1期が思い出せないので少し見直したがやっぱり思い出せない。
なんでこんなに記憶に残ってないんだ?
大会を控えた女子バスケ部。
千夏がチームメイトを励ますも、「みんなが千夏のように努力できると思わないで」と返されてしまう。
ここでも、夢佳が以前言っていた「努力できる才能」という言葉が重なった。
千夏にとっては当たり前のように続けてきたことでも、周囲から見れば決して当たり前ではない。
そして、こういうときに夢佳がそばにいてくれたら……とも思ってしまった。
大喜との朝練についての会話も良かった。
「サボりたいと思うことはないの?」
「布団から出られない日もあるけど、ちょっと先のことを考えると起きられる」
そんな大喜を「真面目だな」と評する千夏。
真面目な人同士が、お互いを真面目だと思っているのはちょっと面白い(笑)
でも、この会話で思い出したのは、夢佳が千夏に同じようなことを聞いていた場面だった。
ちゃんと繋がっているんだよなあ。
そして、ようやく向き合う千夏と夢佳。
夢佳にとって千夏は、自分を慕い、追いかけてくれる存在だった。
最初はそれが嬉しかった。
けれど、自分のバスケへの熱が冷めていくにつれて、変わらず努力し続ける千夏がまぶしくなっていった。
「私はそんなにカッコいい人間じゃない」
憧れの存在であり続けることが、いつしか苦しくなってしまったのだろうか。
夢佳に憧れていた千夏。
そして、千夏に憧れていた夢佳。
二人を引き寄せ、強く繋いでいたのはバスケだった。
だからこそ、バスケを続けられなくなった夢佳は、その先も千夏とうまく付き合っていく自信を持てなかったのかもしれない。
中学最後の試合が終わった翌日も、変わらず練習を続けていた千夏。
一方の夢佳は、試合が終わったことに解放感すら覚えていた。
きっと、その頃にはもう、二人のバスケに対する思いは大きく離れていたんだろうね。
夢佳は千夏から距離を取った。
自分がいなくても、千夏にはバスケを続けてほしかったのかもしれない。
それなのに、大喜と遊んでいる千夏を見てショックを受けた。
自分が憧れた千夏は、バスケに夢中で、他のことには見向きもせず、ひたすら努力し続ける人だったから。
でも、千夏は「違う」と言った。
「他のことじゃなくて、私にとっては1つのこと」
ここが今回、いちばん印象に残った。
夢佳は、千夏の強さを「一人でも努力し続けられること」だと思っていた。
けれど、千夏は決して一人で頑張っていたわけではなかった。
夢佳がバスケを辞めたことで、身近な目標も、頼れる存在も失ってしまった。
地道な練習が本当に力になっているのかわからなくなるとき。
くじけそうになるとき。
そんなときに力をくれる人がいるから、頑張れる。
千夏が涙ぐみながら語ったその言葉こそ、夢佳に知ってほしかったことなんだと思う。
誰かを支えにして頑張ることも、千夏の強さだった。
そして、かつて千夏にとってその存在は夢佳だった。
今はそこに大喜がいる。
大喜自身も千夏を目標に頑張っているけれど、その大喜の存在が、今度は千夏を支えている。
前回の「憧れ」が、ここでまた繋がった気がした。
一方、松岡とのシャトルラン勝負で、「こんなことで諦める想いじゃない」と言い切った大喜も良かった。
誰かへの思いを、勝負の結果ひとつで決められるものではない。
この姿勢もまた、今回の話に通じていたように思う。
それにしても、お弁当を詰め込みすぎる展開は絶対にやると思っていたけど、想像以上に詰め込んでた(笑)
チョコのことも、ちゃんと覚えてたねー。
夢佳がバスケを辞めた理由について、怪我でもしたのかな、家庭の事情でもあったのかな、といろいろ考えていた。
でも、子どもにバスケを教えているシーンもあったし、もっと内面的なところに理由があるんだろうなと思った。
本当にバスケそのものが嫌いになったというより、バスケを続ける自分を支えきれなくなってしまったのかもしれない。
千夏にとって夢佳は、子どもの頃からずっと先を走る存在だった。
