◆作品No.160/◇鑑賞No.193
<視聴日>
視聴 2024.3.27
<評価:S+>
感想:https://note.com/lovemoon56a/n/n63384b570287
評価 SSSS 95点
dアニメに来てたから見た。母親の愛情がでかい。めちゃくちゃ感動する。長命種族とただの人の親子関係の移ろいがどこか無情と温かさのコントラストが効いていていい。ラストもただのハッピーエンドじゃなくてグッド‼
2023/2/28 5周年記念上映 at 新宿ピカデリー シアター1にて初鑑賞
極度の疲労の中行ったので寝ないか心配だったけど、そんな暇一切なく大号泣。
いつ見ようか迷っていたけど、再上映にて大スクリーンの迫力ある音響で観られて良かった。
P.A.WORKS、水の描写だけじゃなくて空(雲)の描写も本当に素晴らしい。
5周年記念上映@イオンシネマ海老名7番THXにて2度目の映画館での鑑賞。
このシーン明らかに泣かしに来てるよな〜というカットがいくつかあると思うのだけれど、わかってても涙がボロボロ流れてしまう、個人的に涙腺にクリーンヒットする作品だった。
お母さんって呼べたじゃねえか…
異性間恋愛は実体験が無いけれど、ありがたいことに親の愛情はいっぱい貰って育てられてきたと感じているので、そういう面でもより強く共感できるのはあるのかな〜とも思った。
岡田麿里脚本のエグさ(と呼んで良いのか)は継続して摂取するとちょっとウッってなることもあるけれど(凪あすは大好きだけど!)、その点映画1本で見るのは丁度良くエグさを摂取出来て良いのかなぁなんて思った。
東地さんの呟きを見る限り、岡田麿里監督脚本の新作はまだまだ制作途中なんだろうなと思った。メインアニメーターの井上俊之さんはまあ参加されないと思われるのでどういうアニメーターの集まりになるのか…そういう面でも今から楽しみ。
5周年記念の劇場上映を鑑賞。
圧倒的な「母になる」ということ。「母である」ということ。親は子のために何をしてやれるのか。たぶん、この映画は観た人の立場によって大きく感想が変わるタイプの話だと思う。人の親になったことのある人であれば平常心で観られないであろうシーンがかなりあった。
岡田麿里さんの作品をちゃんと観たのはこれが初めてなんだけど、予想以上に生々しい作風、感情をえぐるタイプの物語だなという印象。作家性が強い。個人的にはあまりクリエイターの性別と作風を結びつけたくはないんだけど、今作は特に「母親」を経験した者だけが辿り着ける境地のようなものもあったような気がする。子供を産み育てるという、人類の半分が経験しようのない境地をある種疑似体験させてくれる作品でもあった。本作には実にいろいろな「母親の在り方」が登場する。マキア、レイリア、ミド、ディタ。このうちマキア自身は出産を経験していないこともあり、より普遍的な描き方になっているように思う。レイリアやディタをめぐる描写は結構生々しくてちょっとぎょっとするところもあったけど、きっとそこに「母親のリアル」があるのだろう。
そして母親になったことのない、なりようのない人間であっても、確実にわかることはある。誰だって、母親から生まれているからだ。自分の母親に対する感情は人によって千差万別だろうけど、彼女が感じていたかも知れない感情をこの映画から想像することはできるし、エリアルの苦悩も感じ取ることができる。やはり「父と子」とはどこか違う関係性を感じる。
「母親性」と並行して、イオルフの長寿という設定がまた心をえぐる。イオルフは何も変わらないのに、時は過ぎ、エリアルたち人間はいつしか勝手に大きくなり、いつか親から離れて彼らの人生を歩んでいき、さらに次の世代に何かを伝えていく。永遠なんてものはなくて、いつか別れの日が来る。それでも親は子にとってちゃんと親であれたのだろうか。子は親の人生に何かを与えることができたのだろうか。たぶんお互いに自問し続けるのだと思う。
登場人物の行動原理がかなり感情ドリブン(しかもわりとドロドロした重い感情)なので、プロット全体としては気になる部分もあった。これは自分がキャラより物語構造のほうが気になってしまいがちなせいもあるかもしれない。ただ、その分、キャラの声にならない叫びや慟哭のようなものが強い力で物語をドライブしているのが感じられた。また音楽と美術が本当に美しかったので、大画面で観て良かったと思う。
映像も素晴らしく、親子愛について色々と考えさせられました。
惜しむらくは5年後、10年後にこの作品のタイトル名を思い出せるか自信がないです。
ガチのオススメ
人と人が出会ってしまったら、辛い別れが待っていたとしても関わらずにはいられない。大事なのは"別れ"という結果ではなく、一緒に過ごした時間や思い出なんだと教えてくれる作品でした。エリアルとマキアの思い出が走馬灯のように駆け巡る終盤のシーンは涙が出ました。
多分映画館以来の視聴
泣ける!!!!
