序盤の政近くんと周防さん、中盤の政近くんとアーリャさん、政近くんとマーシャ、終盤の生徒会室での統也会長と更科先輩、毎回とても良いけど今回は特に男女それぞれのペアのやり取りの全部が最高だった。政近くんと周防さんはすごく仲良し兄妹で楽しそうだったし面白かった。政近くんとアーリャさんは、前回のこともあってお互い内心ではかなり色々と思考を巡らせてただろうけど、その様子ややり取りがコメディ調で面白く描かれててこれも楽しかった。この2人は今回も王道ラブコメってぽくてとても良かった。統也会長と更科先輩のラブラブカップルぶりもすっごく良くて、微笑ましいなぁと政近くんと全く同じ感想を自分も抱いたし、癒やされた。自分が見たいを見れたし今回はコメディ要素もいつもより強めで、最高に楽しくて、満足度の高い回だった。次回も楽しみにしてる。
三味線を通じたキャラの成長、葛藤、人間ドラマを描いていてとても面白かった。高い技術を持つ主人公の雪が三味線初心者の多い部活(同好会)に加入する、同好会のメンバーで大会に挑むという王道展開だったし、大会の時は様々なライバルも登場して面白かった。三味線の演奏のシーンは、そもそもの音楽が良くて引き込まれるのは勿論、指の動きとか細かい部分まで丁寧に描かれてた。演出面でも、音楽によって水や植物、風といった風に自然風景と関連させた描写があってとても風情があった。後半に出てきた各校のライバル達も出番こそそれ程多くなかったけど、1人1人の個性が演奏に良く表れてたて印象的だったし、楽しさや力強さ、ひたむきさや華やかさなど、それぞれ違う個性があって聴いているのが楽しかった。ライバル達だけじゃなく、梅園学園の三味線同好会のメンバーの様子もしっかり描かれてた。大会までの展開が比較的早めだったこともあって1人1人に割かれた尺はそんなに長くなかったけど、メンバー達の人となりはよく分かったし、初めての大会で緊張している中でも見事にやり切り、審査員や観客にその素晴らしい演奏を聴かせた時は感動した。最終回は、主人公の雪が自分の欠点を突きつけられる形となって終わった。全12話の中で、三味線同好会の面々は大きく成長したと思うけど、雪を成長や進化が描かれるのはむしろこれからだと思うから、続編があればぜひ見たい。
前回は目が描かれてなかった姉川さんが、女装したまことに対して似合ってると好意的に受け入れたら目が描かれるようになった。この表現の仕方かなり良いと思う。まこと絡みが一先ず前回で区切りだったから、今回は普段の日常や勉強会を楽しく描きつつ、咲や竜二のまことへの視線・反応にスポットを当ててたように思う。特に咲は、おそらく母親絡みで過去に何かあったんだと思う。3人の人間ドラマにも変化が起きそう。毎回そうだけど、LGBTを扱ってる作品ではあるけど、メッセージ性とかよりかはメイン3人の人間ドラマを中心にしてるっぽいから単純にストーリーが面白いし、堅苦しくないからやっぱり見やすい。勿論何らかのメッセージ自体は込められてると思うし見ている以上はしっかり受け取りたいけど、変にそれを前面に出さず、ストーリーの邪魔をしてない所が個人的に気に入ってる。
ヴォルフレードとダリヤのやり取りが楽しそうだった。ダリヤが商会を立ち上げることが決まったけど、保証人になってくれる人達がすぐに見つかって、ここにもダリヤが周りの人に恵まれてることが分かる。ヴォルフレードとの出会いと商会の立ち上げで、次のステップに進みそう。
久しぶりの日常回。七悪と太陽の兄弟の絆に感動しつつ、全体的には穏やかな回だった。北里さんも結構好みのキャラだった。六美の料理下手シーンとかオチまで含めて面白く、かつゆったり見れる回だった。
