”愛”じゃよ”愛”
清々しいほど戦闘が気持ち良い
よかったですね。おじさんおばさん向け。真面目な話ではなくて、鬱ってるキラ、悲劇のヒロインをやるラクス、ギャグ要員としてあらゆる主要キャラに殴りかかるアスラン、キラに褒められてウキウキのシン、シンにべったりなルナマリア、出番ないけどアスランとイチャイチャしてるカガリなど、各主要キャラを親目線で眺める映画だった。新キャラのキャストが田村ゆかり、下野紘、中村悠一、福山潤など最高のキャスティングだった。福山さんのキャラ以外は全員ガキでSEEDの世界観にマッチしてて良かった。ハッタリの効いたロボットアニメが好きな人にもオススメですね。とにかく強い、高速で移動する、武装が多種多様、武器が光る、武器が無線操作、攻撃の瞬間に過激なエフェクトがかかるなど、満足できる演出と設定で良かった。ジャスティスは最初から最後までギャグガンダムなのでぜひ観てほしい。女キャラは脱がして揺らして頬染めさせておけばOKという態度を隠さない姿勢も逆に清々しささえある。ラクスが急に歌ったりしないのはちょっと意外だったかも。序盤のキラが鬱る場面はややダルいけど、開始60分くらいから息つく暇もないギャグ展開で楽しく観ることができた。
面白かった!2時間によくこれだけ詰め込んだなー。1stのオマージュは以前からだけど、Z/ZZ/νっぽいのまで入れてくるとは(そのシーンなら「来るかい?」しかないよねぇ、とか。どうせなら最後戦艦でスイカバーして欲しかったなw)。2期途中で主役を追われたシン君がキャラ変して覚醒してましたね。ただOPはTKではなく浅倉大介が良かったなー。Gファンとして満足度の高い作品でした。
20年越しの劇場版!何故だろう。シリアスで哀しい話なのに笑ってしまう。それだけSEEDと触れてきたということなのだろう。笑顔になれる映画だった。…そんだけだ!
いつもより筆が乗ったのでnoteにお気持ち長文を書きました。よかったらみんなよんでね。
種と種デスを丹念に煮込んでできあがったのがこちらです。
みたいな出来で満足〜。様式美。
シン・アスカくん丸くなったわね…と思いきや喧嘩っ早い根っこは変わっておらず。そうだね、ジャスティスだったもんね。
わんぱくな食べっぷりとか久しぶりに見てやたら可愛いなとおもいました。
よくわからんラクス様のパイスーも面白かったな…
20年も空けて今さら劇場版なんて何やるんだ?と思っていたけどこれは面白い!
もちろん世界情勢的な部分は短い尺の中なので粗はあるけど、SEEDシリーズのキャラクター・機体・雰囲気が好きな人にはたまらん作品だった
20年たっても変わらぬ、SEEDらしさあふれる映画。
4クール目の激しい戦闘や謀略や恋愛を2時間にギュッと圧縮したらこうなった、みたいなやつ。
完走しているガンダムはSEEDとオルフェンズのみと少ない。
だからSEEDは何だかんだ何か見てしまうものが有るんだろうなと思っていたのを、改めて実感したかのよう。
正直信者ではないが、良いも悪いも含めて面白いと言うか目が離せないと言うか。
テレビシリーズとは明確に作画や動きが違うのはさすがの劇場クオリティー。
あんなに作監でばらけていた絵柄がおおむね統一されている安心感(でもやっぱり平井絵って難しいんだなぁ~)。
大画面で見る戦闘も、映像・音共に大変迫力が有った。
もう1回有ったら噴き出す危険が有った、やたらボコられるシンw
シンは相変わらずシンだなーと見てたが、何度もやるから段々笑いのツボに入ってきて危なかった…。
ツッコミどころは終わりが近付くほど増える。あの何つー格好してんだラクス様の辺りから畳み掛けだった気がする…。
色恋描写には胸焼けしてたが終盤ネタっぽかったからもう(何でも)いいや(笑)。
キララクの人大勝利やなーと他人事で見てたが、アスカガは素直にめでたかった。
懐かしいサブキャラたちを見付けては、あ!となるのは面白かった。
お約束や見たようなフォーマットもあれこれ踏襲している。
おなじみの諍い、おなじみのいちゃいちゃ、おなじみの挿入歌、戦い終わって即クレジット入る流れまでいかにもSEED。
