「ポトツキに利益の一割を贈与すること」から、アルベルト氏に本の題名が伝わることで”?”タウマゼインが伝播するラストが綺麗に終わっていて好き。
各時代の主人公たちが繋げてきた甲斐があったように思える。バデーニの論文がそのまま繋がるのではなく、学のないオクジーが考えた題名が伝わっているのが特にイイ…
大人ラファウはあくまで心理を探求する人々のアイコンなのだろうと解釈した。地動説を伝える感動のリレー!ではなく、そうした人々も悪役になりうるとすることで、ノヴァクの「俺が悪役~」の否定につながる。実際ノヴァクの妄想ラファウにもそう言わせているし。
時系列が先に進むにつれグラデーション的に現実に近づいていくのも伝記のようでイイ!
ひたすら画面が暗くて見づらいのはどうにかならなかったんですかね?そこだけが不満。
漫画も最高だったが、アニメはさらに最高。何度でも心揺さぶられる。
凄く考えさせられるアニメだった。
このアニメは他とは違う内容で凄かった。
あと、OPは神曲。
近年まれに見る超良作。キャストも最高だったし、ちゃんと原作の最後までアニメでも描き切ってるのも良い。
難しい説明もあったりするけど、アニメでとっつきやすくなってたんじゃないかな。
第一章の1~3話がやはり神。
最初このアニメが始まったとき、とんでもなく面白いものが始まったなと思ったが、終わってみれば佳作の域を出ることはなかった。
どうせフィクションならとことんフィクションを貫いて、パラレルワールドで地動説→天動説へのコペルニクス的転回(この世界ではコペルニクスではないと思うが)をダイナミックに見せてくれるかと思ったが、結局現実にリンクさせてあったかもしれない歴史物として落ち着いたのは自分としては残念。
グロい描写以外は大変良い。
#チ球の運動について
事前の予想からは想像もつかないようなストーリー展開だった。地動説が呪いのビデオと化して次々と犠牲者が出る・・・。異端審問官の執念がすさまじかった。娘の真相も知らずに終わるのもまたえぐい。ラストでお前か!?!? 「君らは歴史の登場人物じゃない」てなかなかメタな・・。歴史の影に記録に残らない無名の人々のすさまじいドラマがあった「かも」ってことなんかなー。音楽はOP/ED/劇中とも良かったけど,特に1期EDのヨルシカの曲が素晴らしか。
色々と考えさせられる、思考させられる作品でとてもおもしろかった!
全部見終わってからWikipediaを見るまでは自分も中世ヨーロッパでは地動説は禁忌だと思ってたんだけど、実際はそうではなく、そういう世界を作り上げるためにフィクションにして、最後は現実世界線につなげたのね。ここも良かった。
チも地であり知であり血だろうなぁと思ってたのが意図通りだったみたいでまんまとw
どれだけ禁止されようが、命をとしてでも知識欲、単求心に従い進んでいく主人公たち。
それを阻止するべく"物語の悪役"として立ちはだかるノヴァク。
主人公と同格なバデーニやヨレンタたち。
どのキャラも個性があって魅力的で好きだった。
とてもいい作品。特に前半の勢いが素晴らしい。
おそらく、作中の『P王国とポーランド』に実際の差はなく、媒体が違うだけの地続きな話だと思う。
当事者が絶えて自伝が作られなかった言い伝えが、形を変えて風聞から架空の舞台の物語として後世に広まったものとして描かれているんだろう。
ただこの場合、声も容姿も同じ人がいるということの説明はできない。
漫画の時点でかなり話題性があったけれど、未読。
『地動説』という天文学を中心に哲学や宗教の話をそれぞれの時代の人のストーリーで酷くも美しくも描かれている。
難しいと感じたりつまらないと感じる人もいるかもだけど、キャラクター、作画、音楽、構成も素晴らしくこういった類の話が好きな私にとっては間違いなく人生の心に残るとても素晴らしいアニメでした。
地動説を証明するために章ごとに複数の主人公達が繋いでいく物語であり、全体的な雰囲気としては華やかさとは真逆をいくザ・硬派な世界観というものだけどその中で「知」識を巡るドラマが描かれていて終始引き込まれる作品だったなと感じさせられた。フィクションの物語から史実のポーランドの話に繋げてくる構成は流石だなと思う、最終章はラファウだけでなくそれ以外にも今までの要素をちゃんと仄めかせるのもいい演出だったと言う他ない
