京都アニメーションが作ってしまったアニメ至上最高傑作の第二期
前期と同様人間関係の対立や、目標に向かって努力していく姿が見られるのですが二期は一味違います。
一期はハングリーに目標に向かって努力し、その間にさまざまな衝突が見られるのですが、二期は人間関係に関してどうしようもないと諦めたくなってしまうような問題を解決していく話です。
みぞれと希美のエピソードと明日香先輩とのエピソードは涙なしには語れない……。
一期と同じく人間関係での葛藤とか、吹奏楽やる上での困難さが細かく描かれてて良かった。ただし、一期と二期はその困難さの種類が違うかね。
一期は吹奏楽部全体としての問題の克服に争点を充ててたけど、二期においてはどちらかというと、吹奏楽部において主要人物の問題の克服に争点を充ててた。
従って、二期は一期に比べて粛々と物語が進んでいくし、一番の見せ場も一期と比べたら何処か味気ない。反面一期はここ一番の見せ場が来るまでは物語の重さでだれたりと。
正直、面白さの種類がそもそも違うから比べても何だけどね。一期は一期で、二期は二期なりの面白さがあって良かった。
2期はアベレージの面白さ、1期は起こる問題1つ1つが面白いという感じだった。1期は起こる問題が進展する(面白い)ときは総評も伸びるが、話が進まない(面白くない)と総評も総じて下がるというイメージ。2期は話が粛々と進んでいくから文句は出ない(総評が高い)が、絶賛するほど面白いかと言われたらそういうわけでもないという感じだった。面白い瞬間はあるものの、瞬間風速が無いイメージ。
個人的には1期の方が好きだった。1期は吹奏楽部の面白さがかなり出ていた印象だったが、2期になって吹奏楽部とは関係ない人間関係の面白さで勝負していた感じがあるので1期よりはおすすめ度は下がる。(めったにないだろうが)1期と2期のどちらかを見るとしたらどっちをお勧めするかと言われたら絶対に1期だ。
総括として特筆すべきことは無い。2年生編が楽しみだ。
メモ
Date:2022/7/27-2022/12/31
Score:99.5 (互:100↑)
各話平均:9.92 /10.0
脚本:10 /10
映像:10 /10
音声:10 /10
全体:10 /10
2期はより人間関係にスポットが当たっていて、ドラマ性があって、凄く良かったです!
作画は流石京アニということもあり、凄く綺麗でした。途中実写じゃないかと思うくらいに絵がきれいだったシーンも多かったです。
非の打ち所が、ない。
・前半は一期ではほぼ目立たなかった鎧塚先輩のエピソードが語られる→二期から見る視聴者のために、0から新エピソードを語るという手法
・後半でようやくあすか先輩の真意が語られる→表主人公が久美子なら、裏主人公が麗奈、真主人公があすかか?
・二期では久美子の成長ぶりがより具体的に語られる→その集大成とも言えるあすか先輩への『告白』と、タイトルの伏線を回収したラストの見事さ
・すばらしい作品だからこそ、ここだけはマイナス評価をつける→葉月とみどりが物語にほとんど絡んでこない、むしろメインで描かれたのは先輩組のほう→主要キャラとしてクレジットするなら、もっと活躍させてあげて欲しかった
王道青春アニメ
1期は部活再建の物語、2期はヒューマンドラマ
久美子と麗奈の冷めたように見えて、心は通じあってるっていう関係性がほんとに良かった
みんなの思いが込もった力強い演奏シーンも感動的だった
何周しても最後終わった後の喪失感がすごい。作品に引き込まれる
全国での金賞を目指して一致団結して戦い抜いた北宇治吹奏楽部の姿は1期同様に美しく、胸を打たれました。
一方でキャラクター達の人間ドラマも見応えがあり、それぞれが吹奏楽部員である前に1人の高校生であるということを実感できるものでした。
2期で一気に引き込まれた。鑑賞後の余韻が半端ない。影響受けた作品の一つになると思う。
最高の作品でした。ありがとうございました
やっぱり面白い
前半は2年生、後半はあすか先輩が中心。1期同様高水準
https://abema.tv/video/title/106-1
https://ch.nicovideo.jp/anime-eupho02
https://www.b-ch.com/titles/5859/
https://animestore.docomo.ne.jp/animestore/ci_pc?workId=21109
https://fod.fujitv.co.jp/title/11a6/
https://www.amazon.co.jp/dp/B0B6GKFSVV
https://www.amazon.co.jp/dp/B09JNPZYW1
https://www.nicovideo.jp/series/290457
銅賞とはいえ最後の全国大会の演奏シーンが無くて悲しかった。モヤモヤする。
一期に比べると複雑性を増した関係。あすか先輩に魅力を感じない人にとってはやや助長に感じてしまうけれど、ラストはやっぱり最高なんすよ
原作2-3巻のアニメ化、何処を着地点とするか。
何処がウケたのか、何が人気なのかを、きっちりマーケティングしたのだろう。
多数に向けた構造にするのは制作側としては正解だと思う。
しかしそこから零れてしまった細かい描写こそ、私がアニメで観たかった部分。
1期においても、高坂のブラジャーに黄前の指先が引っ掛かるシーンがアニメ化されずに、勿体無いな、と感じた。
この2期では、鎧塚が自らを「気持ち悪い」と評する台詞が削られ、後藤は音楽に対する真摯さが削られてしまった。
大筋には関与しない、重箱の隅をつつくような細かい部分だけど、そんな改変が苦しかった。
高品質によく出来ているからこそ。
2期は各キャラクターの抱えてる問題がとことん顕になっていくのが主だった。
ただ、その問題の内容がそこまでって感じ。鎧塚先輩と明日香先輩の所が特に。明日香先輩ひねくれ過ぎだし、模試の話皆に伝えれば良かったんじゃ?
瀧先生の話は良かった。
サウンドスケープ★
ヴィヴァーチェ!★
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