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ペコリーヌの正体が判明することで彼女の行動に芯が宿ったように見えた。
それにより美食殿という一風変わったギルドの方向性やそこに居るキャルの難しい立場も見えて来たように思う

今回の話でペコリーヌは王室の人間であると判明する
けれど、今の王宮は機能停止に陥ってるのかな?少なくともランドソルの民衆から頼りにされていない
それもあってか、ペコリーヌは美食殿として活動しつつもランドソルの平和を守る活動をしているように感じられる

ペコリーヌは腹ペコキャラで大食い。いつも食事のことばかり考えてる。そもそもペコリーヌという名前もその特徴からコッコロがつけた渾名だし
でも、冒頭の魔物退治のように食事関係のクエストでありつつも、あの魔物を倒すことで商品流通が復旧するし街の平和が守られた
その後の皆から感謝される様子からペコリーヌの行動は必ずしも自分の為だけではないと判る

ペコリーヌにとってお腹いっぱい食べられる状態こそ、守りたいランドソルの形なのかもね

同様に守る意志を持ち始めたのがユウキ
仲間が倒れる夢を見た彼は剣の修行を願い出る。彼も剣士として仲間を守るつもりでいる
けれど、シャドウとの戦いでは本領を発揮することは出来ず
彼は仲間を守れなかった過去、或いは守れないかもしれない未来に苦しんでいるのだろうか?

一方で守る意志に満ちつつ有る美食殿に居ながら全く逆の立場に居るキャル
彼女は猫への餌やりやチャーリー達と和気藹々する様子など既にランドソルの一員であり、町の美味しいを守る美食殿の一人でもある
でもシャドウとの関わりがある彼女は一方で平和を壊す側でも有る

中途半端な立場の彼女はシャドウと戦うペコリーヌを助けるでもなく、かといって助けられた際に援護するでもなく
「付き合いきれない」という台詞は美食殿に染まれない自分に我慢がならないかのよう

次回はキャルの立場に寄り添うものになるのか、ペコリーヌの正体に迫るものになるのか、どちらだろう?



とても良い


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とても良い

応援団に入って少しずつ楽しさを感じ始めた石上の前に現れた大友
まるでお前の罪は消えないのだと言わんばかりの大友は恐ろしい……

「余計な事をする度にいつも失敗してきた」と認識し、自分の行動が失敗という結果を導いたと考えている石上。
大友の彼氏だって別に石上が対応すべき問題ではない余計な口出し。その結果に停学が待っていたと考えれば石上の認識は正しいのかも知れない

でも考えてみれば石上って大友が救われる結果を求めて行動を始めたわけじゃないんだよね
荻野が為す不条理を許せなくて行動を始めた。そこに有るのは正義の意志。でも荻野のあまりの酷さに大友と別れる結果を求めてしまったから相手に付け入る隙を与えてしまった
だから石上の行動と結果は大きくズレてしまう

白紙の反省文は石上の心を何よりも表している。結果が間違ったとは認識できても過程までも間違っていたとは考えられない
だから反省文を何かの文字で埋めることは出来ず、全部バラすと息巻いたとて白紙のまま変わらない

そんな石上を掬い上げた白銀のなんと輝かしいことか
白銀は石上の行動過程を正確に割り出し、更に石上の起こした過程が目的を達成したのだと知らしめた。石上の心である白紙の反省文にも石上が抱くべき言葉を力強く綴った
不条理を許せない石上には結果ではなく過程にこそ見出せる正義が有る

だからそれを思い出せた石上はもう迷わないのだろうね
運動会を楽しみたいから大友の言葉に惑わされず精一杯楽しみ走る
応援団の人たちを見たいと思ったから彼らを見て、彼らが良い人であると知る
やっぱり最上の結果は手に入らないけど、頑張って走ったという最上の過程は手に入った
逆に大友は石上に助けられたという過程を手にせず、笑顔の日々という結果を失わずに済んだ
けれど、それは最早結果の話であって、過程において不条理を許さぬ行動ができた石上にはもう関係のない話なのだろうね
視聴者的には少し寂しい展開だけれども、今を楽しめるように成った石上が居るのならそれだけで充分だと思えるラストでもあった

