この2人が作品の主軸になってるのいいね
正直泣いた
衰弱した桂子の話を聞き淡島の実態を知るべく岡部絵美の家族との対面する若菜、聞きにくい事でもしっかりアクションを起こせる事は大したものだと思う。当時の淡島メンバーであり若くして亡くなった小野田、才能が開花する事が無くその生涯が終わるのはやはり切ないものがある。桂子にとって後悔ばかりだった日々、全年代に登場しているのもあり本作の本当の主人公は彼女なのでは?とも感じるエピソードだった
若菜の本が出版されて終わるCパート、本のタイトルが「淡島百景」で本作のタイトルを回収するのもよかった
少女たちの光のかけらと影のゆらめき。惜別の日々
まさにそう
なるほど、田畑若菜はこういう役回りになったのか。これで、当初期待していたように、作品を通じて…それも最序盤と最終盤をつなぐ形で一本の芯が出来、作中ほぼ全時代で存在感を放ち続けて既に象徴的存在だった伊吹桂子が、やはりというかその主要人物となった。田畑若菜の著作が「淡島百景」であることから、おそらく単に伊吹桂子や淡島学校を糾弾する形ではなく、百景の一面として描くことにはなるのだろう。この回でここまで持ってきたことをまずは高く評価したい。
とはいえ、絵美の家族を含め、関係者の感情をその形でうまく整理できたのか。百景を描くという作品テーマと、伊吹桂子・絵美の話はうまくバランスが取れたのか。それは次回、田畑若菜がどのように著作を書き、それを関係者がどう受け止めたかにかかっている。それで作品の評価が大きく左右される。
不幸にも、原作が最終盤に入るタイミングで宝塚側ではいじめによって死者が出る報道がされており、何をどう描いても現実を想起させる状況は今も続いている。ここで、現実とも、作品テーマとも、作中人物の心情のバランスをも取り、作品世界に芯を通し、ここまで描いた多数の登場人物たちに過度に影を落とすことなく終わることができれば、素晴らしい仕事だったと言えるだろう。どのような最終回になるか、楽しみにしたい。
これで、このアニメ自体がその淡島百景でした!こまけぇことはいいんだよ!もう見てきただろ?これでヨシ!ってなったら逆にキレそうだけどさすがにないと信じている。。
話自体は特別奇をてらったものではなく、宝塚ものとして見れば比較的ありふれた内容だと思う。しかし、田端若菜の視点を通して物語の軸である伊吹桂子を捉える構成になっており、今回は明確に魅せる回だったため評価は高め。一方で、これまで何度も述べているように、本作はオムニバス形式で扱う題材を広げすぎている印象がある。テーマを3つ程度に絞り込み、最終的に太い一本の軸として伊吹桂子を描けていれば、作品全体の評価はかなり上がっていたのではないかと思うだけに、その点は惜しい。田端若菜についても在学中のエピソードはほとんど描かれておらず、伊吹桂子が恩師であるという関係性の説得力もやや弱くなってしまっている。そうした点を踏まえると、作品としては高評価には至らない。そこを想像だけで埋めるには少々難しさを感じた。
前回の時点で、これは伊吹先生がお亡くなりになる日も来るんだろうなとは思っていたが。
これまでまいてきた種が、過ぎ去った過去が、じっとりとした闇が、1つの終幕に向けてつながって動き出す様子は鳥肌モノだ。
淡島の少女たちや田畑若菜が主人公だと思ってたけど今回の話まで見てようやく淡島百景が岡部絵美と伊吹桂子のために作られた作品なんだと気付いた
この本を出版することで淡島のブランドだけでなく淡島を目指す学生の夢や希望を壊すのではないかと不安になる若菜だけど、桂子の贖罪に加えご家族の意向により岡部絵美という才能の存在を知ってもらうことにもなるし、淡島出身の若菜にしか書けない本ではあると思う。。今は昔に比べ環境も良くなっていることだし
