草食ドラゴンは草食のままで、いきなり「実は最強だった」みたいな安易な逃げはなく終わってよかった。
大塚芳忠氏の力が大きいということはあるが。
ひたすら苦難に見舞われながらもどうにか切り抜けてきたヒロインの強さは良かったし、最後に栄光を掴んだものの一番大切なものを失うヒロインの不幸具合が良し。まぁちゃんと続きがあるので楽しみ。
悪役令嬢ものってことで手垢ついた感あるかなって思ってたけど、前半はあまり面白みがなかったけど、後半なげた変化球が決まっていて最終回にちゃんと物語として成立したので終わりよければ全てよし。
最後までいうことなし。
性別超えて全方位に向けて作られている感じ。物語としても完成度が高く、続編も期待できる。生理アニメに外れなし。
最後は「高校教師」みたいで不穏だったけどエンディングで生きててよかった。
スカートで空飛んで国民に下半身丸出しの王族。
魔法革命もいいけど、百合テーマなのだから同性結婚を認めさせて性の革命を起こすくらいでも良かったのでは?
異世界でシャンプーは定番だが、現地の石鹸が泡立たないということなので「水が硬水なので現代日本の石鹸シャンプーでも泡立たず石けんカスでごわつく」というオチかと思った。リンスをつかえば確かに石けんカスを洗い流せるけど、現代日本のリンスはそういうリンスではないし。
結局普通にいつもの流れだったけど。
フェンリルにミンチ肉は人間にとってのペーストみたいなものなんじゃなかろうか。歯ごたえなくて食べた気がしないのではなかろうか。
異世界で現代兵器というのはコネチカットヤンキーの昔から定番であるが、そこで無双できるかどうかは設定次第なので、結局なにを見せたいかってことになる。
個人的には戦国自衛隊や裏世界ピクニックみたいな撤退戦サバイバルの方が好みではあるが、それはこの作品にはそぐわない。
負け戦を好むというのは日本人の文化気質なのかしらね。
眼鏡キャラが安易にコンタクトに変えるべきではない。自らキャラを捨てるようなものだ。
と思ったけど、その後の格闘シーンの前フリとしてコンタクトに変えたのかな。それならそのときだけ眼鏡外せばいいだけなので、やはりキャラ変を意図しているということかな。
あげはって成人プリキュアっていうくらいだから25歳くらいと思っていたのだけれど、成人年齢引き下げの18歳だったのね。
あとせっかく変身ヒロインから変身ヒーローになったのだから、立木さんの声で変身するのが良かったんじゃなかろうか。
タイトルからしてクトゥルフだったが、ディープワンやダゴンどころか、10面ダイス2個振って01だす演出で正気に戻るとかちょっとノリすぎ。いまどきの小学生はクトゥルフRPGはマストなのか。
共学校だったのね。
すっかり女性化したかと思ったが、まだまだ男性の部分も残っているのね。そこで生理でズル休みできると考えるが、本当のときに大変と言われて納得するのは実体験ゆえ。そのバランスが面白い。
でも「あとで男子にサービスするか」と考えるのは工口パロに薪をくべている感じで全方向へのサービス精神が強い作品。
またフェンリルにチョコ食べさせてる。もう玉ねぎの件で、フェンリルは犬じゃないので人間の食べ物オールOKってことにしたのだろうけど、玉ねぎが大丈夫だからってチョコがダメじゃない保証もないよね。フェンリルが食べられる毒魚が人間には毒なように。
そういう意味ではファンタジー色薄いのだから、こういう異世界グルメものは実写でグルメ特化で映像化した方が面白いんじゃないかな。まるちゃんQTTAのCMみたいに。
ところで菓子パン+コーヒー牛乳なんていうジャンク食が許されるのは10代まで。この作品全体的にジャンク傾向強いし、ある意味貧しい食といえるのではなかろうか。
なんとなくなろう異世界ものっぽさも感じるのはいまどきか。
そのうちチートスキルとかレベルカンストとかステイタス画面とか出てくるようになるのかしら。
そういえば昔は日常に異世界からの来訪者の物語が多かったけど、今はプリキュアとかくらいしか残っていないのかねぇ。日常の中の非日常より、非日常のなかの日常みたいな。
竜之介、絵柄が令和マイルドになったら外観にモブ感が出てきた。記号的癖が強いキャラはいいけど、そうでないとすぐにモブ感でてくるのは令和版の難、か。
年末再開してたの気が付かなかったのでBSで。
出撃シーンみてると、巨女設定の方が面白かっただろうなぁ、と。まぁ、妖精さんスケールの疑似巨女描写で性癖はとりあえず満足させられるのだろうけど。
敵潜水艦の撃破を悲鳴で確認する演出はなかなかにえぐい。
キャロル強い。
キャロルがどんどん話をおもしろくしている。
やはりみすずとキャロルが実質的な主人公なのかもしれない。
この手の作品のデフォルト召喚スキルになってる鑑定ってなにげに一番のチートスキルだよなぁ。逆に鑑定スキルがない設定で新たな物語が作れるくらいの。
結局、ネットスーパースキルは異世界グルメを成立させるためだけの設定なのかな。
動物園のライオンの餌の準備も時間かかるだろうに、それを全部一人でカセットコンロだけで調理する時間とか、現代の人間の料理で塩分過多にならないだろうかとか、虫歯になりそうとか、現地の生物に対して毒になる物質ではないかとか、現代日本人を料理がすべての生物に美味しいと感じられるという奢りとか、この手の異世界グルメ作品の問題点もそのまま継承している感じかしら。
これに限った話ではないが、「効率よく合理的に失敗せずうまくやる」アニメが一定数あるのは今どきなのだろうなぁ。
フィクションでも失敗したくないということなのだろうけど、むしろ現実で失敗できない分、フィクションでこそ失敗すべきなんじゃないかなぁとも思ったり。
毎回うまくやろうとして失敗する、まぁこち亀みたいな感じか。他人の失敗が一番役に立つし、楽しい……他人の失敗を喜ぶのはあまり良いことではないかもしれないけど、ヒトの快楽のツボってわりとそこよね。
「転生したら剣でした」と似た感じの関係ではあるが、主人公の竜が足かせになってることで物語の奥行きは出てる感じ。個人的にはこちらの方が好み。
で、「死にかけたレーコを助けるために力を与えたので力を失い小さくなった」という嘘なのかな。
強いと思われたくなかったのなら、はじめから小さくなっていれば良かった気もするが、次回そのあたりの説明があるか。
また竜が小さくなることで話の方向性も変わるけど、それで面白くなるのかどうか。