キャラデが高橋晃さんになって、顔立ちや体形がシャープに、プリキュアのコスチュームがドレッシーになった。スカートにもパニエが入ってボリューミーになった。この辺りは当時の子供服デザインの流行(フリルスカートなど)を取り入れたと思われる。
設定面では、メインヒロインの二人が幼馴染でありながら現在は仲が悪いという状態からのスタート。プリキュアを導き寄り添うインキュベーターとしてのマスコットは、異世界(メイジャーランド)から来た猫の妖精、ハミィ。前シリーズのハトプリでのシュプレやコフレが現世の心の大樹を守護する妖精だったことと対比的に違いが打ち出されている。
1話からハミィの底抜けのポジティブさと天然ボケが炸裂しているw
OPはメジャーキーでロック色が強く元気なのが特徴的で、合いの手が入るのはハトプリを踏襲していると言える。EDはソウル色が強く、モーションキャプチャー3DCGをグレードアップさせたダンスを踏襲。OPに合いの手が入るのは、ハトプリから歌を担当している池田彩さんと工藤真由さんの歌唱力が素晴らしく、ライブで大人のファンが盛り上がることをも想定した演出かと思われる。
EDのゲキテイ音頭、コブシがしっかり回ってて何気に声優にしては歌唱力がすごいw
山崎が敵のボスで光武の設計者か。
さくらの刀の修理と剣戟の試練を描いた回。大神隊長の瞑想による精神感応でさくらが父より教わった戦いの肝を思い出し、試練を乗り越えるというプロットは、後々の大神とさくらの絆に繋がる伏線にもなってそう。
ラストバトルが宇宙空間、そしてプリキュア達が融合して一人の巨大なプリキュアになるという革新性。
これまでのエピソードでも幾つか登場した○○パンチの集大成がこのコブシパンチ。リアタイ視聴では「そのまんまやん!」と突っ込んだ記憶があるけど、今見ると感慨深いものがある。
「憎しみは自分を傷つけるだけ」は至言。
三幹部やスナッキー達は第二の人生を与えられたようだけど、ラスボスであるデューンは消滅したのかな。そのデューンの憎しみの心をさえ思いやるつぼみ。
いつきが女子用の制服を着ているのが微笑ましく、より成長したことを感じさせる。
つぼみ達のそれぞれプリキュアとしてではなく等身大の人生を歩んでいく決意表明が素晴らしい。
そして最後のカットで、最終決戦前に撮ったプリキュア達の集合写真を見つめる少女はつぼみの娘か妹か分からないけど、きっとハートキャッチプリキュアイズムが次世代に継承されることを示しているのだろう。
今見ても色褪せることのない、シリーズ屈指の名作だと思う。どのシリーズもそうだけど、特に本作は女児向けアニメでありながら、終盤の熱量とテンションは大人が本気の全力で作っていることを感じさせてくれる。
光武は結構脆いというか、耐衝撃性が低いなと。強めに転倒しただけでパーツが取れたり行動不能になる。
アイリスは霊力が桁違いに強いみたいだけど、光武に乗っても瞬間移動ができるほど強いと。
胸糞悪いクソガキがやっと退場。このタイプの敵キャラは最近だとレガリアとかルパン三世Part5にもいたけど、散々上から目線で煽って幼稚な残虐性を発揮した挙句、最後は無様に倒されるのがテンプレ化した。
日本刀同士で打ち合えばすぐに刃こぼれするものだと思うけど。大久保彦左衛門は戦場に赴く時、刃こぼれの修理用に研ぎ石を腰にぶら下げてたとか。
敵の魔塔?は浅草の凌雲閣を模したデザインかな。凌雲閣は関東大震災で倒壊したけども。
花魁おばさんはかなりの煽りキャラだったけど、やられ方があっさりしてたなぁ。断末魔の叫び的なのがあってもよかったと思う。それか、まだ死んでないとか?
