本格的な戦だけど、撤退戦というこの作品コンセプトとも合致したきれいな回だった。
狐次郎の成長も描かれていて満足度高め。
よくこの高いクオリティで最後まで貫いたなぁ。あっぱれ。
続きが楽しみ。
見事な撤退戦だった。
時行一行それぞれに活躍の場もあったしなぁ。
弧次郎はまだ子供だし体格差はいかんともしがたい。
馬は時速40kmって言ってたけど、途中弧次郎も言ってたように馬同士だと相対速度がね。
改めて数字で比喩で出されると馬上での戦いってのは難しいんだなぁって。
保科党の郎党が特徴あると見せかけて複合なのおもろいw
顔のうっすいやつ、やっぱサイコパスだわ…w
逃若党の未来は絶対ではなく、時行の逃げ上手も絶対ではない。だからこそ、そこには命懸けの駆け引きが生じるし、常に以前の自分を乗り越える成長が求められる
今回は保科達や狐次郎にその点が求められた形となり、同時に生きる為の逃げ力が試される戦ともなったのかな
相手が兵力は上でこちらは寡兵なら、どうしたって効率的な戦法が必要。そこで玄蕃や狐次郎は上手く動き回ったね
特に狐次郎は奮戦と評するのが相応しい働き。けれどそこで彼が反省点としたのは仲間の名前を覚えていなかった点。今回は時行の逃げを広める戦であった事を思えば、彼だけが皆を活かすのではなく、皆が皆を活かす逃げへの仕組みが必要だったわけだ
時行による逃げて生きるという信念に真っ先に影響されたのは保科だね
前回はあれだけ死こそ全て!な感じだった彼が生きるを覚悟して戦う様は将としてとても気持ちの良いもの
将が変化を遂げているから諏訪神党の者達も同様。狐次郎が生きるに必要な助けをし、敵の将に助からない道を用意した彼らの変化は逃若党があの戦いに参加した最高の褒美に思えたよ
一方で逃げ生きる事を不利な結果とさせたのが吹雪の策か
清原の無能を見抜き、彼が生きる為に逃げるよう仕向けた。それは逃げが必ずしも良い未来を導くとは限らないと示すもの
だとしたら、保科に気持ち良い負け戦を教え、諏訪明神の力になると宣言させた今回の負け戦は良い未来を引き当てた逃げだったと言える
この経験は鎌倉奪還に役立つものになる、そう思える回でしたよ
撤退戦という形で締める本作らしい最終回、保科党の面々が狐次郎が呼んだ変なあだ名と微妙に違ったのは笑った。しっかり見せ場を作った狐次郎も1人の将として成長を見せられたなと思った
国司の首は敢えて取らずに生かす、これも吹雪の立派な戦略なのであると。死にたがりだった者達を更生させた時行も大したと感じさせられた
小次郎、強い副将だった。敵将が公家だったし、負け戦の撤退戦ならやりやすい。
国司との殿も成功し、負け戦だが気持ちの良い勝ち方。
保科党もものすごく健闘し被害は最小限。
最終回としては地味な終わり方だが、2期あるのかな?
いざ!
信州が故にちゃんと千曲川。信濃川はにわか。
領地は失ったが勝ったような気持ちのいい負け戦。生きることが何よりの勝ち。逃げるが勝ちというこの作品の根本のテーマに返った最終話だったかな。
指示をだしたり士気を高めるのに人の名前を覚えておくのは大事
主君が名前を連呼して褒めてくれたおかげで名前が広がってるの嬉しいよね、弧次郎
馬で走る若君達〜画面ひいて 1話の始まり方に繋がってる (?多分) 合戦みたいな絵で終わり
改めてED曲というかED絵秀逸だったなぁ
いざ!
いずれ2期やって欲しいね
結局は全部無能国司が悪いって事ちゃうのか?まぁでも戦力差が違い過ぎてジリ貧ではあったけどもその優位をいかせんとはね。
ギャグみたいにあだ名つけた後に
「名前を覚えてない自分が悪い」と反省するのが
気が利いていてとても良い