サービス開始日: 2025-03-07 (527日目)
「リボンの騎士」は見たことがないけど、いろいろと話題になってるから観た。
最初から最後まで、よくわからないまま終わってしまった。
主人公は何のために戦うのか、なぜ変身できるのか、何に葛藤していたのか、など中核となることすらわからなかった。
登場人物の行動原理もわからないことが多くてずっと置いてかれてた。
とくにチョロギは突然改心したと思ったら殺され、最後に敵として出てくる意味不明なキャラだった。
主人公の声は本業の声優さんじゃないなと思ったが、ストーリーを追う方に必死であまり気に留まらなかった。
演技よりも声に年齢を感じたのが残念だった。ジルコ役の方が良かったのではとは思った。
映像はすごく良かった。キャラデザがどストライク。
とくに変身シーンと戦闘シーンが素晴らしかった。
ファンタジーな見た目の生き物がいるのに、馬やカモメみたいなリアルな動物もいることに違和感を覚えた。
時々映ったおそらく笛のモチーフだろう生物も謎のまま。
ネルガルという脅威に立ち向かう主人公という単純な構図なのに、ここまで後味悪くできるのは逆にすごい脚本。
原案のリボンの騎士を知っていたら楽しめたのかはわからないが、視聴者に事前知識を求めている時点で一つの作品として成立していないと思う。
映像や音楽が良かっただけに勿体無い。
小説原作らしいが、一本の映画にまとめきれていなかったと感じた。
必要最低限の場面を抜き出してる感じで、話が途切れ途切れになってて総集編を観ている気分だった。
尺がなくていろいろ端折ってる割には変に長い間が多いのも気になった。
終盤はそれなりに良かったけどやはりツッコミどころがあって話に集中できなかった。
作画がめっちゃ言い訳でもないし(なんなら映画として最低限)、主人公の声優の演技も微妙だった。
高橋李依さんの演技は素晴らしかった。長岡弁なのもすごい。
題材やストーリー自体は良いから、小説は面白いんだろうと思う。
おそらく長岡の景色だろうところも多く出てきて長岡愛を感じた。
脚本さえ良くなれば全然いい映画になりそうだから非常にもったいないと思った。