◆作品No.197/◇鑑賞No.281
<視聴日>
視聴2025.3.6
<評価:S+>
感想:https://note.com/lovemoon56a/n/n9e9622769ccc
原作は読んだけど割と内容忘れてた。いい意味で渋い映画だ。
見入ってしまった。
4コマ漫画から始まる物語。
短くて気軽に見れるのでお勧めです。
ルックバックに関しては、何を言っても安っぽくなってしまう。何を書いても「この映画の素晴らしさを語るにもっといい言葉があるはず」という不満を排除できなかった。おそらく、僕はこの映画をちゃんと評せる言葉を持っていないのだろう。
なので「少しでも『作り手』の側に立ったことのある者として大いに共感し、感動した」とだけ。
音楽が解釈違いだったのが玉に瑕。
メモ
Date:2024/11/14
ボロ泣き。
原作未読
漫画がそのまま動いてしゃべって音楽がついているなという感覚。
「アニメ化」ってこうあってほしい、の原作ファンが思うひとつの形のように思う。
前半ちょっと入り込めなかったものの、ストーリーが展開する中盤からはもう釘付け。
伏線からの救済措置が予測できなくて驚いた。
エンドロールが聖歌だったのも世界観が表れててよかったなぁ。
メディアミックスはこうあるべき。
原作既読。とても良かった
セリフではなく描写で伝える作品だった。
セリフに頼らないが故にキャラクターの感情がダイレクトに伝わるように感じた。
56分とは思えないほど濃い映画だった。
これは青春の物語だ。二人で漫画を描きまくった日々、あの燃えるような青春の。
if世界でも結局一緒に漫画を描くじゃないかと思うかもしれない、だが再会の場面の熱量の対比を見よ。大学生で出会った二人が背中にサインを貰い、雪の中のコンビニで当落を見て、寝ても覚めても漫画を描き続ける、あの日々が過ごせるだろうか。
だからあの青春はここにしかない。京本が死んだこの世界、藤野が漫画を描き続けたこの世界にしか。
未来ではなくその過去にこそ、藤本が漫画を描き続ける理由がある。だから『ルックバック』なのだ。
天才と凡人だとか作者と読者だとか二人を対比させる論をいくつか見たが、個人的には全くそういう構図には見えなかった。
重要なのは藤本がステップアップの構想を語る場面で、これはそこまでのイキり勝ちな言動からすると「見栄を張ってしまいました」となりそうに思える。しかし実際はスムーズに進行し(一年掛かりとはいえ)受賞にまで至る。藤本は間違いなく話を作る面において天才であり、二人は全く対等なクリエイターと見て良いように思う。
冒頭の4コマ漫画の映像化から映像に圧倒される
貧乏ゆすり、消しゴムをかけたりするしぐさや表情が細かくて、セリフに頼らず映像の力を信頼している作品
細やかなだけではなくて京本と出会った後の帰り道など派手な動きも丁寧で感動する
藤野と京本の声の芝居も非常に良い、すごい
積み重なる時間の表現がクソ巧く、一時間の濃さがすごい
映画館で見たので正直線の良し悪しはわからなかった、このへんは家で止めながら見たほうが良かったかもなあ
静寂も大事にしている作品だからこそ、周囲の人間の気配が気になって映画館で見ないほうがよかった
2024/07/04
暫定今年1位
情感たっぷりで儚く美しい作品でした。
BESTIA上映で鑑賞。すごく良かった。
あっという間の58分だったけど,濃密すぎて2時間ものを観たあとの充実感があった。
見終わったあとに「京本ぉぉぉぉぉ!!!!!」って叫びたくなった。
藤野が京本に,美大進学せずに私といっしょに続けようよという場面,人間の自分勝手でイヤな面を見せられた。
でもあのシーンがあるから,最後の藤野の涙が沁みる。
あと劇伴が素晴しい。いかにも映画を観てるって感じがする音楽の使い方。
観る前はBESTIA上映のメリットはあるかな?と不安だったが,BESTIAで正解。
入場者特典の Original Storyboard を手に入れられて良かった。いいものを入手した。
藤野が京本を助けたシーン、
藤野が、京本が見た幻なのか。