ばんばんモビルスーツ乗る辺りはオールスター感有るし、総合するとエンタメとして良く出来ており、これがガンダムSEEDですよ!をしっかり出してきた所が好評価。
個人的に一部キャストが期待を裏切らないと言うか適材適所と言うか正しい使い方と言うか、さすがの法ちゃんとさすがのゆかりんとさすがの福山潤だった。
アグネスはこれまでの法ちゃんや顧客の抱く印象(また死ぬのか?)すら見所として利用してきたな…と思ったw
劇中色々思うところはあったけどラクス様のえちえちパイロットスーツを見たら全て吹っ飛んだ
見た。何も言うまい。とても良い。
アニメ本編はほとんど覚えてない状態
でも当時の記憶と同じ作画の雰囲気でそのまま劇場化されたのがよかった
ロボたちの動きがなめらかすぎて作画技術は時代の進化を感じた
ネタバレあり
アスランの登場シーン、かっこよすぎ
ズゴックで戦えるのやばすぎー
戦争はやっぱり良くないなと思わせる人の命の軽さ、中盤の核まわりでドキドキしました
ゆかりんはやっぱり悪側ww
平成のファーストガンダム、ガンダムSEEDの大同窓会。TVシリーズのモヤモヤを吹き飛ばす怪作。
ミサトさんはこの映画でも艦船特攻。
昨日観てきた SEEDが好きだった人ならびに続編SEED DESTINYに対して長年心の中でモヤモヤが燻ってた人らからすると満点の作品
福田監督がやりたい事を全部詰め込んだんだろうなと
前半 内へ内へ堕ちていくキラを殴りつけても叩き直すアスランの姿にはやっぱ男同士の友情ってそうだよねと😃
MS戦闘シーンではライフリやイモジャスをはじめ劇場新型機が落とされていった後に旧型機への流れは堪らないカタルシスがあった
ズゴックのサプライズもだけどw 他ロボットアニメからキャバリアーとか小ネタも外さなかった👍
しかしガンプラの販促が旨いよなぁ~ってこんなの登場した機体全部欲しくなるやつだよ!なんでもミーティアの再販が決まったとか?イザーク&ディアッカ推しの方は再現したくなるでしょ?w😁
めちゃくちゃ良かった。
過去のSEED作品改めて円盤で欲しいって思わせるくらい良かった。
とりあえず三日目の時点で3回見た。
ミレニアムが戦闘開始するあたりからテンション上がっていきミーティア流れるところで最高潮。
戦闘が最高すぎた。
全部ノセノセの大盛りラーメン出された感じ。
涙が出ました。
前半のライフリの戦闘シーンとかもよく動いていて良かったです。
MVPはアスラン、次にムゥさんだと思います。そしてシン。
アカツキが強すぎる。
デスティニーも強い。
アスランも強い!
マイティーも強かったね!!!
キラとアスランの友情的なくだりは正直めちゃ良かった。
キラ曇らせのあたりとかかわいそうで見てられなかった。
しかしキララクハッピーエンドというところに落ち着いて本当に良かった。
まじで良かった
SEEDを見てた人ならめちゃくちゃ熱くなるとこいっぱいあって
ありがとうって思ってしまう
バチバチの戦闘シーンはめちゃくちゃかっこいいしこの機体だよなぁみたいにもなって最高
それにしてもSEEDは相変わらず兵器で人殺すとこ気合いいれすぎじゃない?
なんであんな一瞬のシーンなのに無惨に殺すのか
機体に関してはフリーダムがもう勝てないレベルに
あんなのモビルスーツの形をした要塞兵器だろ
どうなってんだよ
特典欲しさに初日に鑑賞
同じ回で観た人が “ 期待の10倍くらい面白かった ” って言っていて自分もそう思った
でも “ 元々SEEDが好きな人として楽しめる面白さ ” で、映画で初見の人 ( そんなに居ないと思うが… ) はびっくりすると思う… 恋愛面に
メンタルが安定している状態のアスランとシンの頼もしさ・強さよ
シンはTV版では未熟さがうざい感じだったと思うのだけど、未熟さがかわいいと思える描き方になってる
キャストの変更があったカガリは出番が減ってしまうのでは、そもそもアスランは前売り ( つながるムビチケ ) の絵柄的にもしかして… と心配・ヤキモキしていた人が多いと思うのですが… 観てひと安心
そういう反応になることを想定しての絵柄だったんですね、やってくれるわ!