合宿、海水浴、BBQ、いかにも夏!青春!って感じの爽やかさがある回でとても面白かった。八奈見さん、焼塩ちゃんに続いて今度は小鞠ちゃんにスポットが当たる回。今回のラストで玉木部長に告白したけど、直後にサブタイ表示、からのEDは中々容赦ないなと思った。作品名、サブタイの通り、負けヒロインである以上告白が失敗してしまうことは分かってるんだけど、一生懸命な告白を見るとそれでも応援してしまう。次回がどうなるか、早く続きが見たい。
まずは冒頭の足利高氏改め尊氏。一見穏やかな笑顔の裏に隠された悍ましさ・得体の知れなさが、わずか数分の中で色濃く表されてた。無数の目玉のシーンは原作でも中々気味が悪かったけど、アニメでもそれは健在、むしろより一層その気味の悪さが色濃くなってた。今後も尊氏の怪物ぶりが描かれるシーンがあるから今から楽しみ。そして今回からメインは人気キャラ・小笠原貞宗の登場。目の主張が強くて一度見たら中々忘れられないインパクトはアニメでもしっかり感じ取れた。自分の眼球を頼重の鼻に密着させたり、市川助房との眼球伝いの耳打ちなどのクセが強いギャグシーンも、原作の面白さそのままでとても良かった。ギャグとシリアス両方を担えるキャラだし、シリアス面でもかなり魅力があるキャラだから、アニメで初めて見る人は楽しみにしててほしい。今回もかなりテンポが良くて、キャラの掛け合いも面白かった。貞宗の弓の速さを現代の例で説明するシーンは、アニメではより分かりやすい形になってた。犬追物対決は次回で時行のターンが描かれるし、カッコ良いシーンもあるから楽しみにしてる。
初イベントで萎縮するリリサを勇気づける正宗先輩の漢気と、忘れ物をしたリリサにコスプレ道具を貸す他のコスプレイヤーさん達の優しさに感動した。人の温かさ・助け合いって素晴らしい。無事コスプレも完了して、次回はいよいよリリサのターンだろうから楽しみ。
一時は打つ手なしかと思ったけど光明が見えてきた。アマーティとの取り引きとホロとの関係の行方が気になる。
さすが「ヒロイン多すぎシーサイドラブコメ」、これが見たかった。隼とファミリアの5人+ファミリーの5人、合計11人の共同生活回、今回だけで終わってしまうのが惜しい位に最高に面白くて楽しい回だったしめっちゃ笑った。賑やかで慌ただしいけど皆すごく楽しそうで良かった。ライバル店のメンバーでさえ困っていれば手を貸す隼の懐の深さに感服するし、ファミリアの5人もすぐにファミリー組と仲良くなった。キャラが楽しそうだと見てるこっちも楽しい。この作品の魅力が最大限に発揮されてた最高の神回だった。ファミリー組は準レギュラー的な感じで今後も頻繁に登場するし、これからがさらに楽しみ。
前回もそうだったし今回も前半が特にそうだったけど、キャラの会話のテンポがすごく良いし、何より話してる本人達がすごく楽しそう。内容はよく分からないのに、なぜか見てるとこっちも楽しくなってくる。後半は一転シリアス目だったけど、純と琉実が意外と早い段階で互いの気持ちをぶつける展開になってるし、那織も動き出しそうだから次回何か変化が起きるかも。
スーパーミーナがほぼ人間だった。人間らしくて親しみやすいしスペックもちゃんと高い。けど表情がないミーナも喜怒哀楽が感じられて可愛いし、双方にそれぞれ良い所がある。
まぁ分かってはいたけど御使い様は普通にクズ野郎だった。ミラにそこそこエグめの方法で倒されたけど多分また出てくるんだろうね。御使い様の所に乗り込んでから退治するまでがすごくスピーディで面白かった。今回もミラと白夜のやり取りに癒やされたけど、悪の組織側の介入もありそうだから次回以降が楽しみ。