才能があって、ボールを自在に扱えて、周囲からも認められている。
そんな夢佳に追いつきたくて、千夏は朝練を重ね、ボールに触れ続けた。
けれど、夢佳の側から見れば、努力し続けられる千夏がまぶしかった。
夢佳の「努力できる力には憧れる」という言葉は、きっと本音だったんだろうな。
才能のある夢佳に憧れる千夏。
努力を続けられる千夏に憧れる夢佳。
お互いに、自分にはない輝きを見ていたんだね。
そして、そこに大喜が入ってくる。
夢佳から見た大喜は、まだ「やめる言い訳を探していない側」の人間なんだと思う。
上には上がいる。
進路はどうする。
これだけ努力して、いったい何になれるのか。
努力が必ず報われるわけでもない。
そんな現実があることは、大喜だってわかっている。
それでも「だからやらない」とはならない。
その姿勢が、今の夢佳にはまぶしくもあり、痛くもあったのかもしれない。
夢佳はいつからか、「やりたいかどうか」よりも「続ける理由があるかどうか」を考え始めてしまったのだろうか。
もしそうなら、やめる言い訳を探し始めた時点で、終わりの始まりだったのかもしれない。
それにしても、正論をぶつけたら物理(掌)が返ってきたのはちょっと笑った。(笑うところではないが)
でも、夢佳の「客観的に見ればいくらだって正論が言える」という言葉は重かった。
確かに、外から見ればいくらでも正論は言える。
SNSなんかでもよくあることだと思う。
ただ、その人がその時、どんな思いでそこに立っていたのかまでは、外側からは見えない。
大喜の言っていることは間違っていない。
けれど、夢佳の抱えているものも、そんな正論ひとつで片付けられるほど単純ではなかった。
あの平手打ちは、単に正論が気に入らなかったというより、自分の中の痛いところに触れられた反応だったのかもしれないね。
そして大喜も、夢佳の問題を簡単にわかった気になってはいけないと気づいた。
「夢佳がなぜ辞めたのか」が明かされる前に、まずそのことを描いたのが印象的だった。
今回のタイトル「憧れ」。
夢佳がまぶしく映る千夏。
千夏がまぶしく映る夢佳。
千夏を追いかける大喜。
そして夢佳にとっても、今の大喜は「自分がかつて持っていたものを、まだ持ち続けている人」として、まぶしく映っていたのかもしれない。
誰かに憧れる人もまた、別の誰かにとっての憧れになっている。
その輝きが前へ進む力になることもあれば、時には自分を苦しめることもある。
そんな「憧れ」の両面を描いた回だったのかな、と思った。
Season2一話目なのに、ただ「久しぶりのデート回」では終わらせないんだよね。買い物中に別の女子の名前が出て空気が少し揺れる。食事では外面と内面の差が激しい先輩にかき回される。さらに、その後の予定まであったのに大喜が千夏先輩を優先して自分から引く。
ここまでで十分、青春イベント三話分くらいあるのに。
それでも一番いいのは、そのあとだと思う。
大喜にとっては「予定通りデートを完遂すること」より、千夏先輩が追いかけてきてくれたこと、一緒に帰れたことのほうがずっと大きいんだよね。
そこがすごく大喜らしい。
“うまくいったかどうか”をイベントの達成率で測ってなくて、好きな人と一緒にいられた、その事実だけで嬉しい。だから青いし、見てる側も「うわぁ……青春だ……」ってなる。
で、そこから寄り道して夢佳と再会。
……いや、本当に詰め込みすぎ(笑)
でも雑に詰めてるというより、一日の中で感情の振れ幅を連続して浴びせてくる感じなんだと思う。期待、嫉妬、不快、遠慮、嬉しさ、安堵、そして最後に過去と再会するざわつき。
Season2の一話目で「この作品、また青春を容赦なく浴びせますよ」って宣言してるみたい。
フリージアの花言葉: 「あどけなさ」「純潔」「親愛の情」「友情」「信頼」
アイビーの花言葉には「永遠の愛」「友情」「不滅」「死んでも離れない」
中国のハナズオウ
植物好きなのね。