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サービス開始日: 2016-04-05 (3724日目)

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素直と秋也、殻に閉じこもっていた彼らが自分の人生に向き合い始め喜ばしい反面、これまでそれを補完してきたナオとアキの居場所が無くなっていくジレンマ。温泉デートは仲睦まじいふたりにほっこりするのと同時に、彼ら二人が世界から切り離されていくような寂しさも感じ、もしかしたらレプリカはオリジナルから完全に必要とされなくなったタイミングで消えてしまうのではないか、そんな不安が頭をよぎりました。考えてみるとレプリカは誕生からしてオリジナルから強く必要とされた瞬間にだったわけだし。



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小雪が過去の自分を思い返して発狂してしまうシーン描いてくれて嬉しい。時々なんであの時あんな事言っちゃたんだーとかのたうち回ってるのは自分だけじゃなかったんだな…と気持ち救われましたわ。

学生時代の人間関係の気まずさ、みたいのがよく描かれてよかったです。



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面白い。ひたすら弱者でアキヤマに泣き付く役回りだと思っていたナオだけど、騙され続けても正直者としての信念を貫ける彼女の真の強さをみた感じ。囚人のジレンマは現実でもそこかしこで起こってて(核兵器とか)、やるせない思いをする事が多いだけにナオの英断にはカタルシスを感じました。



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聖夷、一般的に撤退戦は難度が高いと言われてるのに、10万もの大軍を相手に、民衆を引き連れながら、福井から新潟までの長距離を、さも成功間違いなしみたいに話しててこの人たち大丈夫なのかしら…と心配に。なんか自信満々だけどいつも行き当たりばったりでプランBが無いのよねえ。

それにしても青輝カッコよすぎる。抜群の知性はもちろんだけど、あの若さで帝や宿敵の殿器をはじめ敵意に囲まれたアウェーの中でたったひとり、表情ひとつ変えず冷静に理を唱えられる胆力には驚かされる。歴史に名を残すような傑物にはこういう人間がなるのだろうなと唸らされました。



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演じているかぐや姫劇とリョウの境遇を重ね合わせ、ナオとの対話を通して彼女の真の願いに迫っていく演出は素敵。誰しも相手や場面に応じて仮面を付け替えて(時に演じて)生きているわけで、レプリカという役に囚われていたリョウが自己を発見していく物語は共感を誘いました。

そしてラストはショッキングな結末に。ここまでの物語はレプリカが一人の自己を発見していくお話でしたが一転、オリジナルからは決して逃れることが出来ないという運命を突きつけられこの先辛い展開になりそう。この特殊な関係、運命によって本作は何を描こうとしているのか、楽しみです。



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弥々吉、自らスケープゴートになったのには、失墜した桜虎の威信を取り戻すためというのも勿論あったろうけど、戦局が大きく傾く中で、命を賭すことで箱入り娘的な純真さや甘さが残る彼女を真の指導者に脱皮させることに一縷の望みを託した、ということだったのかもしれないな。天晴。

今話は胸に迫るエピソードだけど、ネタ元の三国志では、孔明は蜀の人材難の中で自らの後継となり得た若き逸材・馬謖を切らねばならなかったのでやるせなさに満ちていたけれど、今話は反対に老兵が去り若き指導者に希望を託していったので悲壮感はそれほど感じないね。ただ聖夷の状況は蜀よりも更に厳しいのかも。

それにしても、桜虎は一人の少女としてなら皆に愛される人気者であり得たろうが、資質を欠いたまま重責を担う立場に立ったことで聖夷の誰もが不幸な結果に陥いることになってしまった。言いたいことを言ってくれるとか人柄が良さそうとか、指導者としての才覚や政策をシビアな吟味せず推し活・信者思考でリーダーを選ぶとどうなるのか、戒めとしたいお話だなと。



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誰の想いも成就しないままでやるせない。けどみな傷を抱えているから誰かに寄り添える、それが世界を優しくしてるんだなと感じる部分もあって。こんな切ない展開でも要所で笑わせてくれるからそんな印象を受けたのかも。なんとなく本作には仏教的な世界観や作者の愛を感じます



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