次回はいよいよ桃華回ですね!! 桃華がバンジージャンプに挑戦するんですね!?
ラストの、座ったままPの方に向きを変える桃華の所作が、彼女の育ちの良さを感じさせる芝居でよかった。こういう、なくてもシーンとして成立はするけどあった方がキャラやフィルムが豊かになる芝居をしっかりやってくれるのは、たいへん好ましい。
と、担当Pゆえつい桃華の話になってしまうが、今回はみりあ回。であると同時にはぁと回でもあったか。はぁとでもみりあ達の前ではちゃんと大人として振る舞おうとするんだなあ、と意外であると同時に納得感があった。みりあに投げ銭を経験させるのはなかなか危ない橋だったとは思うが、彼女にとって今は他の何よりもアイドル、とすることで上手く捌いていたと思う。
尺的に難しいことはわかっているが、ウサミン好きなので彼女が動いてしゃべるところももっと見たかったなあ。
毎週櫻井桃華の新規映像がどっさり供給されるというかつて経験したことがない事態に、担当Pである自分の動悸がヤバイ。最終話まで体が保つのか。
アイドル全員の私服を第1話とは変えているというだけでも信じられないのだが、最後の写真撮影のシーンでもう1回変えてあるとか。ロッカーにしまわれているみんなのバッグを見ただけでどれが誰のものか想像がつくぐらい、スタッフがキャラをしっかり把握して大事にしていることがわかるのが嬉しい。
今回の主人公である仁奈が本当にかわいく描かれていて、くるくると動き回る姿には担当ではない自分もにっこり。今回は特に手の作画が印象に残った。小さい子らしいぷにっとした感じがよく表現されていたと思う。
作中でかかる曲やチラッと出てくるキャラにもいちいち「こうきたか!」と驚き喜べるのは、ゲームをプレイしていてよかったと思う点。未プレイならここまで楽しめていなかった。
自分は櫻井桃華の担当Pなので、アニメで彼女が動いてしゃべっているのを見るだけでもう泣きそう。
日常シーンは落ち着いた色調(特に美術)で、芝居のニュアンスもリアル寄り、カメラも引き気味、と予想とは違うテイストの映像に驚き。手間がかかる方向性なのにとても質が高くて、ファンとしては嬉しい。最後までこの質が保たれますように。
日常シーンのテンションが抑えめなのは、今回のラストにあったようなファンタジックなイメージシーンや、あるかもしれないライブシーンが対比でより輝いて感じられるのを狙ったものだろうか。期待が高まる。
各キャラの(声以外の)芝居も、ちゃんと「そのキャラらしさ」が感じられるものでよかった。