当人と取り巻く家族、友人にそれぞれの特性があって
その特性に対する両親の考えの相違や過去(祖父)
その特性に対する友人・親友たちの考えの相違
わざとらしさを感じない程度の
ふんわりとしたディフォルメキャラが差し込まれて
重すぎずかといって軽すぎず、うまくバランスを取っていると感じた。
たまたま自分の人生には直接関係してこなかった特性だけれど
もしかしたら自分もそういう特性だったかもしれないし
家族や友人も実はそういう特性を持っているかもしれない。
本当に考えさせられる題材だった。
見て良かった。
続きは映画。2025/2/14公開。楽しみ。
割と重めのテーマを、たまに出てくるコメディキャラで緩和してたがしきれてなかった、かな。
先行上映会の時点で万策尽きていたとは思えないような画面の安定感だった。No.9でここまで崩れていないアニメを久しぶりじゃなかろうか(個人の感想です)。柳監督ラインの安定感。
テレビシリーズで親子の問題はひとまず決着が付いたと言って良いのかな。残りの宿題は蒼井後輩の"特別"と、3人の恋だの愛だの話か。
前述の通り先行上映会時点で万策尽きていたので完パケでは無い気がする。もし納品ギリギリまで制作していたとしたら、劇場版の作画インから4,5ヶ月で上映とかいう地獄スケジュールになると思うんですが大丈夫なのかな。まあ並行して制作してるだろうし大丈夫か!杞憂に済むと嬉しいね〜
蒼井後輩がすべてを照らす太陽なのかもしれん……とか思ってたら数話でまこと竜二ペアと立場逆転するし、ずっと先が読めなくてハラハラしてた。
今の時代にこのテーマをアニメという媒体にするのはすごい決断だなぁと思うのと同時に、そもそも原作自体今の時代だからこそある作品なのかなぁとも感じた。どっちだ。思いが2つある。
映画も楽しみに待っています!
評価:S
嘘偽りない自分の好きを貫くため、普通じゃない生き方を選んでいく。テーマが非常に好みだった。
登場人物がお互いを思いやりすぎて、時には傷ついてしまうのがツラい。
全員がハッピーエンドの結末はなさそうなのがさらにツラい。
竜二、俺はお前を応援する……。
まこと、蒼井さん、竜二、メインキャラ3人の掘り下げと心情、関係性の変化に集中してとにかく丁寧に描いていたとても面白い作品だった。女装や可愛い物が好きというまことやそんなまことに対して恋愛感情を抱いていた竜二、LGBT的な要素を取り上げていた作品ではあったけど、そういう要素を前面に出すというよりは、人間ドラマを面白くするための要素の一環として描いていたように思えた。メッセージ性が読み取れはするけど説教臭くなるようなことはなくて、堅苦しくなかったから見やすかった。前面に出し過ぎていなかったとはいえ描写が疎かになっていたわけでは決してなくて、LGBT的な要素に向き合い、丁寧に描いていたと思う。周りからの視線や声、自分がおかしいんじゃないかというまことの悩み、まこととの関係が変化してしまうことへの竜二の不安、そういう部分がすごく丁寧に描かれていた。同じく蒼井さんも、「特別」を求めて悩む姿が描かれ、普段が明るい子な分、その裏にある様々な心情を想像すると胸が痛かった。3人それぞれ悩みを抱えていたけど、それぞれが自分なりに考えたり、時には互いに影響を与え合ったりすることによって少しずつ前に進んでいく姿がとても良かった。シリアスなだけじゃなく、文化祭や修学旅行などの学園モノとしてのイベントやクリスマスなどのラブコメとしてのイベントも描かれ、3人やその家族・友達との楽しげな様子も沢山描かれていた。毎回可愛らしいデフォルメイラストで描かれたシーンも沢山あって癒やされた。完結編の劇場版ばどういう展開になり、3人の関係がどうなっていくのかとても楽しみ。
毎週胃をキリキリさせつつ今期1くらいに楽しく見てた 1つだけ思うのは、最後のほうの祖父のかわいいもの好きのくだり、ひょっとすると「そういう」のって「遺伝する」みたいな巷の言説と結びつきやすいという危うさを感じてしまった
LGBTやアセクシャルといったテーマも絡んでいて、普通のラブコメとは違う新鮮な気持ちで楽しめた
まこと、咲、竜二それぞれ違った悩みを抱えているけど互いに理解しあって仲を深めていくのが良かった
