16話で、それまでチクチクしてた知夢さんの裏にある挫折や思いと、それを知って優しくなりたいですってくくるが本当に本当に胸のうちから込み上げるものがあった。
メモ
Date:2021/7/13-2021/12/18
Score:85
Ranking:
2クール通して風花やくくる達の成長を描きつつ、後半から水族館の意義的な環境問題を深く考えさせられる良作。ただし、僕はキジムナー必要か?って思ってしまったので、そこだけマイナスだった。(前クールの過去の思い出想起話で感動させる以外の役割なかった感...)
良作だった!
この作品の好きなところは二つあって、一つ目はキャラクター。2クールを通じて成長していくくくると風花、彼女たちに関わる周辺の人物がみんな人間味溢れており良かった。たまに感情描写雑な部分もあったけど、分かりやすかったしキャラデザも可愛かったのでよかった。
二つ目はテーマの一貫性。水族館をテーマにした作品だったのでPA制作ということもあり広義で言えば”お仕事シリーズ”に括られるかもしれないけど、本作はその先にある「海の生き物たちとどう人間が向き合うか」「海棲生物のことをずっと考え続けられるか」というテーマをずっと一貫して些細な部分で描写し続けていたのが素晴らしい。
正直アニメとしての派手さや盛り上がりには欠けたかもしれないけど、個人的には最終回でめちゃくちゃロスになるくらいには好きな作品の一つになったよ。
1クール目はこのエピソードいる?と感じてしまうエピソードもちょくちょくあったけど、2クール目からは一気に面白くなった。キジムナーや櫂の気持ちなどそのままになってる要素もあるが、くくると風花の物語としては物凄く綺麗に纏まっていて良かったと思う。ターニングポイントで発せられるおじいの言葉も就活生の自分にとってはすごく響いた。
個人的には空也さんがお気に入り。暗い過去を引きずりながらも社会人として何だかんだ頑張る感じが良いと思った。
最終回Bパートで登場した2年後の姿を見てると続きが欲しくなってしまう。2期に期待です。
ハイクオリティな映像を分割ナシ・総集編ナシで2クール駆け抜けた制作陣にもアッパレ。
生き物についての価値観が変わるような作品になったから見れてよかったと思う。
水とか魚の映像も綺麗だし水族館に行きたくなるような内容だった。
途中で中だるみを感じるような時もあったけどトータルで見れば満足。
★★★★★★★☆☆☆
rated on myani.li
最後まで見たうえで面白かったかつまらなかったかで言えば面白かったになる作品。
正直、主人公のくくるの行動に中盤まぁまぁ嫌気がさしていたので視聴をやめようかとも思ったが、最後まで見たら面白かったとは思えるレベルだった。
そういう意味では、一気見したほうがストレスからの開放までが短くていいかもしれない。
OPの明るい感じも好きだったので、最後まで見られたのはもう1人の主人公である風花とOPの影響が大きい。
海の生き物にフィーチャーしている部分はかなりしっかり描かれていて好印象。
キャラに関しても、2クール目から出てきたティンガーラ組もしっかり掘り下げられていてその点に不満はない。
まぁけど最終回って1クール目のOP流してエモくしとけば見栄えは何とかなるみたいな節あるから、最終回直後に書いてるこの感想が作品をちゃんと評価できているかは怪しいかもしれない(保険)。
沖縄、水族館、夢をあきらめたアイドル、お仕事アニメ、SFっぽいなど、面白くなりそうな要素はたくさんあるのに、散らかりすぎて全体的にやや凡庸なストーリーになっている。
キャラクターに感情移入しにくかったり、後半にかけてのくくるへの枷に対するカタルシスがなんだかなあと感じてしまう。
しかし、海や魚たちの美術描写は非常に丁寧で綺麗だったし、ARCANA PROJECTのオープニングテーマ曲はアニメが終了してからも何度も聴くほどには気に入っている。
決して全くの駄作ではないと感じるので、2クールものだが最後まで見切っていただきたい。
