孔雀啄が森蘭丸だったとは。成尋の血をもって信長の反魂を果たすとは。
信長にとっては成尋など小者、顔に傷を負った蘭丸も最早蘭丸ではないと。まさに鬼神w
展開としては、成尋を八郎と響が倒すのが王道だと思うんだけど、身も蓋もないなぁ。
ただ、涙と現の散り様はよかった。この二人は前話でくそじじいを倒すのに今まで磨いてきた幻術を使わずに深手を負ってたので、ここでその幻術を使って最期に二人の関係性(百合)も成就したような形になって、丁寧に描かれていたかなと。
七弦は簡単に敵の妖術に引っかかりすぎ……式部と蓮の最期は壮絶なんだけど、敵に操られた七弦にあっさり両手を切断されたり、どさくさでうっかり鏡を見てしまったり、決め手に小手先感があってバトル自体の盛り上がりがない。忍びの戦いだから騙し合いがメインなのかもだけど、やたらとキャラの過去を掘り下げるわりにはバトルにドラマティックさを感じないなと。というか、忍びの戦いにおける死は残酷なまでにあっけないという美学があるのかなとか、どう見るべきか戸惑ってしまう。
やっと薬が出て来たと思ったらステロイド。花粉症にはヒスタミンの受容体をブロックするフェキソフェナジン塩酸塩(アレグラ)とかの方が細胞たちにとってはよさそうだけど。
前々からちょいちょいツシマヤマネコが出てくるよね。
文永の役での蒙古軍は対馬に1週間もいたらしいので、えらいこっちゃだったろうなぁ。原作者はそこに目を付けたと思われる。
槍は古墳時代前期は主力とされていたけど、その後は弓と太刀、薙刀が主力とされ、鎌倉後期に再びというかたぶん古墳時代前期のものとは違う槍が実戦投入されるようになり、戦国時代はさらに刷新されて主力武器になったとか。集団戦に槍が向いてると思われる。
鎌倉幕府は最初の武家政権だけあって、権力争いも血生臭かった。源氏の嫡流は暗殺によって三代で途絶えてるし。迅三郎の過去は、おそらく二月騒動に連座して無実の罪で殺された北条時章の話あたりが元ネタかな。
てつはう再びきたこれ。
弥次郎は宗助国の養子として史実に名前が登場するけど、記録では最初の佐須浦の戦いで助国らと共に戦死してるっぽい。物語としては、弥次郎が生き延びて迅三郎と一緒に戦うのは面白い。
金方慶は文永の役も弘安の役も高麗軍のトップで、生還して本国で手厚く迎えられたとか。元帥のクドゥンも生還。副元帥の劉復亨は元の漢人軍閥出身で戦いを好んだことが詩文の中に謳われていて、文永の役では流れ矢に当たって(日本側の記録では少弐景資が射落としたとされている)負傷したとのことなので、実際に陣頭指揮に当たっていたと思われる。
なので、この絶望的な対馬で迅三郎達が武勲を上げられる気がしない(元側に損害の記録がない)のだけど、物語の焦点がどこに置かれていくのかが気になる。
コミュ障設定が継続的に面白いw
前話からエミールが地味に役に立ってるw
アリシアみたいなタイプの生真面目な人、たまにいるなぁ。概して騙されやすい。
戦争回避は、圧倒的な強さを抑止力にするか、シェラの兄を説得するか……
オバロ見たあとだと、ディアブロの強さはそこまでじゃないなと思ってしまう。極大魔法でMPかなり消費したみたいだし。
美少女の魔族は殺さず、冒険者を殺戮したトカゲの魔族はボコった上、暗黒空間に永久幽閉。
下の何とかは実際に切実な問題としてありそう。
はるかなレシーブだけど、遥はブロッカーなんだなと。身長からしてそうだろうけど。
百合百合しいのう。
ようこそ何とか教会へ!って、女神転生かよw
混沌側は自分達が正義だと思ってるし、教会は東京を破壊しろとか言うし、メガテン感がすごい。
アルカナ因子を彼我の世界で持つ者同士の間でゲートが開き、異世界の人格がこちらの人間の体を乗っ取り、ゲートに耐えきれなかった人間は赤い霧となって消滅する。という理解でいいのかな。
主人公の心が揺れるプロセスがあるのはいいけど、ちょっと引っ張り過ぎかなと。
今回は、奏のメンタルを悪い方向に振り切ってから改心するというスタイル。
奏は、有名パティシエの権威に靡いて自分にとってのケーキ作りの本質を見失ってしまうわけだけど、簡単に唆されすぎで14歳にしては未熟すぎる気もする。そこは視聴する小さい子達に分かりやすくする意図なのだろうけど、それが返って教条主義的色彩が強く出て道徳の教科書みたいに感じられてしまう。
リアタイで視聴していた頃は、あまりその特徴を強く感じていなかったのだけど、全てのシリーズの視聴を経てきた今、他のシリーズと比較するとそのように考えられる。
響の音楽嫌いの原因は、幼い頃にミスなくピアノを弾いたことに対する承認欲求を満たしてくれなかった父親に対するわだかまりにあったと。
