紫禁城の文化財を守る猫の話。実際にそういう猫がいるらしく、その猫の擬人化らしい。敵はブラックオウルと言うブラックホール的な存在で、文化財の「存在の根源」である「物華」を破壊する。物華を破壊されると現実の文化財も破壊されてしまうので、猫たちはそれを阻止するため戦っているらしい。
設定は面白いが、お話は猫世界(宮廷)での勢力争いがメインのようで、あまり興味を惹かれない。
「伝説のゲーム」のアニメ化らしいけど、引っかかるところが何もなかった。原点だけに、見慣れてしまった設定・キャラのオンパレードになってしまったと言うことか。視聴中止
そもそもどうして魔王討伐の旅に同行したのか?が分からないので、話が見えない。婚約破棄されたのは、まあパーティーメンバーが全員女性という点で察せられるけど。
どうやら、王子に利用されたのではなく、主人公が王子を利用した、ということのようだ。しかも、魔王討伐の件は単なる話の枕なんだな。領民をいかに守るか、が本題みたい。
あと、母親の扱いが酷いというか、父親が物わかり良すぎ。二話以降は登場しないんだろうけど、主人公の原点となる人物にしては、少し描写が書き割りすぎる。
「誰かの死を回避するため過去に(何度も)戻ってやり直す」のがタイムリープものだけど、そのやり直し方が「半グレ集団で成り上がる」なのが、本作を見なかった理由。でも抗争は終わったみたいなので、視聴開始。話をどう畳むのかが気になる。
「脳内賢者」(あれこれ解説してくれるスキル)は便利な設定なんだけど、「次は○○です」と、主人公に次の行動を示すような使い方はダメ。読者に対する解説なんだろうけど、主人公がストーリー進行の駒に見えてしまう。行動はあくまでも主人公の選択であるべきで、脳内賢者はそのサポート。
よく出来た作品なんだけど、ベースとなる習俗・歴史に馴染みがないので、登場キャラの立場や行動原理がピンと来ない。主人公のキャラが今風なのが、世界観の入り口というより違和感になってるかな。
劇場版三作目。もはや総集編とは言えない。テレビ版と筋書きは同じだが演出がまったく違う。冒頭のムサイ艦撃破のシーンで度肝を抜かれる。前作ではまだ民間人臭さが抜けなかったホワイトベースクルーだが、職業軍人のスレッガー中尉がひよこ扱いである。
サイドセブンを脱出し、ルナツーに行けば何とかなる、ジャブローにたどり着けば何とかなると必死に戦闘をくぐり抜け、その中で親しくなった人を次々に失い続け、もう帰るべき場所はホワイトベースしか無く、そのホワイトベースも囮部隊として決戦の場へ、宇宙へと追いやられる。もう生き延びるためには一刻も早く戦争を終わらせるしか、敵国の戦争指導者のいるア・バオア・クーを攻め落とすしかない。
そう言う積み重ねがあっての冒頭の戦闘シーンなわけだけど、子供の頃はそこまで頭は回らず、アムロたちの活躍にばかり目が行ってしまっていた。そして、やっとの事で生き延びた彼らを待っていたのは「末永く幸せに暮らしましたとさ」ではなく、再び戦乱の時代(Zガンダム)だったという……。視聴者に対する、そういう現実の突きつけ方が、富野由悠季なんだよね。
とにかくいろんな意味で時代を画した作品だと思います。
総集編の第二弾。映画らしくなってきた。新作カットも多い。
一方で、お話は人がどんどん死んでいく。「あらがう術(すべ)は、わが手にはない」。哀・戦士たちは「何を賭けるのか、何を残すのか」。劇中歌とのシンクロがすごい。(富野監督の作詞だから当然だが、自ら作詞も手がける監督も珍しい)
TVシリーズの総集編。大衆受け要素は松竹に縁の深い倍賞千恵子の声優起用のみで、ダイジェストに徹しているところがいい。ほんの少し新作カットあり。
以下伝聞だが、制作中は続編が作れるか分からなかったのでタイトルにローマ数字の I は付けなかったという。しかし、公開直前にイベント「アニメ新世紀宣言」が行われてみれば、富野監督は盛り上げどころかむしろ抑えに回る程だったようだ。
・ケモロリっ子の瞳が金色一色で獣人感が強い。つばさ猫の方が人間っぽい目をしてる
・鬼のにーちゃんの瞳も白目部分が本来は黒なのか?他のキャラは白だけどヴィルだけはグレーっぽい
・そう言えば非戦闘員の主人公をなんでダンジョンに連れてきたんだろう。キャンピングカーを出せない狭さかもしれないのに。それを言ったら本作が成立しないかもしれないけれども(つばさ猫とも会えないし)
・ツガイとの多重契約はツガイ同士の相性次第なのか。連れてきたペットと先住ペットとの相性みたいな
・常に顕現してるツガイと呼ばれると出現するツガイとがいるけど、後者は普段どこにいるんだろう
・生暖かい地獄(たんたんタヌキのなんとか袋)
この頃はまだ「アニメは子供が見るもの」という大前提が生きていたように思う。わかりやすいキャラクター(善悪の役割がはっきりしているし、内面的な複雑性みたいなものはない)、わかりやすいストーリー(ゲーム的な世界観)、わかりやすいギャグ(いま見るとくどい感じだけど)。
それでいてメカはかっこいいし、熱血ゲージというのもわかりやすくていい。あと、本作はライバルキャラ(ダ・サイダー)が活きていた。時系列的に言うと『重戦機エルガイム』のギャブレット・ギャブレーに影響を受けたキャラクターだと思うけど、彼がいなかったらシリーズ化されなかったんじゃないかな。
ゲームの忠実な映像化。これを見ると、以下のことがよく分かります。
・ゲーム版はゲーム性がすべてであり、物語はゲームを円滑に進めるための設定にすぎない
・TVアニメ版がいかにキャラクター化を進めたか
・レッドの主人公性を高めたのがサトシ
・強くてカッコいい(リザードマン)からかわいい(ピカチュウ)へ
差別主義のバカ殿が攻めてきたのかと思ったら、救国の英雄と友誼を結びたいだけの賢王だった(風貌はガネーシャ)。お家騒動への助力を求めるでもなく、単純に推しに会いに来ただけだったようだ。他ではあまり見ない珍しいパターン。
・転生者あるある「見知らぬ天井」。ねーよ
・「オーホッホ」と高笑いしそうなキャラはよく見るけど、シャチというのは珍しい。うざいけど味方になってくれると心強そう
・べた褒めされる主人公。本作は一種の逆ハーレムものだけど、主人公が恋愛脳でないのがいい
・ダンスシーンはなかなかよかった(予算の割に頑張った感じ)
・暗殺者を先回りして待ち伏せるのはやり過ぎだったのでは……。でも身に付けた技能を使いたかったのかな