作画と1クール目は良い。2クール目はしんどくて見れなかった。社会人になる前だったら見れたのかもしれん。
まず、このアニメをどんなアニメか知らない人に一言で説明しろ。と言われると難しい。2クール作品で時間はまったりあったはず…なのだが要素が多すぎる。ネットを見ると1クール目の話を早くまとめるべきだった。との声が多く見れる。「ここを削るべき」と言われるほどに要素が多いのだ。ただ、そのおかげで毎話なにかしらの困難が出てくる展開に毎週楽しみに見ていた。待ちきれなくて放送で見て、サブスクで2周目を済ませ、更にニコニコのコメ付きで3周した回もあった。PVで「夢を諦めた少女と夢を失いかけた少女」と題されていたほどのものはあったと思うので個人的には満足です。音楽はメインテーマが印象的だった。
『白い砂のアクアトープ』 55点
■テーマが乱雑
不必要な話が多く「何を伝えたい作品だったのか」となってしまう。
《水族館という特殊な職場》と《海洋生物との向き合い方》、
ここに腰を据えて掘り下げていれば名作に成れたかもしれない。
■キャラの成長
風花はなぜ急激に強キャラ化したのか。これがわからない。
[アイドル→飼育員→海外研修]この動機部分に納得感が無い。
くくるは[悪戦苦闘しながら諦めずに仕事と向き合う話]が
最終話手前でもう1話あれば作品の印象も良くなった気がする。
■感想まとめ
[作画/雰囲気/仕事描写/キャラデザ]などは評価できるが、
やはり脚本の力が大きく足りなかったように思う。
キジムナーは、幻覚で良い方向に導いてくれていたようだが、
単純に《物語のノイズ》に感じた。
イルカは水中で風花と絡んだ後、勇気をだして旅立ったのかな。
終わり良ければ総て良しって感じ、序盤中盤は良くなかったけど、終盤は良い感じやと思った。主人公はうざいな。
曲と映像の綺麗さはさすがという感じです。描写される沖縄の綺麗な夜空と海の生き物たちを見て毎週沖縄に行きたくなっていました。
もっと全体としてやりたいお話が分かりやすかったら嬉しかったです。
とにかく映像は綺麗でした。水族館に行きたくなる。
ただ、肝心のキャラとストーリーが自分には合わなかった。最後までくくるに好感を持てないし、先に感情移入してたはずの風花まで、くくるに依存しすぎな気がしてなんとも言えない感じに。
最初にかなりファンタジー要素(神様みたいなやつ)を出したのに、がまがまの閉館だとか、シングルマザーだとか、現実を突きつけてきて、ビジュアルと内容が合ってない気がする。
先に期待をし過ぎたなー。反省(´๑•_•๑)
1クールだけでよかったような
1クール目は良いところが作画の綺麗さだけで、主人公の我儘な言動が不愉快で見てて微妙だったが
2クール目に入ってから主人公の成長と共に、それなりに見られるようにはなってきた
ただ幾つか有った伏線ぽいものが全く話に絡まず投げっぱなしで終わったのは消化不良だった
副館長が無理すぎて最後までの視聴を断念。
キャラの可愛さ、美術の綺麗さ、音楽の良さ、これらで持っているアニメ。
2クール目で突然不愉快なことしかなくなり見る気が失せたので中止。
ジムシーか、懐かしい。
ゆるふわ百合かと思いきやシビアだったり、主要キャラの性格が面倒臭そうだったり…
絵は綺麗だけど、見ていて楽しさよりダルさが勝った。
きれいだった。
くくると風花の成長物語をベースとして、海と水棲生物を通して多様性と人としての寛容や優しさを描くテーマは”心の海”という言葉と共に強く印象に残り、またおじいの振る舞いに象徴されるように正しさを強調するような価値観の押し付けがましさがないのも好感が持てました。
一方で脚本の弱さは作品を通して気になったところ。良くも悪くも生真面目で行儀が良過ぎるというのでしょうか、登場人物も物語も深掘りしたり作り手としての個性を出すことなく淡白に終わってしまった感じが否めず、視聴者を作品に引き込む訴求力にやや欠けるかなとの印象も。
そういう意味で、テーマはすごく好きな一方で歯痒さも残り、なんとも惜しい作品という印象です。個人的なハイライトは12話、23話になるでしょうか。