最終回手前でこのようなエピソードを入れて来られたら、どうしても最終回への期待が高まってしまうね
見える風景が少し変わった石上に関するエピソードとなるのか、石上への認識が改められていそうなミコが主役となるのか、白銀とかぐやの恋愛頭脳戦が展開されるのか気になる所



普通

闇の力を発現したシリウスの正体。それがカタリナと少々似た生い立ちであったのは驚き
ある日転生し悪役令嬢として生きていくことになったカタリナ。記憶を移し替えられシリウスとして生きることになったラファエル
他人になることでそれまでの幸せが突然壊れてしまった二人

決定的な違いは、カタリナは破滅を回避しようとしつつ自分らしく生きて今の幸せを手にし、ラファエルは全てを壊すために良い子を演じ続けてこの破滅に至った
生き方が決定的に違うからカタリナではラファエルを救うことは出来ない。だからカタリナが出した答えが「元気が出るまで一緒に居るわ」というもの
それこそカタリナがこれまで破滅を回避できた理由であり、これからも幸せで居続ける方法

カタリナの言葉をきっかけに母の言葉を思い出し、生き残ったのは復讐の為ではなく幸せになる為だと再定義したラファエルの表情は晴れやかだったね
思い返せば、カタリナも方向は同じか。破滅フラグを回避しようとするが、原因のマリアをどうこうしようとは思わない。むしろ流罪になっても生きられるように農業知識を身に付けたりしている

生きている限り幸せを掴むチャンスはきっと有って。ゲームのようでゲームではないこの世界でカタリナは必死になって破滅フラグを回避するために走り回ってきたけど、ここまで生き延びた時点で充分に破滅は回避できている
だから卒業イベントは破滅への分岐点ではなく、これから始まる幸せな日々への通過点だと言えるのだろうね

マリアに想い人が居るのではないかと直接聞きに行ったカタリナには驚き。まあ、「お慕いしてします」という直接表現の意味に気づかないのも驚きだったけどね

まさかの第二期決定。どう見てもハーレムな状態を友情エンドと勘違いしてしまうカタリナじゃ恋愛方面は期待できそうにないけど、カタリナの常識外れな日々はそれ以上に楽しめそうだ



良い

前回、アルテに迷いを生じさせたマティの言葉。それが今回では言葉の筋そのものは変わらなくても、アルテが持つ価値をきちんと捉え直した形になっている。
それがフィレンツェに戻るかヴェネツィアに残るかを迷うアルテの指針となったようだね

女性であり貴族であるのはアルテの価値である事は確か
でもそれだけじゃなくて画家としての実力もアルテの価値であり、それは更に伸ばすことが出来る
なら、ヴェネツィアですぐに一人前になるよりもフィレンツェで為すべき事を為す
それがアルテの選んだ道

もう一つアルテの価値であり魅力とも言えるのはその交友関係だね
最初は反発していたカタリーナとも今では友達で、フィレンツェで天井画に取り組んだ際も大勢の人がアルテの為に集まった
それは貴族だからとか女性だからとか、画家としての実力があるとは関係なくアルテの努力が実を結んだもの

描き上げた天井画はアルテをそのまま表しているかのよう
絵に込められた優しさ、ヴェネツィア風の装飾、そしてアルテに関わった人々を模した人物像。けれど、光への計算は未熟
レオと母に見せつけた今アルテに出来る渾身の絵
差別や偏見に負けず、自分の価値を見出したアルテがどのような画家かひと目で表す素晴らしい絵が出来上がったようだね



とても良い


良い


とても良い

三種類の「かくしごと」の意味が明かされて可久士と姫の生活の背景やあの楽しかった頃からどうして姫の瞳が曇るような未来へ繋がっていったのか。それぞれの隠し事が明かされる最終話
そして隠し事が無くなったぞ、と思った瞬間から思い出が隠される展開は驚き

