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良い (4.5)

吉良吉影が最初にバイツァ・ダストを発動する素振りを見せた時はどうなることかと思ったけど、発動よりも女性の手に頬ずりすることを優先する辺りに自身の本能に忠実に生きてきた男の末路を感じる

トドメが第四部主人公の仗助ではなく承太郎になるのかと驚いていれば救急車に轢かれて死亡するとは。本来救急車とは怪我人の命を救うためのものだから、これに轢かれて死んだということは杜王町を守る意志から見捨てられていたと考えることが出来るのかな。偽物家族の早人から存在を否定され、杜王町を護る仲間の想いを乗せて承太郎がラッシュ、最後に吉良に殺された鈴美とアーノルドが引導を渡す。町を守るテーマを持つ作品としては非常に良いなラスボスの倒し方

顔が潰され川尻浩作ではなく吉良吉影として処理されて川尻家に平穏が訪れるかと言えばそんなことはなく……。早人がこの戦いの中で守れたものはあっても得られたものが無いのは悲しいな



良い (4.4)

これまでは夏目が妖怪同士や妖怪と人の仲介を行なっていたけれど、夏目が風邪でダウンしたことで妖怪たちの行動や想いがよりはっきり描かれているように感じられた
中級妖怪がオオツノから薬草を貰い受ける代わりに要求された燈籠を全て立て直すのはかなり予想外だった。「からかい相手が居ないと~」等と言っているけど、中級達の行動がそれ以上の想いを視聴者に伝えてくれる。天井の染みの妖怪と同じように夏目に迷惑を掛けたり怖い思いをさせたりもしたけど、優しさを持ち合わせて居ないわけではなく。田沼たちも同様に欠席した夏目を心配してアレヤコレヤ言ってるのと同種の想いを持っていることがよく判る

中級達が渡した薬草が結局は人間には効かないものだと判って中級達はがっかりしてしまうけど、それを知らない夏目は真摯な想いで感謝を伝えている描写は良いね。昔の夏目は妖怪の想いを知らなかったために意思疎通はできなかった。今回も中級達の頑張りや薬の効き目を知っているわけではないが、それでも両者の想いが通じ合った一瞬ではないかと思えた



良くない (2.8)

シャアが遂にアムロをニュータイプと認識。これまでの対戦回数を考えれば今更小手調べのような銃撃をして認識するとか随分時間が掛かったなー。ただシャアにとってニュータイプとは父親が掲げた理想の象徴でもあるわけでそれと敵対することになったのは皮肉な展開
シャアは過去を捨てたと言うけれど、復讐のためにセイラを突き放した彼はむしろ未来や現在を捨てているようにみえる。仮面で正体を隠しているようで実は自分すら失っているよう。



とても良い (4.7)

零はクリスマスプレゼントを通知表と例えたけど今回は幾つかの「通知表」が出てきた気がする。
まずは学生としての成績を示す通知表。数学と物理が良かったのは将棋で鍛えられた力が関係してる?
クリスマスプレゼントは子供が親からどれだけ愛されていたかを示す。香子や歩が貰った物は子供として微笑ましい物だけど、将棋一家の中では零が貰った駒だけが合格の証。あの瞬間の二人の顔があまりに悲しい…
そして棋士としての成績を表す感想戦。二人の対局がセリフもなく終わってしまったことに驚いたけど、振り返りとして表現するためか。安井は判んなかったから仕方ないとかプレゼントを手渡し後もまるで零のせいで負けたとでも言いたげな言動だけど、感想戦の中で安井の「通知表」を紐解いた零には安井の力不足や逃げが判ってしまうんだろうね。だからそこもう少し手を伸ばし勝利どころか子供の幸せも逃してしまった安井が許せないのか

残念ながら読み解けなかったのはプレゼントを渡した後の右手の表現と慟哭した場所が公園だったことか。この作品では心の内側を叫ぶ場所は川沿いだと勝手に思っていたけど、公園で叫んだのはどんな意味があるのだろう?



普通 (3.7)

自動追尾空気弾を見て、またキラークイーンの能力が追加されたのか…と思ってしまったけど写真の親父の誘導だったのか。存在を忘れていたよ。
吉良は親父を失い猫草を奪われ、更には大勢の人に普通じゃない姿を見られたことでとうとう追いつめられた印象。深読みだろうけど冒頭の会社に連絡をした後に鞄を投げ捨てる行為が社会性を失った瞬間にも思えて面白い。
対して死んだと思われた億泰生存、承太郎たちの合流。また街を守る職業でもある消防士まで駆け付けたことで仗助が吉良との戦いに勝ったというよりも杜王町を守ろうとする力達が吉良を追い詰めたとすら感じられる描写。もう吉良にこの状況を打開する術はないと思うけれどどうなるのだろうか?

