ルーク掘り下げ回。ルークの父ちゃんと母ちゃんはよくこんな性格同士で夫婦になったなというレベル。いやまあ、ルークパパも若いころはもうちょっとソフトでまともな性格だったのだろうけど。
笑の成長回……なのはいいのだけど、実際他の平行世界では笑は死んでいるわけで。可能性を信じる! っつっても、そもそも親父が他の世界をつぶして可能性を注ぎ込まなければこの年齢まで笑は成長できていなかったわけで。笑の成長はいいものだと思うけど、それはそれとして根本的な問題解決はどうするのだろう。
旅立ちとソフィの心の整理回だった。ルークやジーナとの合流は2クール目に入ってからかな。ルークについては名前的にまだ二転、三転ありそうな気もするが。
恋愛色が濃くなってきたなあ。いや今までも恋愛青春ものだったけどさ。しかし美緒・瑛太・恵那の三角関係が前面に出てきた分、陽斗・葉月の二人は影が薄くなった気が。
悪くはないのだけど1時間18分の比較的短めな上映時間もあってか大味な内容だったなあ。いかにもTVシリーズのファン向けに適当に後付け設定をくっつけてそれなりに盛り上がりどころを入れてまとめましたという感じ。もちろんそれはそれで悪くないのだけど、贅沢をいえばもっと深い満足感がほしかったなと。とはいえ、この作品らしいコミカルなノリも見られて良かった。
面白かった。オールスターで王道の盛り上がりがいいね。しかしその中でスナフキンみたいな子がいたけど、TVシリーズであんな子いたっけ……と思ったら知波単学園と同様劇場版初登場校か。知波単の方は元ネタがわかりやすいから劇場版のゲストキャラみたいなもんだろうなとわかったが、スナフキンちゃんは妙にキャラが立っているからメディアミックス展開のコミック版か何かで出てきた子かと思ったわ。愛里寿との交流ももっと見たかったな。最終章では出番はどうなるだろう。
さすがOVAで出ただけあって作画も内容の濃さもすごい。みっちりと内容がつまっていてとても見ごたえがあった。そして本編終了後の戦車講座もやたらとガチな内容で驚いた。
ええええ、また茶番エンドっすか……炎が落ち着くまでもたせればいいだけなら巫女を大勢用意して交代で役目につかせればよかったじゃん。そもそもいくら巫女の適性もあるとはいえ、貴重な勇者の一人の東郷さんを大赦が使いつぶそうとする理由って何さ。
こうしていま見ると意外とよくできているのだけど、ディードが宙に浮かんでいるのは設定を考えると変な描写だよな。アニメ的見栄えを考慮した演出なのはわかるけどね。あと王の使者が傭兵ってのはどうなんだとか、セシルくん畑の真っただ中で破壊の炎の魔法なんて使っていいのとか、大なり小なりのツッコミどころも。スレイン(ひいては大二―ス)はすごい無茶ぶり。
こうして今見ると山岡がぐーたら社員ではすまされないぐらい仕事してなくて笑う。よくこれでクビにならなかったなというか、そもそもよく新聞社に入社できたなというか。栗田さんは一話目から吐いているゲロインだったのか。料理勝負ではちゃんと山岡の言い分を認める大原社主の意外な器の大きさが好印象。次回予告ではいきなり雄山と山岡の関係をネタバレしてて吹いた。
そのっちも加わってにぎやかな日常を送っているように見えるけど何やら不穏な描写が……と思っていたところで異常に気づいたか。普通に考えれば東郷さんは破壊した壁を補う生贄状態にでもなっているのかね。
一期ふりかえり総集編……はいいのだけど、今見ても終盤の茶番っぷりがひどい。このへん、後半の勇者の章で上手くフォローできるのだろうか。
最後の場面とエンディングを見るとなんだかティナとソランの壮大な恋物語のように見えるけど、実際は全然そんなことないという……そういうところも含めてなんだか大味なまとめ方だった。
