由貴恵との確執があっさり解決されてしまいちょっと拍子抜け。それとも耀が由貴恵の嘘や裏切りを許したのは既に彼女が大人に成りつつ有ったということだろうか?由貴恵が荒木先輩の性癖を受け入れられなかったり赤ちゃん役を割り当てられたのは由貴恵の方はまだまだ大人になっていないという対比?
合宿中に水着を披露した時はプールが使えず温泉に入るというチグハグなことになったけど、今回は夏の海に来たのに結局は制服のまま。二人のピタリと嵌まらない曖昧な関係性を表しているのだろうか?だから5年を経過させて二人の関係性を料理人と管理栄養士に変化させることで改めての始まりということかな
フェチズムを感じられる描写は多かったけど、恋愛モノとして見たらちょっと物足りない終わり方かなぁ……
まさかの引っ越し回。小林の引っ越し基準が自分の静かな休日を護りたいではなくドラゴンが伸び伸びと出来る屋上が有る場所だったのは大きなポイント。トールとカンナの部屋も用意してあるけど、それは人の姿の為のものだからね
デスマを繰り返す小林にとっては家とは最大限くつろぐための場所であり、二人を受け入れたことで手狭になった部屋より大きなものを探したはずで。でも結局は風呂に全員集まってしまって「狭い狭い」と言う小林は何処か嬉しそうで見ていてほっこりしてしまう。「静か過ぎても嫌→迷惑ですか→それを性格に答えるのは難しい」との会話の流れがトールが来る前と変わった価値観を端的に表しているようで面白い
相変わらず作りが上手い。喫茶店での会話時は背景のモブ達をに強調することで加藤の発言が印象に残りにくくなっているし、英梨々達が参戦すればもはや会話の中心のはずなのに会話に参加することも無くなる
倫也の家に行けば一対一なのだから目立つかと思えばそんなことはなく、そこには強烈なキャラ性を持った安芸倫也(平然とヲタ部屋に女子を連れ込む、リアクションや服装に無理難題を要求などなど)が居るわけで。どこまでも加藤恵が目立つことはない。それどころか倫也の部屋に何の抵抗もなく踏み込んだり泊まりも容認するなどともすれば尻軽と見られかねないほどに意思が見えない
そんな彼女が明確に個性を発揮した点と言えば、倫也にキャラが死んでいると言われて目が死んだ時とギャルゲーをプレイして「馬鹿にしたものじゃない」と評した時でしょうか。倫也は後で怒るけれど、あの倫也の趣味に少しでも理解を示したのは彼女がかなりの寛容さを持っていることの証拠ではないかなと思えてしまう
メーヴィンが語ったように哲学などより自分に正直に生きること、自分がやりたいと思うことを信念を持って続けることが最も大事なんだろうね。スレイはこれまでずっと理想の導師の姿を目指して活動を続けていて、憑魔や穢れへ対処することを目的としていたけれどここに来て人と天族が共に暮らせる世界を作るという当初の目的に立ち返る。
アリーシャも相変わらず身内から狙われる身では有るけれど自分の信じた理想のために立ち上がり続ける。待ち伏せ中に背後から強襲されて多くの部下を失っても再び立ち上がるアリーシャは実際は強くないのは序盤の姿を見れば明らかだけど、スレイとの絆があるから諦めることなんて無いんだろうな
対してロゼとデゼルは俺のやりたいようにやるとか、自分の遣り方でやるしか無いと言うけれど、これは自分がやりたいことというよりも、これしか無いと無理に信じることでむしろ矛盾だらけの哲学に成り果てているような気がする。
自分にまともな恋愛は望めないと悲観していたり、生活行動に制限があったりと早紀絵は自身がサキュバスで有ることでかなり卑下しているみたい。だからって鉄男にあっさり惚れ過ぎじゃありませんか(笑)
鉄男は天然たらしとモノローグされたことに納得すると共にちょっと違和感。確かに京子も早紀絵も鉄男に割とあっさり惚れてしまったし、次回で雪ともフラグ成立しそうだけど、それならひかりはどうなんだろう?今回は質問にかこつけてさらっと無自覚セクハラされてたけど、関係が進展することも有るのかな?それとも前回の京子のように他の娘との間を取り持つ役割になるんだろうか?