というか億泰が生きていたことはほんとうに驚き。あの身体から煙が立ち上る表現ってジョジョワールドにおける死亡確定を伝える表現じゃなかったの?ともあれ死の淵で形兆に出会った億泰が兄の下ではなく杜王町に戻る選択を当たり前の顔でしたのはちょっと感動的だったなぁ



とても良い (5.0)

夕飯のリクエストや水族館のデート描写、旅行後の会話が二人の生活が満ち足りていることを存分に感じさせてくれる。あの年齢で子供が居ないとなると何か不幸に感じている部分もあるのでは?と勘ぐってしまうけど、塔子さんは他の親子を見ても自分だったら我儘を許してしまうと楽しそうに想像するだけで羨むことはないんだよね。滋さんにしても夏目を引き取ったのは彼なら自分たちの子供に相応しいとかの感情ではなくて、夏目を守りたいという感情で熟慮の末に判断する姿勢。
でも二人で満ちているということはどちらかが欠ければあっという間に不幸になってしまうということでもある。その象徴として一羽で居る姿の烏がいい味を出している。塔子さんはその姿に滋さんを失った自分を想像してしまうけど、藤原家に新たに加わった夏目は白い烏と一緒だと告げる。視聴者にはそれがどういう事か判ってしまうから、夏目はもしかして普通じゃないものが見えるのではと塔子さんが思ってしまうのでは?と危惧してしまうけど、塔子さんは「白く光って見えにくいのね」ととても素敵な考え方。
藤原夫妻と夏目貴志、出会うべくして出会ったような組み合わせであることがよく判る話でした



良い (4.4)

出会った当初は見た目に拘り頬についた傷を気にしたり、綺麗な花を無理して取ろうとしていた三ツ皿が朱遠への想いから彼に相応しい大物になることを決意したシーンは感動モノ。更に本に押しつぶされた時に傷が増えていた点は三ツ皿が本当に大切な想いに気づいたことを象徴しているようであのシーンは何度も見返したくなる

他に印象的な点と言えば、夏目が「住む世界が違う」との言葉から妖怪に襲われ藤原夫妻から引き離される自分を夢に見てしまうことか。夏目にとって藤原家は穏やかな日常の象徴なわけですが、でも彼らと見ているものは全く違うからずっと傍に居られるとは限らないんだよね。そんな彼は三ツ皿の傷つき苦しい道でも傍に居ることを選択した姿から何を思ったんだろうね
又、友と呼んでくれたと嬉しそうに述べる三ツ皿に「共に居られるはずがないだろうが」と毒づいた斑も三ツ皿をどう見ていたんだろう?今回の話はこれからの夏目と斑の関係性を考える上で非常に感慨深い話だったように思える



良くない (2.6)

フラウ・ボウの「怖いくらい逞しくなった」とのアムロ評は褒め言葉としての意味合いが強いのだろうけど、最初期から共にいるフラウからも遠い存在と認識されるようになったとアムロには感じられるのだろうな。両親の件も含めてアムロの居場所が戦場だけになっていく……

マ・クベはこれまで登場した敵とは随分異質。本来はMS乗りではないという点もそうだけど、味方を戦わせている間に細工をすることを堂々と公言するし、ひたすらみみっちいトラップでガンダムを攻撃する。極めつけは今際の言葉がキシリアに壺を送ってほしいなどと。ランバ・ラルやドズルは最初から最後まで部隊を率いる軍人として戦い死んでおり、今際の言葉も壮絶な覚悟を感じさせるものだった。対して彼は戦いの流れに関係ない事を突如言うけれど、これは軍人としての姿よりも贈答品で出世する政治家の姿勢を感じさせる。いわば場違い感がパない

ニュータイプ同士であるアムロとララァ。二人が邂逅する瞬間が近づいてきたことに非常にワクワクしている



とても良い (4.6)

香子に松永を倒せるのかと心配された対局だったけど、対局自体はコメディー調で推移。この展開は意外だったよ。零も松永の棋士歴40年の重みを意識して最初は手堅い指し方だったようだけど、松永のミス連発からのプレッシャーに耐えられずガンガンいこうぜ!に変更(笑) 
実際に松永の心中が話されるのは酔いに酔った2軒目へはしごする途中の川沿い。松永の「勝てる気がしなかった」「幕引きの相手としてこれ以上はない」という感情が「死にたくない、負けたくない」に変化する描写は素晴らしい。
将棋、好きなんですか?という問いに対しこの気持ちをそんな言葉なんぞで言い表せるかと泣きながら答えるさまは棋士歴40年の重みもあるだろうけど、同時に当たり前の棋士の姿が有るわけで。それを見て零は松永と自身を対等の棋士として考えられたのかな?あの独白の前と後で会話の流れがガラッと変わってるもんなぁ。