長い時代の流れの中で移り変わっていく主人公達と相対する存在であり、全編に登場するノヴァクは本作の裏の主人公と言ってもいいんじゃないかと思う。地動説というものの善悪の区別が曖昧であり、それに関して一心不乱に反対し続ける彼の人生というものは切なくそして儚いものだった。津田健次郎氏の演技も素晴らしかった
「チ」というタイトルを聞いてどういう作品なのかとピンと来ない人もいるかもしれないけど、気になる人は是非とも一度見てほしいと思う。好奇心から地動説というものに取り憑かれた本作の登場人物同様、きっとこの作品にも取り憑かれたようになっていく事になると信じている。「知」る事は人の欲求なのだから
主題歌のサカナクション「怪獣」は本当にこのアニメにすっぽりハマっており、この曲のフルバージョンを聞くことをおすすめする。
地動説をモチーフとしたアニメで、その地動説は異端であるとする集団との精神的にも肉体的にもぶつかり合い地動説という「知」を広げるために奔走する人々の物語。
ストーリーの流れやモチーフが少し難しいかもしれないがそれを忘れさせてくれるくらいしっかりしたキャラとストーリーの軸がある名作。
とにかく素晴らしいアニメだった。自分の過去見たアニメの中でも有数の特別な作品になったのは違いない。原作漫画の時点で相当の話題作というのはなんとなく噂は耳にしていたが読む機会がなくアニメ初見だったが、原作力の強さとアニメの表現の掛け算両方が上手くハマった例だったように感じるね。
舞台は15世紀のヨーロッパでテーマとしてはタイトルにもなっている通り「地球の運動について」。地動説を証明することに好奇心から取り憑かれた主人公が代わる代わる時には直接的に時には間接的に意志を継いでいく歴史上の創作物語…には留まらない全体構成や世界観の組み立ての巧さが際立つ作品だったね。フベルト→ラファウ→オグジー/バデーニ/ヨレンタ→ドゥラカVSノヴァクの世界を23話かけて丁寧に壮大に描きながら真実は…という叙述トリックじみたここまで全て前振りとも取れるような構成は本当に痺れすぎて衝撃だったし、(バックグラウンドとかは当然脚本してるとして)史実に繋げていき、これまで描いてきた要素を仄めかしつつアルベルトが考え続ける道を選んだことで終わっていくの、締め方が最高にクールすぎて大好き。
こういう余韻の持たせ方とか読者に対しての一貫し「”チ。”の意味は何か」を問いかけてくるところとかこの作品に向き合えば向き合うほど深みが出てくるようで、原作漫画の豪華版を買ったのでまだじっくり読んでみたいと思う。
あとこの作品を”アニメとして”語る上でどうしても外せないのはアフレコと楽曲。
まずアフレコの質が高くて物語への没入感を相当高めてくれていたね。こういった語りや説明が多くなる学術的な要素も多分に含んだ作品ではセリフでどれだけ画面に引力を持たせられるかが重要だけど各主人公はじめ全員が素晴らしい仕事だった。その中でも特筆すべきはノヴァク役の津田さんとヨレンタ役の仁見さんかな。死に際のノヴァクのアフレコはこれまで散々憎かったはずの彼の所業にさえ同情を抱かせる感情を突き動かす演技で心打たれた。ヨレンタに関してはあの絶妙な立ち位置のキャラを新人声優さんに任せ見事起用に応えたのが素晴らしい。中村悠一、小西克幸、津田健次郎と同じ宅で飯を食うシーンのアフレコとか考えただけで緊張するのに一歩も引いてなくて凄かった。これからの活躍にも期待してます。全体通してセリフがめちゃくちゃかっこいい作品だけに、声優陣がそれを最大限引き出してて良かったな。
最後に言及したいのはやはりオープニング楽曲。サカナクションの怪獣。このアニメにおいて、この楽曲の果たした役割は計り知れないなと感じるね。もともとサカナクション好きでよく聴いている方だったけどそれでも衝撃を受けたし、映像もシナリオ展開に合わせて何度も変化を遂げる稀有なアプローチでとても良かった。オープニングはどれだけ視聴者をそのアニメの世界観に連れて行ってくれるかの非常に重要な役割だと思うけど、怪獣は120%の最高の遂行力だった。大好きな楽曲です。
