サービス開始日: 2026-03-22 (127日目)
原作マンガは良作。アニメは凡作。アニメならではの付加価値がないのが残念。まあ、社長ちゃんの声は好きだけど、それくらいかな……
変身ヒーロー(田山さん)が、変身後の姿(山田さん)を褒められている訳で、そんな関係を続けていたら、いつか「それは私」と言いたくなる時が来るんだろうな
転生しない系しょぼくれサラリーマン 対 オンオフの落差激しい系お姉さん。実はお互いがお互いを癒している関係。男目線でも楽しいけど、たぶん女性にとっても面白いんだろうな(自分の手管に素直に反応してくれるのはたぶん嬉しい)。そういう作りになってるところが新しいと思います。
十二五郎(観世座の下っ端)の気持ちもよくわかる。左馬助(十二五郎の親方)の「自分の醜さを知った奴は強くなる」という言葉が染みる。「まずは足もとを見るこったな」そして足もとには踏みつけられた花。
世間知らずの二世のぼんぼんの話ではあるんだが、パフォーミングアートに興味のない私でも面白く見ていられるのだからすごい作品だ。3話まで見て思うのは、人物配置がうまい。実在の人物、オリジナルの人物を取り混ぜて、出会いが主人公を形作っていく。『ガラスの仮面』のように作者の計算でキャラクターを動かすのではなく、偶然の出会いが主人公を前に進ませている感じがすごくいい。
・白拍子、ダラさんみたい(『令和のダラさん』)。子供の好奇心にタジタジ(でもまんざらでもない)
・観阿弥「芸には対価を払え!」ど正論。お父さん、あんたは正しい。一座や子供(主人公)を食わしていかないといけないんだからね。白拍子の境遇も、同じ世界にいるだけにすぐ分かったんだろう。息子の先生役にお金払って当然。
凡百の作品は現代の価値観で過去を断罪(敵を設定)したり、現代的な戦略思考や博愛主義で主人公を無双させたりするのだけど、当時の価値観を持った登場人物が、当時の社会的な立場の制約のまま、なおかつ現代の我々と共通する心情で行動するのが本作。これって実はもの凄く難しいことで、だからこの作品はすばらしい。
心配があるとすればアニメならではの付加価値を付けられるか。でもトマトスープ先生ならではの絵柄をうまく活かせているようだし(可愛らしい絵柄でシリアスな内容って、これまた難しいことだと思います)、声優さんの演技も音楽もいいので、心配なさそうです。