教頭が生徒から物品を没収するのは、"取り上げた漫画を読むために"というのは面白い。
いい大人なのだから買って読めよ、と思うのは私だけではないはず。
一方でゲキドラーゴがコミューンを返すシーンは意外だった。
根はいいやつなのかもしれない。脳筋で馬鹿だからという可能性もあるが。
視聴日:2024/2/4(日)
脚本:羽原大介/演出:山吉康夫
20周年記念作の「"F"estival」。
そのため、これまでのプリキュアはもちろんのこと、関連キャラクター全て登場する。
プリキュアをみた世代にとって、各作品の名シーンが含まれていることにも注目してほしい。
ラストの戦闘シーンにおいては、歴代のプリキュア同士の特性を活かしたコンビネーション攻撃が見どころ。
【余談】
映画館のリバイバル上映で視聴。お客さんは満員。
右隣にいたプリキュア好きの友人だけでなく、その右隣にいた女の子たちも、私の左隣にいた女の子たちも、感涙していた。
プリキュアで育った世代に強く刺さるようだ。
涙を拭くタオルケットは必須。
視聴日:2024/2/3(土) 109川崎
脚本:田中仁/演出:平池綾子、宮原直樹
『わんだふるぷりきゅあ!』でプリキュア変身するのは、人間ではなくパピヨン犬。
そこに注目されるが、私は変身後の戦闘シーンも異なっているように感じた。
→"敵を倒す"ではなく"一緒に遊んで癒す"というスタンスにみえる。
動物そのものだからこそ、対象に寄り添う気持ちを前面に出す作風なのだろうか。
動物たちが卵に閉じ込められた理由も、敵の正体もその目的も全く不明。
これからの展開を見守りたい。
視聴日:2024/2/4(日)
脚本:成田良美/演出:広末悠奈
美術館への社会科見学。
美術館にある絵、マリオ・ピッカリーニの「星屑の晩餐会」に
ミップルのコミューンが描かれているという、驚きの第4話。
一方で、失敗続きの敵役ピーサードが、
"石化した人々を竜巻に閉じ込め盾にする"という、えげつない攻め方をする話でもあった。
邪悪な気配を感じ取り、竜巻の中をかいくぐっての攻撃。
プリキュアの力が発揮されたエピソードだった。
視聴日:2024/1/24(水)
脚本: 清水東/演出:矢部秋則
「ほのかをよろしくね」
ほのかの祖母・さなえが、なぎさに敢えて話かけたのはなぜだろう。
「プリキュア」について何か知っているのだろうか。
ピーサードは三度ストーンの奪取に失敗し、ジャアクキングから詰められ始めた。
そこでピーサードがとった作戦は、実習生に成りすまして学校に侵入。
担任を操ってプリキュアの動きを鈍らせるというものだった。
だが、またしても負けてしまう。
作戦の質は高まったのに、どこか詰めが甘いピーサードが印象的だった。
視聴日:2024/1/24(水)
脚本: 川崎良/演出:岩井隆央
ミップルとメップルが光の園から虹の国(=現世)に逃げてきた理由や、敵組織ドツクゾーンの目的が明らかになった。
また、これまでの女児向けアニメによくある「魔法の力」(自分の外にあるもの)に頼るのではなく、
「強化された己の肉体」(自分の内にあるもの)で敵に挑むという「ヒロイズム」がしっかりと描かれた。
→ワイヤーの切れたエレベーターを止めたり、ザケンナーに取りつかれた掃除機に徒手空拳で向かったり、など。
視聴日:2024/1/23(火)
脚本: 川崎良/演出:山吉康夫
主人公の2人(ほのかもなぎさ)は、特別な力を持つわけではない"普通の"中学生だ。
2人の共通点は"普通の中学生であること"だけ。
→ほのかは体育会系で元気溌剌な印象、なぎさは文化系で冷静沈着な印象。
決して交わることの無かった2人が、運命に導かれバディを"組まされる"。
「プリキュア」とは何か。敵の目的は何なのか。
性格の異なる2人が「プリキュア」としてやっていけるのか。
丁寧に描かれていくストーリーを楽しみたい。
視聴日:2024/1/23(火)
脚本: 川崎良/演出:伊藤尚住
ソラがヒーローになる理由は、かつて"本物のヒーロー"に出会ったからだった。
(その"本物のヒーロー"というのがおばあちゃん(ヨヨ)だったりして)
ソラ自身はヒーローとして未熟者だと感じている。
それでもましろにとって、ソラは"本物のヒーロー"になった。
前回カバトン(敵)によって破られたヒーロー手帳で終わりかけた物語は、ましろからプレゼントされた新しい手帳によって、再び始まった。
脈々とヒーローは受け継がれていく。
視聴日:2024/1/20(土)
脚本:金月龍之介/演出:小川孝治
異世界(スカイランド)から現代の日本にやってきたソラが、プリキュアになる第1話。
前半は異世界での戦い編、後半は現代の日本でましろとの邂逅編。
敵が強くても、まったくの異世界であっても、震えても、ボロボロになっても。
ヒーローは何度でも立ち上がって、正しいことを最後までやり抜くもの。
ソラの「ヒロイズム」の心持ちと、その姿に感動したのは私だけではないはず。
今の子どもたちにも、そういう強い芯を持って、育っていってほしいなと思った。
掴みとしてはバッチリの第1話だった。
「ヒロイズム」というテーマ性で、今期はどんなプリキュアをみせてくれるのだろうか。
視聴日:2024/1/20(土)
脚本:金月龍之介/演出:小川孝治
主人公・つぼみがプリキュアになる第1話。
つぼみは、"引っ込み思案の性格を変えたい"と思っている。
えりかは、悩みの無いような"ただのうるさいお節介な女の子"のようだ。
→しかし彼女は、姉に対する劣等感を持っていた。"心の叫び"がぐっと心に来た。
1話ではプリキュアとしての戦いは描かれていない。
2話とあわせて感想を記載する。
ちなみに、絵柄が『おジャ魔女どれみ』っぽいと感じる。
▶これまでの"バンドリ"シリーズと異なり、シリアスな描写が続くため、心の準備が必要。
▶ネタ要素は多いため、これまでの"バンドリ"シリーズを視聴するとより楽しめる。
▶10話まで観る、を目標に。
▶バンドを通じて迷いながらも、泥足のままで駆け抜けていく「MyGO!!!!!」メンバーを観てほしい。
2023.9.16(土)視聴。
ダイジェスト特番では、1話から12話までのストーリーを、30分というコンパクトにまとめている。
最初から見てみると、各キャラの行動原理がよくわかる。
▶そよが「CRYCHIC」復活のために行動していること。
愛音に接近し手玉に取ったり、途中入ってきた楽奈に手を焼いて「何とかお引き取り願おう」としていたり
なかなかの悪女ムーブをかましている。
▶立希が燈しか見えていないこと。
そよよりもあからさまに、愛音をハブって行動している。
立ち回り方が不器用すぎて、周り(主に愛音)を傷つけた一人ではあるが
最後には愛音のギターの努力を認めるなど、前に進もうとしている。
▶愛音は見栄っ張りな女で、自分をよく見せることを一番に行動していること。
ガルパの髪色ピンクキャラは総じて目立ちたがり屋なところがあるが、愛音も例に漏れない。
3話の水族館で燈が書いた「迷子」の紙を、11話までずっと持っていたことから
優しさも持ち合わせていて、「MYGO!!!!!」の推進力となっている。