ようやく地球にたどりついたかと思えばまたあっさり旅立つなあ。まあ銀の種族に奪われてから何年経っているのか知らないけど、いちおう母性という意識と感慨はあるとはいえ、既に他に定住できる星も見つけているし、それほど強い執着はないのかね。
時空流がどうたらの理屈はよくわからんが、これはエルマントスとベルクロスの相打ちということかな? ……と思ったが、次回予告からすると普通にベルクロス生き延びているのか。生死不明とかでもなく。
今回のこの一件からソフィと行動を共にするようになるのだろうか。しかしその必然性がわからないのだが。ソフィが何か重要な情報を知っているわけでもないし、無自覚に何か重要な手がかりを持っているわけでもないし。
映像そのものはさすがにきれいなんだけど、場面のつながりや登場人物の台詞がぽつぽつとしているというか、話の流れがわからなかったり前後のつながりが不自然ってわけではないのだけど、話の流れがスムーズに一本の流れになっていないように感じられて話に入り込みづらかった。
セイバーの召喚やその直後のランサーとの一戦などはばっさりショートカットされているので(いちおう部分的な映像だけは流れるけど)、原作未プレイでアニメ版も未視聴でSNやUBWの予備知識が全く無かったらついていくのはきつそう。凛もいつのまにやら行動を共にするようになっているしな。
ワカメが思った以上に目立っていた。そんなに重要人物だったっけワカメ。原作のこのルートでもそれほどいいところはなかったと思うのだが。
早くも毒煙ノドスとのリターンマッチ。もう一体のノドスはどう対処するのかな。ところで銀の種族側の四人のノドス同士のやりとりを見守る人物の描写が前々からちょくちょくはさまれるのには何の意味があるのだろう。
あれ? 黄金の種族、銀の種族、青銅の種族、英雄の種族、鉄の種族(地球人類)以外にも異星人がいるのか。黄金の種族に名づけられたのは自力で宇宙進出を果たした種族のみで、それ以外の他種族の技術供与か何かで宇宙進出を果たした異星人はカウント外ということかな?
ようやく一歩踏み込んでこじれてきましたねという感じ。と同時にこのままだとばっさりなわけだが、ここからどう続けるのだろう。しかし普通に見たまんま泉瑛太→夏目美緒→相馬陽斗→森川葉月だったのか。少々意味ありげな描写があったから、瑛太と夏目のあいだはもうちょっと何かわけありなのかと思ってた。
超常的なパワーだか何だかに操られてた幼なじみちゃんがここ最近続いている連続殺人事件の犯人でした、というのがわかるだけで、それ以外はどういう方向に向いてんだかわかんねーなこれ。あと無駄に止め絵が多かったり、遠景描写が多かったりで作画が低調なのもよくわかった。
とりあえず部室取り上げの危機は免れたけど、生徒会が何故か目の敵にする謎は残った感じか。猫がしゃべるファンタジー要素とか、謎の部室とか、生徒会の不審な態度とか、思わせぶりな描写がいくつかあるけど、そのせいでいまだに方向性がつかみ切れないな。3話切り対策なのか?
一話だけで敵の幹部(というか手下はいないけど)との決着がついてしまうのか。まだ4話目なのにえらくペースが早いなあ。まあこの流れからすると後半に立ち位置を変えて再登場してきそうだけど。そして終盤の展開が衝撃的だった。
自分たち以外の生き残りと出会えたのにちょっと行動を共にしただけですぐにわかれてしまうとは。そりゃ必ずしも一緒にいた方がいいわけではなく、むしろどこまで信用できるかわからないからリスクも大きいけどさ。こんな終末的世界観なのにつくづく悲壮感がない作品だわ。それが独特の雰囲気を作っているのだろうな。