それとも別の世界線なのか……
そこははっきりとわからなかったけれど、
藤野と京本が一緒に漫画を描き続けた日々は幻ではないはず。
藤野の中に確かにある。
いつも手を引いていた京本が、
今は藤野の背中を押しているのだろうな……
美しい。儚くも美しい。
原作は読破し、何回も読んだ本作だが映画になったことにより本当に美しい物語へと昇華された。藤野と京本の2人の友情、そして決断が何よりもこの作品のメインディッシュ。
細かいものもよく描かれていて、作画も申し分無し。
見たことない人でも音楽とストーリーのコンボで泣けること間違いなし。後半の展開も最高。「なんで藤野ちゃんは漫画を書いているの?」と言われたあとの画像達は本当に彼女の回答の一覧という感じで最後のシーンが漫画で読むよりも更に心にきた。
強烈な1時間だった。ここ数年で最も濃密な1時間と言って良いくらいに。ルックバック。みんなも前を向いて生きていこう、過去を見ても最後に振り向けば道は開いていくと改めて考えさせられた。本当に美しかった。語彙力が無くなるほど良かった。
@CINE8 LZ
開幕いきなり高カロリーの作画を見せつけられ、本編は背動アンド背動でずっと見飽きない画面が展開されていてすごく良かった。
普段観ているTV/劇場アニメとも異なるアニメーションを浴びた感覚がある。詳しい技術の話は全くわからないけど…
一応原作既読でストーリーはある程度分かってる状態で見たけど、キャラの細かい動き、演出、何より音楽がすごく良くて、原作をより深みのある作品にしてたしめちゃくちゃ感動した。原作が元々セリフなしのシーンが少なくない作品ではあるけど、今回の映画では所々でそういうシーンで動きをつけたり、音楽を加えたりしてた。その音楽がすごく良くて、藤野と京本の日々を映しながら音楽を流し、徐々に盛り上げていく、映画館の音響で見ることによって体全体にそれが伝わってきたし、感動がより大きくなった。キャラの動きとかも良くて、リアルな部分もあり、そして原作の絵の雰囲気をそのままにアニメにしてくれたのがとても良かった。タイトルに「ルックバック」=背中を見て、とあるように、この作品は様々な場面でキャラの背を描いてたのが印象的だった。一番最初、部屋で机に向かう藤野の背中を映して映画が始まることにもそれが表れてる。他にも、京本の服の背中に藤野がサインをしたこと、部屋から出て藤野と一緒に外に出た時に、手を引かれながら京本が見ていた藤野の背中などが描かれてた。「背中を見て(ルックバック)」が回収されるのは最後、亡くなった京本の部屋の前で、藤野が京本の描いた4コママンガを見つけた時のシーン。ここは少し不思議なシーンではあるけど、京本が描いた4コマが藤野に届くことによって、自分が京本を外から出さなければ京本が死ぬことはなかったという後悔する藤野が、再び絵を描き始めるきっかけになる、作中一番の名シーン。EDでもエンドロールでは藤野の背中が映されるけど、人の背中が見えるのはその人が前を向いてる時だから、藤野が再び前を向くことができたことを象徴する意味があるシーンとして、そしてこの作品全体を通じて、やっぱり「背中」を描くことがとても重要な意味を持ってたことが分かる場面だった。1時間があっという間に感じる位に素晴らしい作品だった。
絵に命が宿っている。
心にぽっかり空いた穴を埋めてくれる作品。
特定の人に刺さる。
海外でも高評価らしい。噂では例の京アニ事件を踏まえてタツキ先生が描いたかも、ともききました。私はアニメを見るときは、なぜこの作品が作られたのか、作者の気持ちは、映画にした人の考え・方針は、声優の演技の方針は、背景・音楽は、などなどいろいろ考えてしまう人間です。この作品は、そういう意味では「一般人を泣かせるための作品」に感じました。内容はキレイでよくできており、劇場で泣く人もいました(BGMが「ここ泣くところですよ!!!」と盛り上げてくるので)。
冒頭の鳥海山の作画がよかった。
他是走一個唯美風 累計二刷
日本一次
台灣一次
都有拿到特點 開心
很多人哭但我還沒(難得喔