ミケちゃん!
直線的に動いて飛ぶってのは難しいものなんだなぁ。いい練習にもなるみたい。
向上心や司のためとか色々がんばる要因もあるんだろうけど、いのりは吸収力が高い。
ジャンプも両方成功させた!
帰るまでが合宿と生徒に釘を刺されるコーチw
あこがれの選手から邪魔だと言われ、すべて持ちうるがために言い訳はきかないところからのあのひねくれ具合か。
まぁそれでもだけどな。
そんな中でも司は理凰にも向き合ってしっかり教えるのは人間ができすぎている。
鞠緒さんの指導で普段とは違う刺激を受けるいのり。こういうのも合宿ならではよね。司先生はまだまだ現役並みに動けるのすごいなぁ。指導者としての資質と競技者としての実績、完全に切り離せるわけじゃないけど結構別の資質だよね。いろんなスポーツでも名プレイヤーが名コーチに必ずしもなってるわけじゃないし。それでも腹を括った司の覚悟が見えた。
壁を破りかけているいのりに対して壁にぶち当たる理凰。全部あるから何のせいにもできないと語るのはこの歳にして背負すぎだよなぁ。そしてついに司が実演か!
どこから聞いた
「回り道は回り道しか見れない景色がある」
もしそう簡単に成功したら、「成功」大事にしない
そして小さな失敗すると地獄に入ったと思じゃう
だから失敗はメンタルでもの鍛錬だね
毎回の失敗も進歩に必要な事
司も理凰もいのりも頑張ってね
斜に構えた理凰にタジタジになる司、こういう生徒を受け持つ事もあるのが教える立場として大変な事なんだなと思った。勇者風いのりにわろた、一気に2つの新しい技を身に付けるというのはデカい。普段教わらない先生から教わると違うものが見える
理凰の夜鷹嫌いは憧れの裏返し、光だけでなくいのりにまで抜かれてしまうその恐れが今の理凰にはあるのだなと。理凰の曲で滑るという司、認められるような実力を見せつけるという事なのか
皆での合宿、鞠緒の指導参加。普段と異なる環境や指導を受けるのは普段では得られない成長のヒントを得るため
そこでは勿論いのりの強化が図られるし、預かった理凰へ近づく試みも行われる
一方でそうした集中的な環境は指導者である司の人間性も普段より出てくるものになるようで。これは司を拒絶する理凰にとって彼を理解する機会と成り得たような
司って加護一家との付き合い方から見えるように、ポジティブ全開な人間ではない。それは少し触れ合っただけの人間には見えてこない部分
司が理凰を知る為には彼に近づく必要があるが、理凰が司を知ろうとすれば必然的に近付いてしまう。その第一段階が浴場での語らい
司が理凰の掲げる高い目標を知ろうとしたように、理凰は司がどれだけ低い人間か知ろうとした。けど、司の低さは理凰の想定以下。悪意を持って知ろうとした後ろめたさ、そこで理凰が「いのりががっかりする」と気にしたのは、理凰自身に生じた心の動きによるものかな
でも、司は既にいのりに伝達済み。きっと後ろめたいからこそいのりに伝えたのだと見えてくる
そのような関係であっても、司が誰にも見せないのは後ろ暗い部分か
理凰を「クソガキ!」と呼び、叫び走る彼の姿には驚きしか無い。あれだって司の一面だけど、司はそういう姿を見せるのではなく、ジャンプを跳ばせす結果を以て見せると選んだ。ここにこそ、司の人間性が詰まっている気がするよ
直後のいのりと涼佳の語らいは良かったな。二人は競い合った事で理解し合う仲となった。だから他者から見えないよう視線を防いだ布団の中で不安や目標を話し合う。その姿には良い友達関係を見えるね
司といのりの目標はリンクした。だから難しい新技も跳べたのかな
だとしたら、理凰がもう少しを跳べなかったのは司とのリンクが少ないから?
けど、結果に現れたその差を理凰は単純に選手の差としか思えない。自身が否定された気になる
そのままでは司がどれだけ持ち上げても彼の心は掴めない。もっと深い処を知らなければ
理凰が打ち明けた卑屈さ、夜鷹から受けた影響。それを理解した上で司が選ぶ挑戦はどのような意味を持つのだろうか?
瞳コーチ髪切った?こちらの方が良いね
ミケちゃんは同志でありライバル、寝ぞうでも張り合う2人
理央はカベを突破できるのか
夏合宿! 女湯カットで男湯の様子を見せるアニメ。司さん鍛えてる。
理凰くんによる「自分の筋肉育てた方がいいと思いますよ」というグサグサ言葉。
憧れているからこそ、憎んでしまう。理凰くんにそんな過去が……光ちゃんに先を越され、今度はいのりちゃんに先を越され……3回転飛べるか!?
擦れてるし冷めてるしなクソガキだけども本質はどこまでも年頃の人間って感じか。てか熱血が過ぎでストーカー化しそうなんだけど司は。
劣等感を乗り越えられているのはいのりだけ…
#11 25/03/16
「全部ある」、理凰に逃げ道はなかった
後から始めた光に抜かれていたのね
長野合宿は五輪の残滓ですかね
アイスリンクにアイスホッケーのライン(ブルーライン、センターライン(赤))が見えて気になってしまう
今回の一番のポイントは理凰の「俺は全部あるから何のせいにもできない…」。原作のここのコマが構図も表情も本当に素晴らしくて、強く心を揺さぶられる。ここさえキマれば今回は成功と言ってもいい……んだけど……アカン、原作のパワーに全く及んでいない……。
何が違うんだろう。口が動いているからか、ライティングか、背後のフェンスのパースのかかり具合か。原作だと理凰の上に星空が描かれていて、その大きな空間の隔たりが光との距離や理凰の苦しみの深さを際立たせていたけど、アニメでは星空は殆ど描かれていないからか。
理凰が光への憧れから解き放たれるのは、原作の台詞を引用すると「俺が憧れてたものってクソジジイが作りあげた幻想だったってわけ?」、つまり憧れていた光の軌跡は実は夜鷹純のトレースだった、という気付きを自分で得たからのはず。なのに司先生が答を言ってしまう、それも「夜鷹純に憧れているからこそ憎んでいる」みたいな話にすり替えたのでは、理凰を圧し潰している「光のようにできない自分」という苦しみは解消されない、解消されるようなドラマの構築になっていない、と思う。
風呂シーンで司先生が「銭湯も結構お金かかるから、そうそう毎日ってわけにはいかないからなあ」と原作にない台詞を言っていたのが気になる。この時点だと司先生は加護家に居候しているので銭湯に行く必要はないはず。どうしてこんな明らかに矛盾している台詞がOKになっているのか。司先生は広い風呂に入りたくてよく銭湯に行っているという設定なのか。それは司先生のキャラとしておかしくないか。
演出が全体的に抑揚に乏しく、いのりが初めて2回転アクセルを降りるシーンや、その後すぐに3回転サルコウを降りるシーン、といった盛り上がるべきところでイマイチ盛り上がらないのも残念。
細か過ぎて申し訳ないが、目標達成シートのフォーマットがなぜか改変されているのも首を傾げる。改変の仕方を見るに、元のフォーマットがなぜそういうフォーマットになっているかを理解せずに改変したとしか思えない。わからないないならいじらないでそのままにしておくの、大事。