姫は父の「かくしごと」を知った。可久士は長い眠りから目覚めた
だというのに可久士は記憶を失って…
「かくしごと」は詳らかになったのに、別の隠し事が発生、それを描く仕事で覆い隠す展開
まずは元気になって欲しいと可久士に皆が「かくしごと」を続け、それに姫まで付き合わされるのは何とも辛い…

姫が積極的に自分の正体を明かしたり出来なかったのは可久士の幸福を考えたから
漫画を笑って貰えなくなったと筆を折った可久士がそれらの経緯を忘れて漫画を描いている。その楽しそうな様子はとても邪魔できるものではない
姫は可久士の幸福を守るために「かくしごと」を始める

でも、考えてみれば可久士だって同じなんだよね
可久士は姫の為に描く仕事を隠してた。姫の幸せな生活が守られるように骨身を削っていた
だから可久士にとってどんなに漫画が楽しくても幸福の基準は姫が中心
それを理解した瞬間の姫の瞳が晴れる場面ったら!

描く仕事で隠し事を明かす逆転の展開
楽しかった漫画の思い出と共に姫との優しい思い出が溢れ出てくる様子
一人で誕生日を迎えた姫がこうして18歳になったことをきちんと伝えられるラストは感動モノですよ!

「人は誰でも隠し事を持っている」という台詞で始まった最終話
それがラストシーンには可久士も姫も新たな「かくしごと」を手に持つ展開
漫画家業界を風刺するような描く仕事で始まりながら、未来の後藤家はどうなっているのか隠し事に思いを馳せた中盤
最終話の「かくしごと」には温かい気持ちになってしまいました



良い

試合が進む毎に自信を無くしていく芳乃。
それとは関係なく調子を崩さない詠深。そして芳乃の為にホームランを打った希
戦略ではなく気持ちで梁幽館の上を行く展開は大変好み

芳乃はその戦略で新越谷の頭脳となっていたのだけど、この試合では度重なる梁幽館の猛攻に流石に参ってしまったようで。自分は何もしない方が良いのかも、なんて考え始めるのはかなり重症
芳乃は「どうすれば勝つ確率を上げられるか」ばかり考えているからそうなってしまう

対して詠深はどんな展開でも試合を楽しんでいる
中田にホームランを打たれる痛恨の展開。けれど、詠深はその内容を「良かった」と思い、勝てばこんな勝負がもっと出来ると考えている
どうしたら勝てるか、ではなく今の試合を楽しみこれからの試合も楽しみたいから勝ちたいと考えている

限界に達しつつあった芳乃に希が伝えたのも似たようなもの
試合運びよりも芳乃に会えて良かった、新越谷に来て良かった、全国へ行けると思えたと未来の話を告げる
視野が狭くなるような現状よりも広がる未来を。
新越谷の未来を切り開くホームランを芳乃に捧げた希の姿は格好良い

この辺りから新越谷と梁幽館の心構えが逆転していく構図
抑えなければと考える梁幽館、勝ちたいと考える新越谷
遂には敬遠の果てにホームランを打たれてしまった中田と正面対決!
最初はびくびくした野球をしていた新越谷が気持ちで勝る野球に変わるとは!
あの対決は試合のラストを飾るに相応しいものだったね

低調な作画や展開を詰めた為に敵チームの心理描写が疎かになった点には色々言いたくなる部分はあるものの、詠深や珠姫を中心として野球を諦めかけてしまった少女たちが再び野球を楽しむ物語としては申し分のないものもあったかな
できれば、このアニメをきっかけに原作を読む人が増えると良いのだけれど



とても良い

透と楽羅、二人の少女が夾に対してどう思っているのか、そして夾と接する自分をどう捉えているのか、かなり対極的に描かれていたように思う
だからといってどちらの行いが尊いと決めつけて描いていないのだから素晴らしい

慊人と出会い夾が幽閉されると知り、十二支の呪いを解くために藉真の元を訪れた透
彼女は終始真摯。十二支を縛り付ける絆を呪いと理解しても、絆は尊いものだと尊重するつもりでいる
更に夾の変化を喜ぶ姿も見せる。どれも夾を想っての行動