普通 (3.5)

どうやったらこの無限地獄を抜けられるのかと思っていたが、早人の策により案外早く解決できた。自身で吉良を倒す策の他に救援を呼ぶ策も講じているとは侮れないな。強い能力を持っているキャラは数多いだろうけど、無能力の小学生でありながらラスボスとここまで渡り合ったキャラクターって他にはちょっと思いつかない

戦闘中は何度も吉良の手管を見抜いたり億泰と仗助を助けるために自身が爆発されることも構わず行動したりと仗助の隣りにいることも相まって一端の戦士のようにも思えるが、それは母親を守りたい、そのためには父に成り代わっている吉良を倒さなければという純粋な感情から来る行動なんだよね。
同じように街を守るために仗助が吉良を倒そうとする訳だけど、これは元々は自分の過失で祖父を死なせてしまったことに起因する感情。だから吉良個人への恨みはなかったんだけど、億泰も殺されてしまったことでその感情に変化は起きるのかな?



良くない (2.2)

黒王の能力は命あるものを無尽蔵に増やすことか。負傷者や食糧の心配をしなくて良いとは勢力を維持する中ではこの上ない能力。でも化物全てを救済することが目的かと思いきや青銅竜の扱いはちと非道じゃない?自ら醜い姿にしてから加わる資格を得たとかその後の対応とか黒王のイメージがどうにも安定しない。

オルテを作ったのはやはりというか何というかヒトラーか。



良くない (2.9)

ブライトがミライを気にかける描写はこれまで有ったような気もするけど、ミライはスレッガーを好きになっていのか。あの大人しすぎ、自己主張も少ないフィアンセに不満があったのは苦しい自分を助けてくれなかったという以上に危険な匂いにあふれる宇宙の男スレッガーに惹かれていた面もあったのかな?

今回でソロモン攻略は終わったわけだけど、印象的だったのは脱出するジオン兵の描写か。前回、女性たちを先に逃したドズルだけど、ソロモン放棄を決めたら部下たちを逃して自身はしんがりを担当。またマ・クベ付きの参謀も兵士の救出を進言すれば、マ・クベもその言葉を認め自身も救出活動に当たる。物語も終盤に差し掛かりジオンが不利になる展開が増えてきたけど、単純にジオン憎しではなくジオン兵も人間であることを強調するかのような描写、それを倒すのが連邦の純粋な兵士ではなくもともとは民間人だったアムロたちが倒すというのも面白い。ガンダムが勧善懲悪モノではないことを改めて感じさせる。



良い (4.2)

二階堂の持ってきた絵本は彼自身が制作、更には川本三姉妹から人柄も大人気と零からすればちょっと居場所を取られたような印象。また二階堂が持ってきた巨大ベッドにより寝る場所すら侵略されるのはちと可哀想な……。
でもそれはギャグテイストで済んだことで、本当の侵略は義姉の香子襲来。Bパートタイトルが遠雷だけど、香子は零にとって雷みたいなものか。突然やってきて零を惑わすようなことを散々言って去っていく様は理解不能。零の布団の匂いを嗅いだり服を借りたり頬に手を這わせたりと距離感は非常に近いのに零に暴力を奮った後藤を大好きと不敵な顔で言い放つ姿は零から離れた場所にいるよう。どちらかと言うと後藤に執着したり無遠慮な行動が目立つのは父親への犯行の意味合いが強いのかな?

二階堂の言葉を受け、また自身が父が焦がれた世界に立っていることに気付いた零。果たしてスランプは抜けられたんだろうか?



普通 (3.6)

自分が吉良を護る鍵になってしまったことにもっと絶望するかと思いきや、彼は諦めないね。とても小学生とは思えない

時間が戻ったことで露伴の死が無かったことになるんじゃないかと期待していたんだけど、バイツァ・ダストによってあの時間に死ぬことは確定してしまったのか……。更に承太郎達まで能力を受けてしまったからバイツァ・ダストを自身が死ぬまでに解除しないと勝ち目がないと。ただでさえ厄介な能力を持つ吉良をほぼ初見、ノーヒントに近い状態で倒さなければならないとか無理ゲー。でもそんな状況でスタンドを持たない早人だけが吉良に抗えるとは面白い。
吉良が放置していた猫草を用いて必殺のタイミングを作り出す手法はやはり小学生とは思えない。でもそんな必殺のタイミングを偶然の力で回避してしまう吉良は一体どうやったら倒せるというのか……



良くない (2.7)