「普通」の人と違うことをしてるのに「一つも捨てたくない」なんて可能なのか分からないけど、多様性を尊重できる世の中になったらいいよねと思った
面白かった。
虹は、7色より、もっとグラデーションだと思う。タイトルに「おとこのこ(男の娘)」とあるが、キャッチーさと伝わりやすさを重視した結果な気がする。
可愛い物と女装が好きな主人公が、友達2人と悩みながらも進んでいく物語。ちゃんと社会的な忌避を描いている点が、好感度が高い。
作画が通常版とコミカル版の2種類があるが、結果論かもしれないけど通常版だけだと重くなりそうな雰囲気を、コミカル版が和らげてくれている。
テーマが今の時代ならではを感じさせるが、それゆえに起こりうる現実で共感しやすかった
特に、子供世代で完結せずそれぞれの両親や祖父母世代の影響が出ていたりというのが認識のギャップを上手く表現していて良かったように思う
それはそれとして、アニメとして面白いかでいえば普通という感想になる
考えさせられるアニメだが、好みとは少し違った
ただ、見て価値観が広がったことに相違は無いので良作だとは思う
面白いかどうかは個人の趣味嗜好による主観的評価なので悪しからず
まこと先輩かわいい
すごくもやもやする作品でした
とても良い…!と言えるシーンは多くはなかったかもしれないが、人間関係の難しさがよく現れていた作品だった。
映画もあるらしいが、この精神性は映画映えしそうで良いなと想像した。きついシーンも多いが、それも醍醐味。
人間関係の複雑さこそこの作品の魅力。何故か目を背けることが出来なかった。
#ぱいのこアニメ
思ったよりも祖父母世代の因縁(?)が重要なファクターで予想と違う展開になった。何はともあれ仲良くなって良かったよかった(そうなのか)。蒼井さんが適度にギャグを提供してて癒し。テーマ曲を担当している人がくじらというのだが作中でも鯨のマスコットキャラが何度が出てきて関係あるのかないのかよくわからん。
男の娘というものを題材にしているもののしっかりと多様性というものに関して踏み込んでいて想像していた以上に重めのストーリーだったなと感じた、主人公のまことのように女装及び可愛らしい小物が好きな男子がいれば竜二のように同性が好きな男子もいる。女装男子というものを気味悪がることなく受け入れてくれるヒロインの咲は本作の光ともいえる存在だったなと思った、彼女の明るさは唯一無二のものと言える
題材としては人を選ぶかもしれないけどその中で繰り広げられるドラマ性こそが本作の魅力であるのは間違いない、全ての人に受け入れられるのは難しいかもしれないけどこうした多様性がより認知されるようになる時代はそう遠くない未来にやって来るものであると
★★★★★★★☆☆☆
rated on myani.li
毒親きつい、重い、反抗しないのはなんでだろうね。いい作品かもですが自分に合わないようです。
現代の多様性社会に基づくジェンダーレス作品(?)だったんだろうけど、全部まことが悪くね?って思い始めて途中からしんどいだけだった。
女装がじゃなくて、まことのよく分からん性格が。
なんですぐ付き合おうって言う?
あと、純粋な良い人が一人もいないのもしんどい。
それがリアルとは思わんし。
何も解決してないけど、続きは全然気にならないので大丈夫です。
性自認ではなく、趣向としての男女についての物語。
所々にデフォルメシーンが挟まることで、重さを軽減している。
テレビ2期希望
76点
ところどころ極端だったりするシーンもあった
最終回では母親の過去も描かれていてよかった
BL要素だけは無理だった
ただし過去の映像なのに液晶テレビがあったり、
服装なども昭和っぽくない雰囲気だったのはマイナス
キャラデザは好きだったので残念
LINEマンガ (完結済)、フジ系列とAT-Xで放送 [字幕放送] (7/5現在)
配信最速はNetflix [字幕対応]、U-NEXT、アニメ放題 (フジ放送終了後に解禁)
他見放題配信
ABEMA:https://abema.tv/video/title/26-225
U-NEXT:https://video.unext.jp/title/SID0104160
Hulu:https://www.hulu.jp/senpai-wa-otokonoko