人の一生の短さ 儚さ
お母さん
人との別れ
#PAWORKS
母のあり方とか愛を考えさせられた
泣いた
様々な別れが描かれていて、やはり別れというのは辛く心を裂くようだったんだが、忘れなければ終わらないという最後の言葉は一つの救いになった。
別れるために出会い生きていくのだから、別れは恐れるものばかりでもないな。
終始泣きそうになりながら見てた。
マキアとクリムの距離感に共感得過ぎて辛すぎて映画館で死ぬほど泣いたし、感動するとこめっちゃ感動したので観終わったあと魂抜けてた
これ観ずに今年のアニメ映画語れないって勝手に思ってる
岡田麿里成分120%だった。リアルで生々しい人間関係や激しい感情の吐露が特徴の氏のストーリーテリングが完璧に引き出されていて,過去の作品を思い起こしながらひそかに笑顔になってしまった。でありながら,優しく奥行きのある映像や音楽がしっかりと感動を呼び起こしてきた。ともすれば情動への訴求ばあかりになり過ぎるこういった話に,イオルフと竜との対比といったメッセージ性のある仕掛けが散りばめられて,一貫性が出来ていたのも面白かった。
綺麗とか優しいとか、可愛いだけじゃない。指から引き離すシーンとかやけに音がリアルで残酷だし、嫉妬とか妬ましい気持ちもあった。でもそれ以上にマキアの献身的な想いとと、エリアルの成長過程が素晴らしくて...よかった..よかったなぁ。
18/03/11
18/03/16
ちょっと話がくどいけど、絵がきれいで感動的
とてもスッキリ見れる映画でした。
凄くちんこにきました
色々都合のいい展開やマクガフィンは多かったが描きたいテーマのためだと感じたからそれでいいのだ。描きたいシーンを効果的に描くのが大事だからな。
テーマは「別れ」なんだろうと思う。
マキアとエリアルに多くの時間を割いている割には最期があっさりしすぎてたし、他のキャラへの感情移入の導線が少なかった事と各キャラの締めくくりが物足りない印象。もっとそれぞれのストーリーを掘り下げても良かったのでは。
キャラデザとしてはミドさんは吉田さんの原案に近いっぽくて好きだったけど、その他のキャラがどうも。。特にマキアの表情が個人的にピンと来なかったのが結構大問題だったかも。
しかし東地さん目当てと言っても過言ではないので、美しい映像には大満足。キャラよりそっちばかり見てしまったし、それだけでも見る価値があると思う。戦場のシーンの動画も迫力があったし、P.A.WORKSの新たな一面を見れた気がする。
こういう展開で、悲劇にしないのであれば、こうなるんだなという目新しさはあった。
何より世界が綺麗で、見とれてしまう。
クジラと似たような話?観た後の読後感のようなものが強い。
なにより、入野自由の「アイシテル」が極上でした。。
「別れのある人生は素晴らしい」という(自分が感じた)テーマは素敵だと思ったし、背景作画、そして特に音楽は素晴らしいものだった。
しかし、ストーリーや演出では不満を感じる事が多かった。穿った見方かもしれないが、ストーリーには感動させよう盛り上げようという、かなり作為的な処が目につき、例えば戦争はストーリー上あまり必然性が感じられなくクライマックスを盛り上げるためだけに起こされたように思えた。また、メインとなる主人公と息子以外のキャラクターの物語も中途半端な添え物といった感じで納得感がないまま終わり、何か作品全体がとっ散らかってしまった印象が拭えない。むしろそれらはバッサリ切り捨てて、二人の物語に注力した方が良かったのではないかと思う。
