全てに対してテンポ感がすごくて記憶に残らない作品だった。
会話のテンポがすごい”間”がない。まさにマシンガントーク。シナリオの展開もテンポ感が凄く早い。その合間にノリの悪いギャグ、恋愛模様が挟まってくるもんだからついていくのがしんどい。最後も仲間割れのシチュエーションで悪の手に染まって巨大ボスを倒す。悪役が「実はお前の正体知ってるぞ。」みたいな、ありきたり感が拭えない。
「なんかイチャイチャしながらバトルが合間にあるな~。あ、いつの間にか最後じゃん。」で、記憶に残らず、会話の間が凄い気になった。
主人公ご都合補正でシナリオ展開する作品。陰実やオーバーロードを薄めた作品。オープニングとエンディングの繋ぎ方が上手い。
終始シナリオがふわふわしていて、ドタバタ日常作品?、周りのヒロイン達が可愛いだけの作品な印象。周りの人達が勝手に勘違いして、主人公は静観するだけ。あまり主人公が動かないためか、面白味を感じなかった。OPはワンピース風のナレーションに本編予告、EDは「お願いマッスル」のリズム感で次回予告。凝った作りで良かった。
似たような比較対象の面白い作品が上にあるため、どうしてもシナリオ面の面白さに欠けていると感じた。
超タイトル詐欺、内容が幼稚、キャラデザが良いだけのペラペラな転生モノな感じで面白くはなかった。
”ひとりぼっち”なのは最初の1話だけで、それ以降はずっと人が付いていてどこが”ひとり”なのか。中盤の戦闘に関しては、A「デュクシ」B 「バリア!」 A 「バリア無効だぜ!」 B「なんだと!?」な感じで、小学生の妄想戦闘レベル。最終的にスタンピードを無理やり終わらせて、最終回にアンジェリカを紹介して心の蓋を開けるだけ開けてEND。ものすごく中途半端な感じでモヤッとする。終盤のアンジェリカの展開だけはまともで良かったが、”まとも”なレベルで良いとは言えない。
展開の起伏の無さ、ご都合的展開、ギャグセンスの低さ、恋愛要素皆無、エッチな要素皆無むしろ幼稚。高校生のはずだが全体的に知能指数が低い。戦闘も幼稚。良い所はキャラデザと作画のみ。
私が小中学生だったら楽しめたかもしれない。