ただ、今回の話で一番印象的だったのは諏訪部さんのセルフエコーなんだが。あれは卑怯だよ(笑)
うわ~。ここまで凹んでいる零って初めてじゃないか?感想戦で修正すべきだった手が序盤の頃に有った事、提示した改善策もあっさり返してくる棋力。どう考えても舐めて掛かれる相手ではなかったことをようやく認識。安井の時は「俺が悪いのかよ!」と公園で叫んでいたけど今回は純粋に零の落ち度だから部屋に、布団にこもるしか無い。その果てが脱水症状なんだもんなぁ。飲んだ傍から吐き出してしまうってのは、今回の敗戦を零が受け止めきれないことの比喩かね
島田などの反応は若い時に皆通る道と寛容的では有るけれど
後半では「思っていたものと違う」点が強調。島田に敗北、最年少棋士の姿、ちゃんとした高校生、理想の大人。求人誌まで手に取ってしまったのは「思っていたものと違う」ことと向き合えていないからかな?全く別の道を進みながら島田を賞賛する林田先生の姿勢にヒントが有るような気もするけれど、「でも…」を繰り返す零はどうやって復活するのかな?
麦に対して独占欲を発揮した花火は好意から来るものと解釈するより、鳴海を略奪された状態から来る反動と見るべきなのかな?恋愛相談時のどちらの男とも繋がりを維持していたいという考えに全く共感できなかったのもその関係かな?
またモカによる麦への好意はとてもはっきりしたものだと思うんだけど、それを邪険にするのは自分を王子様役を押し付けているから?麦と花火は互いの想い人を略奪されあった間柄だから偽の恋人になったわけだけど、麦はやろうと思えばモカを都合のいい代替物とすることも出来たんじゃないかと思ってしまう。モカではなく花火を選んだ理由が何か有ったりするのかな?
早苗はこのまま友達ポジションを維持していくのかなと思いきや急展開過ぎるよ!次回もとんでもなくドロドロしそうだしこの作品を穏やかに視聴することは無理そうだ……
喫茶店で勉強する政宗と小十郎を愛姫が雨の中で見つめていたのはどうしてだろう?ちょっと不思議な描写
裸の王様ならぬコスプレの残虐姫はトンデモナイ世間知らずだったようで。吉乃が普段従順だからこそアドバイスを信じてしまうらしいけど、流石に限度があるのでは……。吉乃としては愛姫に痛い目にあってほしいと考えているのでなくて政宗にフラれて自信を無くし少しは謙虚になってほしいという思いがあったのね。それが目的なら政宗を使うんじゃなくてもっと他の手早い方法に変えたほうが良いじゃないかな~。また第一話のように吉乃が居ない時に襲われるとも限らないし
昔の愛姫に優しい部分があったことを思い出した政宗。どうやら過食にはそれなりの理由があるらしい愛姫。フラグは有りそうだけど単純にラブコメ展開になるってのは無さそうだ…
正一と耀は夏期講習を通じてグンと距離が縮まったけど、それは日常と異なる場所だから起こり得ることで、正一が懸念していた合コンツアーやバイトの件を持ち出せばそりゃギクシャクしてしまうか
耀は自分の考えを積極的に話したり水着姿を見せる、自室にも入れようとするなど正一に対して心を開いている描写が散見されるけど、正一はへそを褒めるなんてトンデモナイことを言っていたりするけど肝心の耀に刺激されて夏期講習を受けることになった部分については話していないまま。次回はそこがキーポイントになるのかな?
意外だったのは耀が由貴恵が言った「特に何もなかった」をあっさり受け入れたことか。もはや第一話で感じたいじり姫のイメージは皆無。いじり姫というより無邪気な人なんだろうなと思う
トールは愛想よくしてたら相手も良くしてくれたとまるで対人関係を理解してないかのような口ぶりだけど、泥棒退治した後などははっきりと怯えているからね。理解はしていないんだろうけど本能的には商店街の人々を気に入ってるんだろうなぁ。そうでなきゃ愛想よくするなんてことも出来ないはずだし
カンナ登場によってより小林とドラゴンの距離がはっきりされたように感じる。草原で披露されたドラゴンの圧倒的な力と小林のデスマによる披露の対比。またカンナの「人間なんか信じない」や小林の「友達になろうなんて言わない」というのは人間とドラゴンの距離感を表したセリフであるけれど、それに続く「一緒にいよう」は種族など関係ないセリフだからこそカンナは人間世界に留まることにしたのだろうね。考えてみればトールへの「ウチ来る?」もそれの類義語になるのか
カンナに先輩ぶって人間社会のあれこれを教えるトールに微笑ましい平和さを感じた
今回はアムロのセリフに代表されるように皆「本当の敵」を間違えている。ギレンは連邦を相手にしなければならない局面で平和交渉を狙うデギンを謀殺するし、キシリアも戦時下で総帥のギレンを射殺してしまう。シャアも自身の望みを忘れてアムロを倒すことばかり考える。
実はこれはアムロ自身にも言えることでジオンは敵かもしれないが、ニュータイプであるアムロが戦うことが本当に正しいのかと疑問も湧く。もしかしたらホワイトベースの皆を勇気付けたように先導者に鳴るべきなのかもしれない。アムロの言葉でホワイトベース乗組員は戦う勇気を取り戻したけど、同じような言葉を整備兵から受けたシャアは結局迷いを振り切れては居ないからね
遂に学徒動員すらやってしまったジオンが益々敗戦直前の日本軍のように思えてくる。富野由悠季監督は何を考えながらこの描写を制作したんだろう……
導師の伝承に詳しいと噂のグレンは既に故人でしたか。諸悪の根源と思われた司教を殺せば全てが解決するはずもなく、歪みはどうしたって残ってしまうよね。更には騎士団同士でも諍いが起こっているようで、その権力争いの中で虐げられる人はまだまだ出てくるだろうし。なら教会直属の騎士団を暗殺してしまえばいいかと言えばそんなことはなく。そもそも殺しに頼っている時点で歪みは地下の穢れのように決して消えることは無い。そんなロゼの葛藤を吹き飛ばすかのようなデゼルの起こした竜巻はまた別の問題を引き起こしそうですな
前回あれだけ威圧的だったセルゲイがあっという間にツンデレタイプになっていたのは驚き。ロゼに対してきちんと謝罪しただけでなくスレイや天族を認めるほどとは思わなかったな。OPにも登場してるし意外と重要人物?
