やっとわかりやすいクラシックがかかってホッとする。
話もよかった。
敵のムジカートがコンダクターの生命を食っていないのなら、彼女たちはどこから糧を得ている?
味方は人命まで失いながら、敵はムジカート1体さえ失っていないような…。
手塚治虫先生の生命観がよく分かる作品。大人になったり、戻ったりするだけでなく、別の生物にもなれるところに非凡的なアイディアを感じました。胎児の描写など気持ち悪く思う時もあったけど、それを全面に出してくるのがいかにも手塚先生流。インパクトがすごい。オチも素晴らしかったです。続編潰ししてあるところとか実に贅沢。