やっとわかりやすいクラシックがかかってホッとする。
話もよかった。
敵のムジカートがコンダクターの生命を食っていないのなら、彼女たちはどこから糧を得ている?
味方は人命まで失いながら、敵はムジカート1体さえ失っていないような…。
手塚治虫先生の生命観がよく分かる作品。大人になったり、戻ったりするだけでなく、別の生物にもなれるところに非凡的なアイディアを感じました。胎児の描写など気持ち悪く思う時もあったけど、それを全面に出してくるのがいかにも手塚先生流。インパクトがすごい。オチも素晴らしかったです。続編潰ししてあるところとか実に贅沢。
アマプラ会員特典で無料視聴。お話はとてもおもしろかったです。未完なのが残念ですが、想像力を刺激しますね(SFアニメとして風呂敷を畳んでいく様子がぜひ観たかったです)。
1話から作画崩壊していますが、途中で作画良好回があったりして不思議に思いました。外注先の問題なんでしょうか? 後半は良作画回が増える印象なので予算の問題?
たがみよしひさ先生のキャラデザのカッコよさを最後までアニメ絵として表現しきれず、いい線いってると感じたのは二人目の主人公であるマヤぐらいでした。でも、そういう描写面を超えて、登場人物はいきいきとして、時に笑えるほどクズくてよかったです。国際映画社アニメらしさいっぱいで大満足です。
やっと、二人がコゼットの死と運命を受け入れたということかな。ここまでがすごく長くて、テンポ悪いと思ってた。
ちゃんと終わるのかな? そして、アニメ版はクラシック楽曲が流れるシーンが少なくて、ストーリーに絡む音楽としてジャズが多いんだけど、アメリカ大陸横断だし、クラシックは敢えて外してるか気になる。
重厚なクラシックと派手な戦闘は似合うと思うし、作品の格が上がりやすいとも思う。運命も長い曲だから、ジャジャジャーンだけでなくてもいいし。
このアニメ、ゲームとの連動どうなってるの?
前作があまりに衝撃的だったので、同じキャラクターと世界観の続編にそれほどまでのインパクトは感じなかったけれど、やはりいいなと思えた作品。
実は本作が「雪の女王」誕生篇であり、原作小説はその遥か未来に紡がれる物語である可能性も感じたりした。
作画については、実はもっと凝ったことをやっているアニメもあるなと感じた。良いが最高というわけでもない。でも、これは本邦のプリキュアの作画なんかにも言えるもので、無駄にクオリティを上げすぎていないということだろう。そういう作画アニメではむしろいけないのだ。
原作ゲームはクラシック音楽をテーマにしているけど、アニメはジャズやポップミュージックがテーマなのかなと思ったりした。
クラシックやってくれよぉと思うけど、アニメはぜんぜんクラシックっぽくない。アメリカ横断という話からしてクラシックっぽくない。アメリカン・ニューシネマみたいだ。