色々思うところや突っ込みたいところもあるけれど現代の技術で描かれたSEEDにかなり満足、待った甲斐がありました
3.8/5
お祭り騒ぎw
デスティニーの後に続く対立や戦争を描いた作品を見に行ったつもりでいたら見せられたのは恋愛映画だった。そんな心境
いや、詰まらないとかそういう感想なのではなく、世界のどうしようも無さを描く映画を見に行く心構えで居たら、展開されたのはお祭り映画に近かったというか
考えてみれば、コードギアスの映画と同じく久方ぶりにファンの前に姿を表す作品となるのだから、ナチュラルとコーディネーターの対立を新たに描き直すよりもあの頃のファンを楽しませる作品にした方が良いのは当たり前か
SEED作品20年振りの新作映像作品で有りながら時間軸はデスティニーの2年後。視聴者にすれば当時のキャラが少し成長した姿で動き回ってくれるという嬉しい現象だけど、作中人物にすればデスティニープランが提示され世界が揺れ動いてから2年しか経っていないという意味でもあり
多くの者に選択肢は提示されたまま、運命に従う世の中か運命に抗う世の中か。以前のナチュラルとコーディネーターという対立構造よりも大局的な対立軸
その対立軸は思想信条的なものであり、また新しい対立軸だからどちらを選ぶまいと世界は容易に変わり得る
それに向き合う責任を一手に引き受けてしまったのがキラとラクスとなるわけか
これが清濁併せ呑む程の長い人生を経た者であれば異なる受け止め方も有ったかもしれないけど、生憎と二人はまだ年若い。自分がどうにかしなければと頑なになるキラは精神をボロボロにしていくし、政治に長けているわけでもないラクスでは他勢力を納得させる力もない
世界の異変と向き合う中で生じてしまう二人の亀裂を利用する者が現れたとしても、難しい立ち場になってしまった二人が抗えるわけもなく。一方でそんな二人が自分達の関係を語る上では世界がどうのというよりも、愛こそ語るべき言葉として上がってくるというのが本作の構図なのかな
この点を理解するのに結構時間が掛かった為にキラとラクスの関係に間男が入り込む展開にどう反応したものやらと大分困惑させられたよ……
ただ、そのように捉えれば本作で描かれる全てが愛に関連していると言えるわけで
キラにもラクスにも作りたい世界がある。でもこれまで力に頼って対立構造を打破してきた二人はより大きな力を提示されれば世界の作り方が間違っているように思えてしまう。同時に自分達の愛まで間違っているように思えてしまう
そこをオルフェに分け入られてしまった
ラクスにとってキラが自由恋愛によって選んだ相手なら、オルフェは運命によって選ばされた相手
ラクスは世界の選択と共にどちらも受け容れられる立場だが、ラクスを自由恋愛によって選ぶしかないキラには承服し難い話
だからキラはオルフェも世界も取り戻せそうにないと諦めかけた時に激昂し情けない姿を見せたと言えるのかもしれない
キラは今までも運命的な境遇に拠って戦いに身を置くしか無かった。その中でどうにかラクスを選べたのだから、ここに来て運命に拠ってラクスを遠ざけられるとなったら全てを呪うしか無い
でもその感情発露は戦場や世界の責任者ではなく、情けない青年としての己をずっと心に持ち続けていたから発してしまった事かもしれなくて
親友のアスランが乱暴に、そしてより強い力を伴って考え直させて正しい道へと戻してくれた点はキラを普通の青年に立ち返らせつつ、改めて自由恋愛に拠ってラクスを選ぶ原動力になったように思えるよ
戦場の将ではなく青年としての己を取り戻せたならキラや彼を中心とする一派がする事は単純化する
デスティニープランを完遂させようとする思想と対峙するのではなく、愛する女を奪った憎き男を誅滅する為の物語へと集約される
運命がどうのという話ではなく、愛とは何かを語る場へと変貌するわけだ
構図が単純化すれば後はスーパーロボット的に暴れ回って邪魔する男をぶっ飛ばすし、ついでにレクイエムもぶっ壊す
序盤にもガンダムが華麗に飛び回る描写は有ったけど、それにも増して終盤にてフリーダムやジャスティス、デスティニーが暴れ回る様には惚れ惚れとした気持ちよさが有ったね
特に『SEED DESTINY』に幾らか納得できない部分が有った自分としてはシンが明るい表情でデスティニーを駆る様子を見れて割りと満足できてしまったよ
全体としてはズゴックの正体含め「そうはならないだろ」と突っ込みたくなる要素は確かに有るのだけど、ストーリーが進むに連れて難しく考える事が馬鹿馬鹿しくなりつつも、ストレートに視聴者を満足させる展開へと変化していき、最終的に大火力を容赦なく振るうフリーダムという図で終わる本作には強制的な納得感を得てしまった気がしなくもない
TVシリーズでは消化不良気味だった要素を拾い、キラ・アスラン・シンの新たな関係性を描き、そして20年来のファンへ向けた映画としては申し分ない作品となったのではなかろうか
SEED → SEED DESTINY をリアルタイム視聴してたおっさんなのでやっぱこいつは見とくかと思い行きました。
メインディッシュてんこ盛りフルコースって感じでした。
ただ……争いの理由が非モテの僻みって随分ちっちゃい事で争ったんだなw
遺伝子により適性判断されてやることが決められる……まぁ楽だけどつまらんよな。
やりたい事が別であったとしても「お前はそれ向いてないからダメだ」って言われるんだから。
考えなくても良い楽さはあるけど考えて行動する楽しみもない。
あと生まれた時点で未来が確定してる。カースト制度だよね完全に。
考えなくても与えられた役割をやればいいから復興スピードとかは早くなるんだろうが、それ栄えた後はどうなるんだい?
