全然関係無い人も最も親しかった人も本当はどんな人だったかなんて何処迄も理解出来ないもんだし、理解したつもりでやった事がされた誰かにとって良い方向に働くと限らない、ってのはもう何度も繰り返されてるけど、姉が日記を残した事も、其れを見せるか如何は迷う槙生と笠町も、朝にとっての最良と言える行動だったのか。少なくとも今の朝にはそうでは無いという想いで、大人というのは何処迄も余りにも身勝手過ぎるものだという考えかもだけど、其れをぶつけて吐き出すにも最も身近だった大人はもう居ないし、本当ならそういう子の彼是を親が受け止めて理解に努めようとするのが普通かもだが、まぁ其れは自分にとっての普通かもだけど、身勝手とも言える大人に揉まれて朝は何を感じ如何進んでくんだろうか。
一方で槙生の姉、実里の心情にも迫った今回だったけども、普通に成れない事に苦悩していた槙生とは真逆というか、普通で居たいと努めていたのに全然普通にさせてくれないというか、真面目過ぎるが故に普通に拘り過ぎて苦悩してたというか。其れでも朝に向けてたと思っている愛情は全てが嘘じゃ無いにしても、ただ槙生だけでなく朝にも自分の理想を強要してたような、そんなつもりが無くてもそういう風にも感じるし。まぁ実里本人が如何想ってたかなんて今となってはもう分からない事だし、残された断片から勝手に妄想するしかないが。
そんな今の朝は他人の身勝手に翻弄されてるというか、槙生も実里も昔の笠町と同じような目に遭ってるような、其れも明確な悪意が無いから余計質が悪く感じるが、そんな闇しか感じないような中で何を感じ取るんだろうか朝は。