長々書いてしまったけど本当にこのアニメに関わってくださった全ての人に感謝!最高のアニメでした。
☆5
メモ
Date:2024/10/14-2025/3/16
Score:95.9 (互:100)
各話平均:9.54 /10.0
脚本:9.5 /10
映像:10 /10
音声:10 /10
全体:9.5 /10
良い
最高すぎる
全人類見てほしい
面白いんだけど正直よく分からなかった。
けど、次に託すみたいなのは良かった。
あと最後の話で最初の主人公が復活?してたのはよく分からなかった。
これで完結なんですか?潔い。
ジャンルに興味が無いという最大の問題を力技でねじ伏せられた。
一瞬で終わった。
まず、意図的にグロテスクな描写を見せないようにしている配慮は感じられるが、やはり目を背きたくなるような場面が多いので、そういったものが苦手な方は注意が必要です。
主人公が話が進むにつれてコロコロ代わるあまり他に例を見ない作品。テーマは散見しそうだけど、「信じることと疑うこと」ということは分かる。
誰しもが人生をかけて培われた信念がある。これは無意識のものも含まれ、例を挙げるとすれば、「年末は大掃除をするものだ。しない人はおかしい」といったような。
では、なぜ年末に大掃除をしないとおかしいのかの理由を説明できますか。
培われてきた信念そのものの前提が間違っていると言われたとき、批判する人や素直に受け止める人がいると思いますが、どちらにも言えることは、信じるにしろ疑うにしろ、その理由を探求する心を持てということ。そういったことを教えてくれる作品です。
また、人類の永遠のテーマである「死」についても触れています。
結論、アニメじゃなくてもいいが、なにかの賞を取っただけある魅力のある作品でした。
このアニメについて私の語彙力がないので探した結果。言いたいことは以下の2つのコメントが一番近い。
https://youtube.com/watch?v=a8dgNdJVluc&lc=Ugzo99_vzT_R3BdMZN94AaABAg&si=OF1QqJ6La14VwlFv
https://youtube.com/watch?v=a8dgNdJVluc&lc=Ugy_eaavuxTiAh0ixO94AaABAg&si=27kMHBlMYceOJUT6
終わり方以外は完璧だった。現実につなげる必要はあったのか…?
よくできてる
時代的にしょうがないのかもしれないが暗いシーンが多いせいで見難かったのがちょっと残念
お話は面白かった
硬派な作品としては良かった(画面の色味が暗すぎてわかりづらいとこはあったが…)
★★★★★★★★☆☆
rated on myani.li
最初は何が面白いんや?って思って観てたけど2期はよかった。なるほどね〜
一季就把它演完了,不錯
到最後面知性的部分又有點沒動力看了
人々が想いを受け継いでゆく歴史を辿りながら啓蒙思想の源流の誕生を描くような物語は、何よりも自分の”正しさ”を重視し異なる立場の相手だけでなく客観的事実や理すら軽視しつつあるように見える現代社会に生きる中でズシリと重く響くとても印象的なものでした。
一方で、アニメ作品としての評価はやや難しく、活字として読む方が物語をより良く味わえそうという思いを最後まで晴らすことは出来ず。難しい題材だったとは思いますがアニメというメディアの特性を活かす為の演出や構成の工夫、こう見せようという意図をあまり感じることが出来なかったのは物足りなく感じました。
一開始我覺得我沒有很喜歡這個題材 覺得有點無聊(太知性了?)
彈道後面大概十幾集要開始打架的時候就開始燃起來了(??讓我想要去看漫畫了
看起來會是半年番直接做到完結(?我也不知道)
期待後續發展(現在還是動畫黨
7話まで観たが
中心人物がコロコロ代わって感情移入できないし、
話も進まない。(これから急展開かもしれないが…)
今の話中で不足してる、楕円軌道の概念も
大げさな(大発見であることは否定しないが)展開で盛るんだろう。
しかし、全体的にダラダラしてしてる上に暗すぎる。
ここでリタイア