この作品は亜人というある種異物を描いているけど、それにより排除されるようなノリではなく特別な体質であるからこそ起こり得るトラブルをあるあるネタの勢いで描いているね。新幹線に身体だけ乗り込んでしまうなんてホラーとかしか思えないのにその後の家族と試行錯誤しながらというセリフにより微笑ましさを感じることが出来る
鉄男も友人関係に悩んでいる京子にかなり的確なアドバイスをしてるなぁ。ひかりの提案を角が立たない形で校長に伝えている姿からも頼りになる先生という印象を受ける。また、学生時代の研究を活かして本人も気付かない視点調整を説明したのは流石
京子はこんなに早く鉄男を好きになるのは意外だったかな。ひかりの仲介によりあっという間にデートしたけど、今後もひかりは二人の恋のキューピッドになるんだろうか?待っている間暇だからと京子の身体に悪戯するのは、応援したい気持ちより楽しいことがしたい!って気持ちが強いからなんだろうけど
冒頭で前回ラストがほぼ流れたことに違和感があったけど、前回のおさらいをする意味以上に零がどんな思いを抱えて島田との対局(もしくはその先の後藤との戦い)に望んでいるかを強調するためだったのかな?単純に川本姉妹の出番がなかった為かもしれんが
スミスは負けた後2つの選択肢を示したけど、どちらもストレス解消の方法なんだよね。それに対して子猫を拾うってのはストレス解消にはならないどころか苦労が増えてしまう選択肢になる。この行動は生き汚く勝ちににじり寄ろうとするのがプロという彼の信条を補強しているような気がすうる。負けてしまったから逃げるような棋士を続けていたりなんかしないよな
後藤は零との会話から勘違いしてしまったけど、誰に対しても嫌なやつってわけじゃないのか。スミスへのアドバイスが対局したからこそ響く言葉になっていることがよく判る
後藤のことを考えるあまり島田に目を向けなかったためピンチに陥ってしまった零。島田に零のことを頼んだ晴信はどれだけ良い奴なんだろう
夜中に自分の部屋に侵入したクラスメイトにジャージを貸し出すとかどんなフェチズムですか?しかもその一夜だけに飽き足らずエプロン代わりに再び使用するとか…
ただ、そんな姿を目撃されて他の学生から反感買ってしまうのは、そこは真剣に勉強に打ち込む者たちが集まった夏期講習だからか。確かに嫌になるほど難しい勉強している傍で平然と男子部屋に入り込んでいる女子がいたら疎まれるよなぁ。
第一話と比べて耀の意外な面が目立った回。いじり姫とか言うし正一への絡み方もあざとかったからもっと小悪魔的な人物かと思いきや、正一の視線に鈍感だったり噂を気にして誤解されるなんて嫌でしょうと気を遣ったり。またスペイン風オムレツなんておしゃれなものを勝手の知らぬ場所で作れるとは凄いとしか言えない
それでも一番のインパクトは耀のおへそを褒めちゃう正一のセンスか
改めて本当の第一話。0話で垣間見えていた倫也、英梨々、詩羽の関係のややこしさが更に強調されていたのが印象的。
英梨々は視線で倫也のクラスを確認したり頼むよと言われれば嬉しそうな顔を隠せなかったりと。詩羽も詩羽で倫也にセクハラ紛いの絡み方をしている。これだけの状況なら両者からの好感度はかなり高いだろうと伺い知ることは出来るのに倫也の二人への態度は何処か淡白な所があるし、二人もなんで今になってと呟く。つまり彼らの人間関係は既に崩壊していることが判る。それなのに倫也が近づくことは拒絶していない辺り未練たらたらってのも伝わってくる。今にして思えばよくこんなメンツでギャルゲーを作ろうとか思えたよなぁ……
ガンガン系列からこんな作品が出るとなぁ。これは今季で一番面白そうな作品かも
昔から知っていてよく見ていた相手だからこそ想いが自分に向いていないことが判ってしまう。掛け替えのない人が手に入らないから掛け替えのある相手と嘘塗れの関係を築く。鳴海が言った「どっちも羨ましいものを持ってるからお互い寂しい時助けてあげられる」という言葉が花火と麦の関係を肯定する言葉になってしまっている。なんて痛々しい物語なんだろう。
相手を代替物としてみたまま一線を越えようとした二人だけど鳴海からの通知で思いとどまった感じか。麦はセフレではないと言っているけどとてもそうは思えないな(笑)
興味のない人から向けられる行為ほど気持ち悪いものって無いと花火は言うけど、麦に触れられることを許すのはそこに好意がないから?それとも麦に対して心を開き始めているから?