ここに来て明かされる楽羅の真意。単純な好きから始まったのではなく、猫憑きが居ることで安心を得て、綺麗な自分を夢見て好きになって貰おうとした楽羅
どちらも夾よりも自分を優先した行動
普通なら明かせない想い。けれど、楽羅は自分勝手な感情を夾に全て打ち明けた

だというのに夾は楽羅の「汚い」の中から綺麗な「有難う」を見つけ出した
だからこそ、楽羅も嫌な女で終わろうとしたのに最後の最後に本当の「好き」を叫ばずにはいられなくなってしまったのだろうね
楽羅の懺悔、夾の感謝。二人の想いが交わることはなかったけど、楽羅のどうしようもない感情を夾が抱き止めたシーンはとても良かった

柔らかな陽の光の下、呪いを解くために先に進む透
沈むような月明かりの下、有難うと言ってくれた瞬間の夾を自分だけのものとする楽羅
二人の居る場所や抱いた感情は異なるものだけど、どちらかだけがという訳ではなく、どちらも夾にとって尊い存在なのだろうなと感じられたエピソードだった



とても良い

再会から流れるようにシモの心配をするシズルはインパクト大
いくら幼児退行してるユウキでも一人でトイレくらい出来るでしょ……
え?出来るよね……?

それはさておき、キャルのパーソナルスペース襲撃から始まるこの回。私的なものを誰とどうやって共有するかが描かれていたように感じられた

トイレ事情なんてかなりの私的事情。ここに踏み込めるのはシズルが姉を名乗る存在だから。ある意味パーソナルを共有していると言えるのだけど、ユウキは彼女のことを覚えていないから正しく共有することは出来ない
結果、シズルとリノは影から見守ることになる

キャルは珍しく陛下に花を渡そうとしたようで。これは相手のパーソナルスペースを彩ろうとした行為
けれど、キャルの想いが通じることも花を渡せることもなく。それどころか美醜の基準すら大きく異なる
陛下とキャルがパーソナルを全く共有していないのだと判る

キャルが空元気のまま誰も居ない家に「ただいま~!」と言った姿には寂しさを感じたが、時間差でユウキ達がキャルのパーソナルスペースを飾るぬいぐるみを抱えて「ただいま!」と言って現れ、キャルがそれに笑顔になる流れ
キャルが誰とパーソナルを共有したいと思うようになっているのか、そういった変化を感じられるシーンだった



全体
とても良い
映像
とても良い
キャラクター
とても良い
ストーリー
とても良い
音楽
とても良い


良い

父として悩める白銀に参考になる意見を言うかと思いきや全く役に立たない白銀父には笑う

兄の恋バナは気になるけど、素直に聞くには反抗期が邪魔をする。そんな気難しいお年頃の圭だけど、兄が本気で傷付いていると知ればつい助言してしまう
思春期系妹の見本となってもおかしくないタイプですな、圭は

今度はソーラン節の特訓かぁ……と思ったが、流石の藤原書紀も付き合っていられなかったようで
かといって、他の人があっさり白銀を指導するのは許せないとは面倒くさい(笑)
二人の母親が取り合うかのような状況の果てに白銀がソーラン節を体得する展開がカオス(笑)

犬猿の仲であるミコと石上
行動は全く異なる二人だけど、目の前の理不尽を許せないという根本の部分は同じ
こばちが石上は応援団に受け入れられているか気にしたのはミコとよく似たタイプだからか
ミコと石上は似ているから、石上の事情なんて知らなくても彼が遊び半分で入ったわけではないと判ってしまうのだろうね

またもや余計な茶々を入れる白銀父。息子の想い人に探りを入れるってどういう神経なの……
白銀父が知りたかったのは白銀の情報ではなく、かぐやから白銀がどう見えているか、彼と接してかぐやはどう思ったのか
かぐやに真意を話させたのは上出来だけど、その後の探りが完全に野次馬で笑う



良い

これまでずっと顔が見えないままだったカタリナの前世。
「私こういう顔だった?」のシーンで顔が見えるようになると前世カタリナにとってあの世界はリアルであり、それこそ変わらない毎日の延長線であるかのように感じられるね