さくらと共闘からのすみれの一騎打ちはよかった。
アポクリン腺に起因する脇臭がする人は東アジア人だけが5〜20%と少なくて、人類全体では圧倒的多数派らしい。なので、オリヴィアはさもありなん……ていうか、アメリカ人は歯を磨くのと同じぐらい脇臭のケアを重視するって聞いたことある。
飴玉をノドに詰まらせるのはめちゃくちゃ危険。短時間でも窒息しかねない。
先生だいぶこじらせててわろたw
ツイッターで婚活はやばいw
自転車ダイブは将棋部らしくないw
ゆりさんの体の一部から作られたダークプリキュア、何というバイオテクノロジー……ていうか消滅は悲しい。
デューンの「とんだお涙頂戴だねぇ」で吹いたw 何というステレオタイプw デューンも、マリンに「強くなってどうしたいの?」と問われたクモジャキーと本質は変わらない。地球を砂漠にして一人で何がしたいのかと。
プリキュアの肉親が殺されるというのは他シリーズに類を見ない。
憎しみを抱えて戦うのはいけない、何のために戦うのか自分で考えろと泣きながらゆりさんを諭すつぼみが最高だった。
そして圧巻の肉弾戦からの「今、万感の思いをこめて」ハートキャッチミラージュ!
神回だった。
日本で個人の誕生日を祝う風習が普及したのは戦後だからなぁ。昭和24年に年齢の数え方が法的に正月から誕生日になった。
バースデーケーキを食べる風習はアメリカでさえ19世紀から始まったのだとか。
アイリスは国元で一人ぼっちだった頃に、バースデーパーティーを理想化して想い続けていたから、形に拘ったと。
すみれは財閥の令嬢ということで、社交界の経験があるのか、多少西洋式の祝宴や料理の知識があると。
アイリスを中心に花組メンバーの繋がりがまた深まった回。毎回、衝突と和解を繰り返しながら成長を醸成していく、丁寧な脚本だと思う。
設定としてミリバールを使用してるのか……放送が2000年。日本でミリバールからヘクトパスカルに単位を変えたのが1992年。
それにしても中心気圧820mbって、日本の観測史上最大の台風でも907.3mbだから、べらぼうにでかい大嵐だw
蒸気演算機って、コンピュータか。大正デモクラシー風で電化は一応されてるけど、蒸気機関が発達しているっていう世界観か。
気位の高いすみれが賭けに負けて給仕をさせられる姿が微笑ましい。
ずっと和紙のようなテクスチャーを貼り付けてるのはそろそろ要らないかな。
夜討ちを仕掛けるも、味方の中に人質を取られた間者がいたと。ここからの対馬は史実にないところになるけど、蒙古軍の本隊が夜は船に戻っているというのは九州の記録にもあったので、典拠のある要素を上手く使ってるなと。
輝日姫はたぶん実在しないけど、記録はなくとも宗氏族に娘の一人や二人いてもおかしくないので、まあアリだなと。
次回どうなるか楽しみ。
サバークが父だと知って戦意喪失のムーンライトがブロッサムに励まされ、仲間達との絆を胸に立ち上がった。
えりかといつきのスナッキー達との絡みと変装は、敵陣ながらほっこりしたw
クモジャキーとコブラージャのラストバトルにマリンとサンシャインをそれぞれタイマンでマッチアップさせるのはシビレた。
そして次回はムーンライトとダークプリキュア 、サバークの因縁の対決。
ラスボス、デューンによって地球が砂漠化、人々はクリスタルに変えられ、文明は崩壊。シリーズ屈指の絶望的状況に。
一度デザトリアンになったことのあるモブキャラ達は心が強いからクリスタル化されなかったってことか。そして、団結してプリキュア達の心に力を与えると。
これまでのモブを軸にしたエピソードの数々はこのための壮大な伏線になっていたわけで、これがハトプリの凄さだと思う。
で、もう正体を隠さずに変身。
そして決戦の地(デススターに似てるw)へ。
コッペさま近接戦闘強いw
僕もプリキュアに会いたい。
コンビニ前でクリスマスケーキ売ってるお兄さん、「彼女ほしい……でも俺にはプリキュアがいる!」で吹いたw プリオタが作中に登場するのって、他に記憶にないな……。浄化後にプリキュア全員のサイン入りクリスマスカードを置いていってるのがいいw
小さい子が嘘をついて周囲の気を引こうとする時期がある場合もあるよね。
ほとんど一つの場所での会話劇なんだよなぁ。それでこれだけ面白いのは脚本の巧みさもあるけど、同じ場所でありながらカメラワークや人物の動きやポーズ、視点の切り替えなど様々な演出が施されてるからだと思う。
パンフレットの誤植の最終手段は「上から貼る」だよねw
わがままお嬢様すみれのプライドを損なわずにセリフに頼り過ぎず状況を用いて説得したという感じのプロット。