最後に、ストーリー進行、演出ではP.A.Worksに特徴的な、セリフ主体でややせっかちに物語を進めていく感じだったけれど、この作品に合っていたのか疑問が残る。登場人物の心情を表現していく上でもう少し表情や視線、声質、それから「間」を使って表現して欲しかった気がする。セリフ主体の表現では、物語に、人物の心に、引き込まれのめり込んでいくのが難しい。そういう意味で、人物作画は表情に乏しく、そして声優さんの演技はやや実力不足に感じられてしまった。
批判的な感想が多くなってしまったけど、テーマが素敵だと思うだけに、口惜しい感じだ。
むぅ…岡田麿里監督の情念が詰まった世界観・脚本とP.A.WORKSの総力戦とでもいうべき画面作りでとても総合力の高い作品でした。客観的に見て面白いことに違いない。
ただ、僕個人としてこの作品のテーマが刺さったかといえばそうでもなかった。この作品で描かれている親子感やもっと抽象的な人と人との縁が刺さる人ならもっと感動するんだろうなぁと思う。
あえて言うなら俺はマキアでもレイリアでもなく、クリムな人だから。
だが、それでもレイリアのラストの台詞にはグッとくるものがあった。これが単にマキア視点だけの物語だったらもっと興ざめしてただろうなぁ。
思っていたよりも重い話だった。そして全てのキャラにいまいち共感できずに終わってしまった…。別れ方が唐突過ぎたり、ええっそんな風に別れちゃうの、みたいに感じることが多かった。特にレイリアとその娘の別れのシーンがよくわかっておらず、あんなに会いたがっていた娘に会えたのになぜすぐに別れ、しかも自分のことを忘れろと言ったんだろう。レイリアが飛ぶシーンは「凪のあすから」のオープニングラストと同じような構図で描かれていたのが印象的だった。
背景美術も「凪のあすから」を彷彿とさせる綺麗な空や建物でとても良かった。マキアが最初にドラゴン?にしがみついて飛んでいた空は今までの青空とは違った雰囲気で、これもまたとても良かった。序盤に出てきた機織り機のシーンを見て「このはな綺譚」を思い出し、こっちの機織り機はちゃんと動いていてすごいなと思った…w (小並感)
この映画は出会いと別れを描いた物語だった。
タイトルにもあるように「さよなら」に重きを置いていて、そこがとても丁寧に表現されていると感じた。種族との別れ、エリアルとの出会い、エリアルの母親との別れ、ミドの家族との出会い、エリアルの友達との出会い愛犬との別れ、ミド達家族・エリアルの友達との別れ、様々な人との再会、そして再び別れて最後はひとりぼっちになってしまう。しかし最後のシーンにもあるように別れは悲しいだけのものではないということを学んだんだね。
タイトルの意味についてはよくわからなかった。「さよならの朝」は最後のエリアルとの別れとして、「約束の花」とは何だろうか。「約束」はエリアルとの泣かないことと守るという約束。「花」は分からなかった。
考察していくとわかることが多いんだけど劇場ではん?と感じるシーンが多く時に退屈を感じることも。
最後のシーンもいまいち感動しなかった。終わった後もうーんといった感じで…
こりゃ2回行かないといけないやつか…
竜のデザインは、まるで風の谷のガンシップ
素敵な、とても素敵な作品でした
編み上げられた布は、子は、家の壁は、樹木の年輪は読み取れる人にだけの"言葉"となるでしょう。布はその布の民に、子の皺は親に。その"言葉"は言葉を超えて多くのものを識る人にもたらすのでしょう。灰の下での別れの場面で、言葉でしか伝えられなかった、言葉の民の、母の子の、エリアルの伝えきれなさが、伝わりきらなかった母のエリアルへの思いが(私がそれを言葉として表されなくては読み取れなかったことにもどかしさも感じました)、その場面が見終えた今は思いだされました。
言葉の民の端くれとして、そんなことを思いました。
ずっと、FFTがやりたいなあ、と思っていた。