吉乃の代わりにパンを買ったり愛姫の素直に従ったり政宗はナルシスト的な行動が目立つけれど、いじめられっ子であった根幹の部分は変わってないみたい。アドレス交換が上手く行かなくて自己嫌悪に陥る姿は第一話冒頭の鏡の前でポーズを取っていた姿とは大違い
そして好感度がバリバリ上がっていたと思われた愛姫は結局政宗で遊んでいただけだったのか。携帯を修理に出しているからアドレス交換出来ないって言われた時点で気付こうよ!ピンチの時に助けてくれた政宗に対して昔の知り合いと気付かぬままこれだけの仕打ちをしているのだから本当に恐ろしいヒロインである
それにしても吉乃の思惑がよく判らないな。愛姫を守りたいのか、それとも復讐したいのかどっちだろう?
第一話から随分狂気に塗れてるね。あの露骨なまでの身長差は一体何だったんだろうと疑問に思ってしまうけど、深く考えることは無意味なんだろうなとも思ってしまう
原作既読。原作より二人が互いをどう思っているのかより判り易い作りになってるなぁ。
冒頭の小林を探すかのようなトールの視線も、滝谷への対抗心が強調されていたり。対する小林もトールへ罪悪感を抱く描写や服を渡すときの仕草が良いね。極めつけはベッドでの会話からトールの孤独感、小林の不器用な優しさを感じられて原作がかなり気に入っている自分としてはかなり満足できる内容
2回もビジュアル大事にしろ!みたいなセリフが出てくるのは小林がメイドへのこだわりが強いことを強調しているのだろうか?飲み屋でもコスプレと断じられてるし。でも小林がトールを受け入れたのは見た目ではなくて結局はトールの純粋でありながら寂しさを隠せない弱さを見てしまったからなのかな
これからの展開がどのように描写されていくのか非常に楽しみだなぁ
勝手に和平交渉を進めようとするデギンもあんな兵器をぶっ放してしまうギレンもどうしようもないな。まだ戦争は続いているのにジオンの中枢がバラバラになっていることがよく判る
キシリアがシャアの正体を見破っていたのも驚きだが、シャアがザビ家への復讐以上のことを考えるようになっていたとは驚き。それだけララァのインパクトは大きいのか。そんな驚きが提示された回でララァがアムロと深く共感するどころかアムロが殺してしまうんだからなぁ
シャアはこれによってララァにとっての絶対の存在になる機会を逸したわけだし、アムロだって最大の理解者に出会ったと同時に失ったとも言える。こうなれば二人にとって長い因縁が形作られてしまうのも仕方ない
将来を期待された天使が下界に降りたらネトゲにハマって自堕落になってしまうとは。ヒーラー期待されてネトゲに入り浸るのは判るけど、性格まで変わってしまうものか?それこそ本人が言っていたように堕天の才能があったということだろうか?
天使の二人が駄目な方向に変化したのに対して悪魔の二人が律儀な性格設定にされているのはギャップ萌えとか意識した結果?
見るのは二度目だけど、改めて視聴すると0話における加藤恵の扱いが上手いなぁ。倫也がわざとらしくメンバー紹介をする場面では一切触れずその後はちょくちょく会話に入ってくるし彼女だけが映ったカットも有る。でも他のメンバーの役割が紹介されたり倫也との距離感は説明されるのに、加藤恵が何者なのか、どういう関係性なのかは一切説明されない。それが明かされるのは他のメンバーが眠ってしまって倫也と二人散歩している場面になってから。これによって加藤恵だけ特別な存在であると同時にキャラクターが立っていないことが充分に伝わってくる。
なら詩羽達が加藤に負けているかというとそうでもなくキャラ立ちは充分なんだけど、「あ、この人達面倒なタイプだ…」と思ってしまう残念さも有る。この時点で英梨々とか想いを引きずってる感がバリバリだもんなぁ……