なるほど。第二話辺りから信長や豊久と他のメンツの精神性の違いは何度か言及されていたけど、それぞれの精神性の違いを合わせることで戦争風景を変えていく展開に繋がっていくのか。有名人、偉人が集まるごった煮バトルモノだと思って見ていたけど、力を合わせてどうのこうのよりも知識や常識の違いを合わせる事が重要になってくるのか。
豊久の思想に影響されてエルフの青年がドワーフを助けることを優先したり、ドワーフに対して羨望が有ったことを口に出したりと変革の萌芽が目立つ。でも敵前どころか敵城中で炊き出し始められる精神性って何なんだ(笑)

黒王の方も以前の戦いでオーク達に通信機持たせて連携させたり、今回もバケモノに農耕を仕込んだりと「普通」の悪人ではないようで。ドリフたちが何人も集まって革新を繰り広げている側でたった一人で常識を覆してしまう黒王とは一体何者なんだろう?



良い (4.1)

見える世界の正しさに拘る名取と世界から自身を護る力に拘る的場という感じか?
名取の家は本来妖かしが見えることが当たり前だったのが、その傾向が絶えた中で自分だけ妖かしが見えることで家などで居場所を見つけられなかったのは夏目との大きな違いに思える。つまり名取にとって妖かしのいる世界こそ自分を正しく、そして優しい存在にしてくる場所ということか。的場にとっても妖かしのいる世界が正しいのだろうけど、同時に右目の件があるから弱肉強食の世界でもある。二人は妖かしのいる世界に拘る理由が異なるのだからそりゃ相容れないか

廃業寸前の祓い屋にとって名取家は先代が世話になっただけで自身が関わりある家でないのに、死期を悟ったことで何か意味のあることをしたくなったのかな?何も言わずに去った式、それに重なる名取の手を這う痣に何とも言えない哀愁を感じる



良くない (2.6)

アムロが食事を運んできた人をフラウと間違えそうになったのはどうしてだろう?前回の父親との別離を引きずってる?

ドズルが少しでも自軍の不利を察してすぐに女性たちの避難を命じながら援軍を頼むのは恥とする精神性を見せる傍で連邦側はトンデモナイ兵器を持ち出したねぇ……。一瞬で多くの兵や機体が焼き消えてるよ。これで形成も決定的になりドズルはビグ・ザムへ、シャアもララァ投入と次回は荒れそうだ

負傷したハヤトに掛けるフラウの台詞は果たして慰めになっているのだろうか?アムロに勝てないのは戦果や乗っている機体を見れば仕方ないにしても並び立つことすら不可能というような台詞はハヤトを諦めさせるよりもアムロの孤独感を強調させているような気がする



普通 (3.5)

失策して追い詰められてどうしようもなくなってからの超強化が為されるとか吉良の運勢は素晴らしいな。敵がそんな状態になると果たして倒せるのか判らなくなるな。そして口調は元の吉良吉影らしさを取り戻したけど、髪を白く染めたことで吉良吉影とも川尻浩作とも違う新たな人物に生まれ変わったようにも思える
川尻浩作の異変にいち早く気付いたり、前回は吉良を脅迫したりと頭の良さを見せていた早人だけど、彼が吉良絶対防衛の要になってしまうとは。露伴がトラップに引っかかって殺されたシーンにはドキリとしたが時間が巻き戻されたことで助かったのか
吉良本人に繰り返しの感覚が無いとはいえ、日常がどれだけ歪んでいようと静かに杜王町で暮らすことが出来ればそれでいいという感覚の吉良はやはり恐ろしいな。

前回までの7月15日の話も長かったけど、7月16日の話も長くなりそうだ



良くない (2.5)

薬莢やガトリング砲を見て戦の仕方がどのように変わるのか瞬時に考えつく信長ってやっぱり戦争狂なんだろうな。そんな人物が自分の限界を感じ取り豊久を王に据えた国を作り世界の形を変えようとしている。清明でなくても危機感を覚えそうだけれど、肝心の豊久がいい意味でも悪い意味でも真っ直ぐだから最悪なことにはならないだろうと予感させる。きっと最後には信長の思惑さえも飛び越えてしまうのだろうなぁ

今回は種々様々な相方模様が登場。与一と義経、スキピオとハンニバル、信長と豊久。あとエルフとドワーフもか?後ろ3組は互いの存在を支え合うことで成立できているという印象を受ける。ハンニバルはスキピオが居なくなったことで腑抜けてしまうし、信長の計画には豊久が必要。エルフもドワーフを毛嫌いしていたが、協力していたら自分たちの境遇を変えられたんじゃないかと考えられるようになるのって劇的な思考改革だ。
そんな中で恐怖が介在している与一と義経はどういう関係だったんだろう?



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