まぁどんなシステムにもメリットもデメリットもあるのは当然よね。
キラさん背負いすぎだね。ラクス嬢は守られるだけの女性ではないぞ?
もうちょっと周りにもいろいろ任せてあげればいいんじゃないかな? 立場も上がったわけだし。
シンは……キラさんのわんこ的ポジションだったか? やっぱどこか子どもっぽい感じがある。
まぁそこが良いところでもあるのかもしれん。思考が読めん……何も考えてないのか!? は流石に笑うぜw
アスランは今回完全におもちゃ枠だったな。まさかのズゴックで来るわ変態妄想で惑わすわ……。
まぁやるときはやるわけですけど。不貞腐れてるキラさんをぶん殴るのはやっぱアスランじゃないと。
ラクス嬢はやっぱつよいな。ヘタレキラさん支えてやってくれ。種割れ強すぎやべぇ……。
カガリ相変わらず大変なポジションやなーって。戦線にも出る国の長つよい。落ち着いたらアスランぶん殴っていいぞ。
ルナは完全にシンの嫁やった。中身も夫婦だよな確か。シン子どもっぽいからしっかりお姉さんしてやってくれ←
ムウさんは今回も不可能を可能にしててやばかったな。おっさんじゃない! 遅かったけどちゃんと迎えにくるイケメン……。
ラミアス艦長相変わらずかっこいい。戦術バジルールは泣いてしまった……。苦しめられた戦術だもんな……。
イザークとディアッカもちゃんといてよかった。ミーティアって他機体とも互換性ある設計なのね……。
その他懐かしのキャラ達もたくさんいるけどキリがないのでこの辺で。
20 年前リアルタイムで見てた民はとりあえず見とくと楽しめるやつ。
ここから入るのは……ちょっと難しいかもな……。見るなら 50 話× 2 作品頑張って履修してから
過去作まったくの未履修だけど,評判が良かったので。
けっこうおもしろく観た。
これまでのストーリーを知っていれば,もっと深く理解できただろうし,評価も上がったかも。
ただ,キャラクターの造形(特に女性キャラ)があまり好きでない。
目が大きくて,口が小さく下唇がやや厚い。
髪の色と髪型が違うだけでみんな同じ顔に見えてくる。
予告編だけだとそんな印象を持っていた。
実際観てみると,それなりにいろんな顔があることがわかったけどね。
SEEDシリーズはとにかく半端な脚本という印象が強くて、特にDESTINYではかなりやらかしていたという記憶しかなくて。
なので、見に行く気は無かったんだけど、意外と評判が良かったので……
端的に言うと、良い意味でも悪い意味でも徹頭徹尾SEEDだったけど、すみません、ちゃんと面白かったです。
いろいろ放り出していたものを拾い上げて、大きなテーマを提示して、キラとラクスを軸にしてそれに対する回答をちゃんと描いていた。
どうしたの? 脚本に監修でも入った?
まあ、争いはどうする?という、もう一つの大きなテーマに対してはあまり示せていなかったけど、それは他のガンダムシリーズも似たようなものなのかもなあ……
うじうじしていた(仕方ないけど)キラを、叩き直したアスランはすごいな。幼なじみという設定が初めて活きた気がする。
滅茶苦茶頼りになったし、一番大人になっていたかもしれない。
しかし、MVPは間違いなくシンでしょう。全編に渡ってなんだか癒しがあったしw 戦闘ではカッコよかった!
DESTINYでは五月蠅いやつ、という印象しかなかったけど、デスティニーで暴れ回るシンに頼もしさを感じるとは。
デスティニーのキット欲しくなっちゃった。
早々にライフリもイモジャスも墜とされて、ここまでは予想通りだったんだけど、乗り換えるMSがストフリ!デスティニー!インパルス! これは予想外だった。
でも、乗りなれた旧型機で戦うのは男の子的にはとても熱いし、おなじみの機体が戦う姿をスクリーンで見られるという点ではファンサービス?