岡部絵美と伊吹桂子の話はあってはならない残念なことではあるし、祖母をはじめ故人に今更謝罪してもどうにもならないとも思うけど、そもそも桂子の出自や取り巻きの学生たちがなぜあのような行動をしたのかを考えると芸能という才能の世界の根深い闇もまた感じる…
実質の最終回
逝ってしまった伊吹桂子
光と闇か
原作未読。
岡部恵美・伊吹桂子のエピソードがシリーズの軸の一つだと感じでいた。その点で11話は予想通りであったが伊吹桂子本人をさらに掘り下げるのではなく、田端若菜による取材という形で物語を進めたのは予想外だった。本作はオムニバス形式でありながら各話の登場人物を次の話に絡めていくことで、複雑に絡まった人間関係や、その登場人物が他の登場人物に与えた影響を神の視点から見て楽しめるのもまた楽しみの一つ。
今回も柳原加代子が再登場し、過去の人物たちの人生が複雑につながっていることが感じられた。こうした積み重ねによって、一つの出来事が何度も違う角度から照らされ、人物像に厚みが増していくのが面白い。
そしてやはり、この作品が良いと感じさせたきっかけとなった2話から登場している岡部恵美の存在。
本人は既に故人でほとんど登場しないにもかかわらず、周囲の証言を通してむしろ存在感が増していく。岡部恵美の淡島を去った後の心理を語ったエピソードが無いからこそ、その回りから掘り下げていくするストーリー展開が、視聴者にもう本人の言葉を聞くことはできないという事実を想起させるとともに切なさも感じさせる。最終回ではそちらサイドからのエピソードを期待したいが、次回のサブタイトルからして、ちょっと期待薄という事と、それが無いからこそ想像の余地が広がってよいのかも知れないと思っている。
サブタイトルが決めにかかっている回。
時系列は一番新しいね。桂子さんがもうすぐ……って所だから。
淡島の闇、取材。絵美さんの旦那さん、かなりおじいちゃんになったなぁ。そりゃそうだけど。
小野田ちゃんも若くして亡くなったのね……絵美さんの後を追うように。才能が活かされることなく終わったんか。
柳原ちゃん!? 再登場するとは思わなかった。彼女も淡島卒業しているから時はかなり経過しているんだな、と。
桂子さんの最期は後悔だった。葬儀で皆が集まるのもまた……そして本が出版されて終わるCパート。
後、相関図で出てないキャラは2枠か……
伊吹先生の思いと遺族の思い。
明らかに決め回な予感がするサブタイトル。病床に伏すは伊吹佳子。
「淡島に入って後悔したことはある?」
「私は後悔ばかりよ。」
岡部絵美についての一件は後代にまで噂として語られていて、現職からは「母校の恥部」とまで言われているのが鮮烈さを物語っている。一方で親族の中での淡島や部隊についての解像度が明確に描写されるのは、リアルだ。
田畑は岡部絵美の夫と息子と対面し許可を得る。岡部絵美という存在を知ってもらうための記録を残すことを。それは恩師である伊吹佳子の知られたくない過去を本人の依頼とはいえ世に出す行為で。それが何かを壊してしまうかもしれない、だけどそこに伊吹先生が最後に込めた想いが乗る。
ここまでのエピソードの積み重ねがすべて集約されたようでなんだか胸が張り裂けそうだ…。
伊吹ちゃん、ずっと絵美ちゃんへの後悔ばかり語ってたからおばあちゃんへの暴言もなかなかやったぞ!とセルフツッコミをしてしまったけども、死ぬ間際ちゃんと後悔していることが描写されて一安心・・・( ˘ω˘ )
オムニバス形式だけど苦手な人間関係の話がちょいちょい出るなぁ…、と思っていたのだがこれが縦糸だったのか。時代がちょいちょい前後するので気を抜くといつごろの話なのか追いつけなくなったり…。
枯れ木の病室
かつて手入れされていた庭
惜別