まとめ。一見主人公的ポジションのソーマが終盤近くまで本筋にほとんど関わりなくおせっかいで首を突っ込んでいるだけという印象で主人公らしくない、ヘルガが典型的な助けを待っているだけのお姫様で魅力が感じられない、この手の輪廻転生もので要というべき前世のティナとソランの物語にいまいち感情移入しにくい、ことの元凶の一人であるゲオルカが小物臭い……などなどのツッコミどころ・不満点があって期待したほど満足できた作品ではなかった。とはいえ、OP、ED、BGM、少々クセのある絵などによって演出される物語は独特の雰囲気があって、全26話引き込まれるだけの力もあった作品だった。
前回のラストであれだけ己の罪に嘆き苦しんでいたのにあっさりいつものトーマに戻るとは情緒もへったくれもないなあ。そりゃこの終盤にきていつまでもうじうじ悩んでいられてもうっとうしいだけだが。デュマも何か考えあってティナを復活させようとしているのかと思えば特にそんなこともなく、迷いに迷ってようやく決断しただけとは。親父に背くことはとっくに決めていたのだろうからもっと早くやれよというか。
ここで前世編の続き。19話で最後の場面は何やら意味ありげに伏せられていたからてっきりもうひと捻りあるのかと疑ったけど、ここまでの描写を見ていれば予想できた通りの真実だった。一方、ゲオルカが兄タイタスを憎むのはどんなわけがあるのかと思ったら、単に自分がちょっと遅く生まれたから王様になれなかったってだけか。こんなだからどうもゲオルカは小物臭くて、いつまででかい面して出てきてるんだよという気分になるんだよなあ。
ああ、なるほど。メルが成年期の博士に会いに行くのは時期がズレるのではと思ったらこういうことだったのか。いやでもこれでもやはりズレはもっと一年どころではなく大きく出そうな気が。それはそれとしてさらっと一人で転生装置を作ったといってたけど、そんなにお手軽に作れるのか転生装置。
ゲルタの事情は予想通りとして、パルザは全然今世に関わってこないな。実は主要人物たちのうちのだれかにまぎれこんでいるのだろうか。それとも一人だけ厄介な因果の螺旋から抜け出して平和に暮らしているのかね。
ティナとデュマの母レダが王のもとを逃げ出し、ゲオルカとくっついたのはどんなわけがあったのかと思ったが、今回の描写を見る限り単にゲオルカに誘惑されてそれに乗っただけということ? だとしたら単なる不倫女でしかないわけだが。ゲオルカがタイタスを憎むのは何かワケありらしいからそのへんの描写次第ではまだフォローがあるのかもしれないけど。
おお、OPで出てきてた敵のロボットが。このままOP詐欺になるのかと思ってたよ(笑) メルへの拷問はだいたい予想はしていたけど、映像で見るとけっこうえぐかった。指を切り落とすとかそういう物理的な痛みのものではないとはいえこういう閉所に閉じ込め神経を追い詰める系のものも実際にあったらしいしなあ。まして前世の記憶が消えかけて混乱状態の幼い子どものメルに行われたかと思うと(恐)
なんだか話の流れが強引な気が。なんでわざわざ遠く離れた星である地球に人工転生させる必要があったの? 生まれ変わりが確実にあることがわかっているなら、普通に自然転生で、同じ星内で良かったですやん? いやまあ、人工転生でないと記憶が引き継げないとか、同じ星の中だと反乱者に見つけられて利用される危険性があったのであえて遠くの星を選んだとか、考えられる理由はあるけどさ。それとアギたちが追って転生してきたということは、反乱はいちおう鎮圧できたということなんだろうか。反乱者側もティナを追って地球にきているようだしなあ。
「最愛の娘を兵器にするとはバカ」という王弟の台詞に深く同意せざるをえない。何をとち狂ってこんな処置をさせたんだか。いやまあ、実際ほとんど狂っているような状態だったんだろうけど。そしてセスの闇堕ちフラグは回避されたかと思われたのにここで強調してくるとは鬼だなあ。しかしこちらは納得だわ。ところで前回ちょっと触れられた元王妃が王のもとから逃げ出した理由とはなんだったのだろう?