バンダイ的にはそれでいいのか知らないけど……新商品も出したし、旧キットも売れるし、でいいのかな?
倫理観の無さはSEEDなのであきらめましょう……
正直種の映画wぐらいで、20年も経ってるので何が出てくるんだよという気持ちで見た。
実際序盤のくだりは情勢描写が多く、目覚ましく面白いわけでもなく、デュランダルやラウルクルーゼの呪いを受けるキラを見て
確かに自分が見たかった光景ではあるが、まぁ大人になるってこんなところだよな……と、少し予想の範疇は出ない感じだった。
ところが、中盤から面白さが爆盛り上がりを見せる。
人殺しすぎ問題、人間爆弾のトラウマ再び、闇に落ちるキラ・ヤマト、流れるように打たれる戦術核、殺意高すぎ千本針、唐突に出てくる最強ズゴック。なんだこれビルドファイターズか?
そして……レクイエム!?!?
何が何がという感じだったが、とにかくプランの周到さに怒涛の面白さが続く。なんだよ種映画めっちゃ面白いじゃん!!!
迷いに迷ったキラを修正パンチするアスランもイケメンでびっくり。あのアスランが!?
本作でも強く描かれている、迷いが吹っ切れたら無敵という要素を兼ね備えたアスラン、一生イケメンだった。
その一点で言えばシンも同様であり、TVしか見てない人には知らない記憶のキラさんとの和解から、キラをキラさんとか隊長とか頼りにされたいとかひらすら可愛いスパロボナイズされたシン・アスカが見れた。
種死では直情的で作中を通した成長が見られなかったシンだったが、本来的にはアホな主人公タイプで、なまじ自力があるから環境で不十分な能力の開放しか行えてなかったのにそれなりの性能に見えていたポテンシャルまだまだあります系人材だったことが判明。デスティニーの無双ぶりにはエネルギー問題を解決したらこうなりますという技術革新が追い風になった+アスランの機体じゃない俺の機体という相性の良さも相まってとにかく印象が変わった。
アホという一点も強く描写されたが、まぁ主人公はキラさんだとなよいう揺るがぬ点を考えると、愛されキャラに振ったのは正解だったと思う。種死見たら微妙な気持ちのまま終わるより、種自由見てください!!って言えるようになったのは大きな躍進だと思うぐらい扱いが良かった。
あとパイタッチしてるシーンがあり、ラッキースケベも健在で良かった。
そんでバトルもバチバチ、この映画の華とも言える濃厚すぎる宇宙戦が繰り広げられる。なんだこれはというぐらい戦闘を見せられる。もう楽しいという気持ちしかない。素晴らしく面白かった。ズゴックから出てくる隠者見たときは、やっぱりビルドファイターズじゃないか!!ってなった。
問題はマイティーストライクフリーダム登場からのくだり。
ディスラプターはZZを彷彿させるスーパービーム兵器だが、事実上夫婦間承認とかいうシーンがコミカルで笑ってしまった。ヤマト家ご乱心で世界が崩壊するぞ!
プラウドディフェンダー←なんだこのとんでも技術?????????
マルチロックした対象を制圧するという事実上空間干渉系攻撃。なんだそれは!
愛は勝つ!バン!!!
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突然始まるヌーディーストビーチ
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あれ、終わった?????????????
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素晴らしく良い映画を見たはずなのに、なんだろうこの、どこから突っ込んで良いのか、どう飲み込んでいいのか、、、
俺は直喩的な愛の表現より、キラからラクスへの懺悔に近い告白を5~10分尺ぐらいで見て、溝を埋め合いコンパスの新たな在り方をともに考えるような、そんな終幕を期待していたのかもしれない。
面白かった……んだけど、楽しかったのほうが強いお祭り映画だったな!という印象になっちゃったのは、ここかなーと思った。
長々書くぐらいには面白かったんだけどさ。色々言いたくなるのもガンダム映画のお家芸ってことで!
まぁ、SEEDは正直あまり好みではないんだが、良くも悪くも”SEED”って感じでしたね。
なぞの”ぱわーで無敵”は、まぁ、ガンダムの映画なので…(苦笑)
妙に気合の入った「ミレニアム」「アークエンジェル」の着水・離水シーンがちょっとお気に入り(笑)
戦闘シーンは、要所要所に見どころがあって良かったのではないかと。
キャラは、いかにもSEEDって感じだったので”良い”としましたが、好みからすれば、かなーり微妙かな(苦笑)
なんにせよ、はるかな時を越えて映画化されて何よりだったかと。