でも、残された方にとっては堪ったものではない
それぞれのカタリナによって変えられた人生、カタリナへの想い、そしてカタリナを失いたくないとの想いが溢れてくる描写の数々には胸が詰まる
でも、その感情をもっと深く持っているのはあっちゃんである訳で

あっちゃんも前世カタリナに世界を変えてもらったが、突然に彼女を喪ってしまった。その悔いの深さは7話で示された通り
失う辛さを知っている彼女だから、ソフィア達にも失って欲しくないと思う。前世カタリナにも大切な繋がりを失って欲しくないと思っている

あの場面であっちゃんは前世カタリナに真実を告げず、偽物の世界に留め続ける手も有ったんだよね
でも、迷いなく自分のためではなくカタリナのために、記憶を思い出させ送り出したあっちゃんの強さと優しさには眼を見張る

あっちゃんの言葉を受けて、自分を窮地に追い込みマリアを監禁したシリウスを救う覚悟を決めたカタリナ
母の最後の「仇を取って」という言葉と闇の魔術の存在
どちらも簡単には解決できそうに思えないけど、果たしてカタリナは皆のバッドエンドを回避出来るのだろうか?



普通

前回アルテの尽力により自身や家族との向き合い方を改めたカタリーナ
人が変わったように勉強しているのは良いんだけど…
それ以上にアルテへの懐きっぷりが半端じゃない事に。一々ドアの隙間から覗くとか可愛すぎる

カタリーナの家庭教師としての問題が一段落したためか、アルテは画家としての仕事へ本格シフト
フィレンツェでは偏見ばかりだったのが、ヴェネツィアの工房では割とあっさり受け入れられているのは風土の違いか?
けれど、その反動でアルテは女や貴族であることを評価されたかのように思ってしまったようで

アルテは逆境を跳ね除けるためにひたすら奮闘してきたタイプ。だから努力や苦労とは別の部分で評価されると「それは正当な評価ではない」と思ってしまうのかな?
ただ、それこそ前回カタリーナがジモから諭された事に反した考え方
変えようのない自分の生まれを受け入れない限りは成長できない

ユーリから示されたヴェネツィアに残らないかという誘い。それとも誘いを断りレオの元へ帰るのか。
まるで貴族や女であることを活かすのか、努力や苦労を重視するのか、二者択一を迫られているかのよう
アルテはどちらを「自分の力」とするのだろうか?



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とても良い


良い


とても良い

会議というお題のもとに勘違いに勘違いが重なっていく展開が面白い
会議室だったり、井戸端だったり、料亭だったり
話し合うには相応の場所が必要だけど、場所が相応だからって良い会議になるとは限らないという罠

姫の家族会議要求を「会議室がない」という理由で断った可久士
一方で三人が集った井戸端会議やら編集長との料亭会議では双方の意思疎通が出来ていないものだからそれぞれが勘違いすることに
特に編集長と可久士の勘違いは凄いね。勝手に打ち切りになると思い込む可久士面倒くさい(笑)

意思疎通が出来ていないのは後藤プロの中でも同じだね
可久士は自分を気遣って心配ないと言っているのだと勘違い、アシスタント達はこれがよくある思い込みと気付かず連載終了後の予定を入れまくる

もしかしたら自分に都合の良いように勘違いし続ける十丸院が一番幸せなのかもしれない(笑)

結局、この回で最も意思疎通が出来たのは可久士と姫による炬燵会議
場所に気を遣ったわけでもない話し合いは、これまでの積み重ねを下地に向き合ってじっくり話し合ったことで二人の望みは共有される
唐揚げを「一緒に作ろう」と言い、素晴らしい誕生日会を催す事ができた親子の様子は温もりに溢れているね

温もり溢れる親子の情景から時は飛んで姫が一人で迎える18歳の誕生日
どうして姫は一人になってしまったのか。可久士はどうなってしまったのか
「かくしごと」に満ちた親子の物語がどのような結末を迎えるか気になってしまうね



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