こんなにおっぱいのことばかり考えてる社会人ってどうなんだろう。今どきはそうなのかな。
結局、学園恋愛ゲーをそのまま社会人でやってる雰囲気なのかな。親友のサポートキャラもいるし。
良い日常。淡々と進むのが良し。
でもこのあと友達ができたりしちゃうのか……この単調な日常が変わってしまうのはもったいないような。このまま何も起こらなければいいのに……自転車がスーパーカブに変わっただけで物語としては十分だと思うよ。
最近のゲームみたいな異世界ものの氾濫に辟易していたので、ゲームっぽくないゲームものってだけで笑えて素晴らしい。出るべくして出たネタって感じか。
冒頭はリアル寄りだったがゲームを手にしてからは一転ギャグになったのは良し。最後までこの調子でひどい目にあってほしい。
まぁ、冒頭リアルといっても着替え中の妹に遭遇して「いつまで開けてるのよ」って言われるのは漫画あるあるネタだけど。
「異世界で薬草」から「赤髪の白雪姫」を思い出したが、わざわざ異世界召喚ものにするくらいだから元の世界では製薬会社の研究員だったくらいの設定なのだろうか。どうも趣味でガーデニングやハーブくらいっぽいけど。チート魔力で万能薬つくれちゃうくらいのふんわりした設定だと残念。
それにつけてもみんな異世界召喚になれすぎて都心から田舎に拉致されたくらいの感覚ね。ガールガンレディみたいにパニックになりすぎるのも興ざめだけど、もうちょっと異世界感だせよと。ポーションとかサラマンダーとか汎用ゲーム設定で済ませるなよと。
旭川から東京まで半年しのいできた神待ちJKに振られてやけ酒飲んでる無精髭はやしたサラリーマンが上から目線で物言えるのかどうか微妙なところで。
まだ性的なことを期待しちゃうけどヘタレで手が出せないくらいの方がまだ物語的には好感が持てる。全体的にファンタジーすぎて、生々しさが足りないような。
まず、男の声がリモート収録みたいな音質で気持ち悪い。
会話のテンポやノリもちょっと気持ち悪い。
主人公の生ぬるい言動も気持ち悪い。
男の気持ち悪い言動もギャグなら許容されるけど、微妙にギャグになっていないので気持ち悪い。
全体的に寝ぼけていて気持ち悪い。
過去に戻ってやり直しをI.G系らしくAI主人公でやるのは面白い。展開がテンポよくサクサク進むのも良し。AIなので必要以上に感情的にもならない。
100年の物語を1クールで、となると1話10年くらいで進んでいくのだろうか。
相川議員も今回の体験で結局命名法推進に動いちゃって改変失敗みたいな流れかな。それでも少しずつ元の世界とは変わっていくのだろうけど。あんまり改変が大きく起こると演算もカオスになるだろうし。
あとは、助けられた反AIテロリストが100年後に老人になってラスボスとして登場したりするのかな。ウラシマンのフューラーみたいに。
とりあえず今後の展開が楽しみ。
オーバードレスって女装のこと……
登場する女性がみんな男に見えてくる。
深夜アニメっぽい雰囲気だったけど、ノリはいつものヴァンガードだった。
ホリミヤ後半はすっかり日常系って感じだったけど、最終回の平行世界を見ると、「なにかドラマチックなことが無くても、ちょっとしたことで世界は180度ひっくり返る」「人にはいろんな面があるので、どうせこうだろう、と決めつけなければ世界はどんどん変化していく」、その結果としてのこの日常だったのだなぁ、と改めて。
本部長が赤ちゃんになることよりも部下たちのダイバシティの方がメインなのだろう。
最初は「乳児 島耕作」みたいなのもできるんじゃないかと思ったが、団塊世代の島耕作だと本作のジェンダーフリーとは真逆の存在になるのかもしれない。保守的な橘部長は変化していったが。
「本部長が赤ちゃんになってもさして問題なく仕事はできる」という社会がダイバシティが定着した社会ということなのかも。
復讐相手がちょろすぎるのと、主人公がチートすぎるのでバランスが悪く、中途半端な正義執行の正当化をするので、薄いエロ本みたいになってるのが残念。
これくらいチートなら相手よりもさらに外道じゃないとバランスがとれない。肩がぶつかったから殺すとか、ウエイトレスが水こぼしたから犯すとか、機嫌が悪かったので難癖つけて村を滅ぼすとか。
そういう火のないところに煙を立てて自己中な復讐を繰り広げるサイコパスみたいなのを期待していたのに……
ランスみたいなのをイメージしているのかもしれないけど、キャラが薄くてランスほどの魅力を感じないからなぁ。
ボンズらしい作風だけど、ゴジラ作品としてはミレニアムっぽい感じ?
ミレニアムは独立した作品群ではあるけど、その中に入れても違和感がないような。
個人的にミレニアムは面白いと思うので、この先にも期待。
第1期より面白かったと思うけど、転生してスキル取得して魔王になるフォーマットが氾濫しすぎて全部同じ大賢者OS積んでんじゃねぇかって状態になって、どの作品がその嚆矢かどうか関係なく独自色を出さないとつらいような気がしてきた。
面白いっちゃぁ面白いけど、もうちょっと物語として起伏があっても良かったんじゃなかろうか。
ゲーム感覚でうまく立ち回れると過信した無職引きこもり。人生やり直しといっても元々うまく立ち回れなかったからこその前世なわけで。
異世界転生ものに辟易していたところに本作だったので期待はなかったが、大きく予想を超えてきた。というか、これが本来の異世界転生ものの王道だったということであろう。やはり「異世界をきちんと描く」ということが大事なのだな。
前半はオットーがヒロインなんじゃないかと思ったが、後半はしっかりエミリアたんがヒロインをしていて、スバルーエミリアの結びつきが物語の軸としてようやく確立したって感じ。
みんな大好きパラボラ兵器。
「平行世界に飛ばされた女の子がわけも分からぬまま化け物と人類存亡をかけた戦いに駆り出される」というハードな設定で、ゆるい修学旅行の日常を見せつつも、平行世界という設定を社会科的視点できっちり描いてみせるというかなりアクロバティックな作品だった。
女の子たちのゆるい日常とあれこれ頭を悩ませる大人たちを切り分けることで、ゆるいけどちゃんとしてるSFであった。
最初、よくある都合の良いハーレムラブコメになるんじゃないかと思っていたのだが、そうならなかったのは良かった。
まぁ、「都合の良い」というのは作劇上仕方ないだろうけど、「弱キャラとか強キャラとかどっちが一番か、とかではなく両方に折り合いつけて自分が良いと思うことをする」という、ある意味無難なオチになったのは良いか。
無難なオチなのにちょっと理屈っぽすぎて「ちょっとナニ言ってるかわからない」感はあったけど。これがゲーマー気質というものなのかしら。
あと、全体的に登場人物の言動が不自然でキャラを演じている感が強かったのがちょっと怖かった。「キャラを演じている」友崎の言動がある意味一番自然だった。
思い返せば友崎はゲームについてはガチだけど、それ以外についてはルサンチマン的にひねていただけで基本的に普通の価値観だったが、実際に価値観が歪んでいたのは日南の方だったと。
まぁ、日南もガチで歪んでいるというより、友崎と同じようにひねてこじらせているだけなんだろうけど、「おにただ」とか言ってる時点でかなり痛々しさが。
自分が正しいと強く自己暗示していないと自我が保てないのかも。