響は、音を楽しむという音楽の本質を説く父親の真意に気づくことでプリキュアとしての力を増して敵を倒したわけだけど、改心前の頑なな卑屈さと竹を割ったようにスパッと気づきを得る歯切れの良さのギャップが大き過ぎて、少しわざとらしくて教条主義的に感じられる。
ヒロイン達が自ら心の課題を一つ一つ克服していくというのは、他のシリーズにも通底しているけれど、このスイプリは特にその特色が強く、人としての心の課題というよりはキャラの設定年齢(14歳)より幼い子供の人格形成にウェイトが置かれている気がして、そこに説教臭さを感じる。悪くはないんだけど、強弱の加減が強いのがこのシリーズだなと。
そ、そんなステレオタイプなくノ一に萌えるとでも思ったか!(はぁはぁ)
黒タイツは正義。狭霧と夜々のデレ回。
日笠さんのナレーションが和む。
インフルエンザは世界大戦みたいな。タミフル的な薬が出て来ないのは薬理作用機序を絡めると複雑になるからかな。
ナイーブT細胞からエフェクターT細胞への変貌ぶりわろたw
最後にエクリン腺から発汗するのもよくできてるなぁ。腋の下とかのアポクリン腺からも発汗するけど。
あらあらうふふ系のマクロファージ姐さんは灼眼のシャナとかに出て来そう。マクロファージは敵を喰らうイメージだけど。
血小板ちゃんはセリフなくてもかわいい。
カルネ村についてンフィーリア以下3人以外はどうでもいいと言うアインズはやっぱ思考がアンデッド寄りだなぁ。
アインズとアウラの馬上ほのぼのトーク何だこれw かわいい。
アインズの近接戦闘シーンは初なのでは。手で軽く払っただけであのダメージw グとかいうトロールがハムスケ(この世界では伝説級の強さ)と同等ってことは、カルネ村は襲撃されれば今の兵力ではひとたまりもないと。だから、アインズはグは殺しておいて西の魔蛇の部下にカルネ村を襲わせて防衛できるか実験しようってことかな。
ちょっと尺を贅沢に使ってる気がするけど、今のところは大丈夫かなと。
腰に太きつるぎってw
バブル時代あたりは政財界を相手にする祈祷師だとか拝み屋だとかがいたとか、週刊誌ネタ的にあったような。毎回のように世相が反映されていて興味深い。ロッキード事件を元ネタにしたと思われる要素もあるけど、それは時代がもっと古いので規模の大きい政治家の汚職の分かりやすいモデルを提示したって感じかなと。
ヘリが爆発してからパラシュートで脱出はおかしい。戦闘ヘリといえど、爆発前でなければ脱出機構を使えない。
冴羽獠の部屋はかなり広いのに来客用のベッドが無いんだなと。クライアントを自分のベッドに寝かせて冴羽獠はソファーで寝ていたわけだけど、後の回では別の部屋をクライアントに貸していた(部屋の前で冴羽獠の夜這いを巡る香との攻防があった)ような気がする。あと、今回気づいたのは、部屋の中に階段があるので、メゾネットだと思われる。つまり、間取りが徐々に拡張している気がする。
クライアントが怪しげな巫女を廃業する結末は好ましいけど、この巫女は政治家の裏金隠蔽に加担していたわけで、冴羽獠は一度は関わるのを避けようとしたものの、スケベ心から依頼を引き受けたというプロットは少し引っかかるものがある。その政治家に自首させる描写が欲しかったかな。
ただ、冴羽獠の長距離精密射撃は見せ場として素晴らしかった。
八九寺真宵自身が霊体であり蝸牛の怪異そのものだったという話だけど、目的地にたどり着くには八九寺真宵の記憶情報にはない区画整理されたエリアの道筋を選べば蝸牛の迷わせる力が及ばないという理屈はよく出来てるなぁと。
そして、自分だけでなく誰でも助けようとするからこそ阿良々木暦を好きになったという戦場ヶ原ひたぎの告白。こういった修飾された最もらしい理屈にまみれてはいるけど、要は童貞高校生が美少女達からモテまくる物語であることがコアなんだと思う。その点において、いかにもなラノベ的フレームからは逸脱していなくて、そこがいいと思う。
ハミィ、本当にいいキャラだなぁ。
スイートプリキュアはシリーズを通じて人間関係の難しさ、再構築がテーマになっていたように思う。
だから、響と奏は仲が悪い状態から始まり、何度も仲直りと衝突を繰り返して成長していく。ただ、この手法には放送当時かなり賛否両論があったと思う。というのも、人間関係の衝突は見る側にとってストレスを与える要素でもあるので、それこそがリアリティであったとしても、人によっては視聴を継続するのがしんどいという意見もあった。
個人的にはこれはこれでハトプリとは違う路線でありつつ、ストーリーの骨格強度と思想がしっかりしていて見応えがあり、好きなシリーズだ。