脚本問題はこれにて解決。メリット・デメリット両方あるし上手くいかないかもしれないけど、原作者と脚本家が直接コミュニケーションを取れる機会を用意することが大切だし、メディアミックスにおいて絶対に必要なことだと思う。原作改変問題の1つの解決策をこの作品は提示してくれた。後半からはいよいよ次の段階、稽古が本格スタート。感情演技に苦戦するアクアだけど、アクアの心情描写の演出が原作以上に怖くなってた。アクアが抱える闇が強く表れてたと思う。そしてそれに気づいて優しさを向けるあかねが健気でとても可愛い。楽しかったことを思い出す時にあかねや有馬を思い浮かべてるから、アクアにとってはこの2人も大切なんだってことがよく分かる。
綾瀬さんは多分、恋愛感情を自覚するのに時間がかかるタイプだなと思う。けど前回までの様子からホントに微妙だけど確実な変化が生まれてるようにも思う。そういう細かい部分も丁寧に描くあたりやっぱり良い作品だと思う。今回も落ち着いた心地良い雰囲気だったし、bgmと都会の街並みを使った演出もとても良かった。
アーリャさん、告白。サブタイの「溢れ出す想い」ってそういうことね。一応有耶無耶になった形ではあるけど、やっぱり告白イベントはテンションが上がる。前半の野球部とサッカー部の仲裁ができずに困っているアーリャさんの所に現れる政近くん、アーリャさんを生徒会長にすると宣言する政近くん、その時のほとんど告白同然の言葉も含めて、ヒロインを主人公が支えるという、王道ラブコメの要素がこれでもかという位に詰まってる最高の神回だった。まだ4話という早い段階でここまでのものを見れるとは思ってなかった。前回や今回で分かるけど、政近くんは周りの人間をよく見てるから、問題が起きた時も誰がどう動けば解決できるかを考え、そのための最適な行動が取れる人間なんだと思う。逆にアーリャさんは過去の経験から人に期待できなくなってるから、周りの人間をよく見れてるわけではない。生徒会長を目指す上でアーリャさんに足りないものを政近くんが補うことができるだろうし、アーリャさん自身も、周りの人間を見る、信じるという点でこれから成長してくんじゃないかと思う。ラブコメと同時にアーリャさんの成長も楽しみにしてる。
女装するのも可愛いものに憧れるのも、根本は全部「好きだから」っていう簡単で純粋な理由。けど、その「好き」が周りと違うから中々受け入れてもらえない、それで難しくなっていく。まことは母親にも受け入れてもらえず、一時はその「好き」に蓋をしようとしたけど、自分に周りとは違う「好き」があることを受け入れてくれた咲のおかげで、もう一度自分が気持ちに向き合うことができた。まことが自分の気持ちに再度正直になることができたきっかけが咲だったあたり、いかに咲の存在がまことにとって大きいかが分かる。咲の方もまことの嘘を見抜いたり、まことのためにすぐに体が動く位に強い想いをまことに向けてることが分かる。2人の関係性がとても素敵だと思うし、すごく感動しま。今回はまことが大事なものを失わずに済んだけど、母親との問題はまだ解決してない。それは今後扱われるだろうからその時の展開に期待だけど、一先ずはまことが再び自分の「好き」に素直になれたことを喜ぼうと思う。
「何が真実の愛だよ」ってツッコみたくなる位にトビアスが最低野郎でビックリした。自分やダリアの父親が亡くなってから浮気相手を作ってダリアとの婚約を破棄し、家を好き勝手に使という身勝手ぶりに加えて、婚約破棄の手続きの中で必要費用の支払いに猶予をもらおうとする情けなさと、もう笑えてくるレベルで最悪の男だった。父親を失ったばかりなのにこんな散々な目にあってるダリアがホントに可哀想だった。トビアス以外の周りの人達が皆良い人なのが幸いだけど、ダリアには恋愛面でも幸せになってほしいと思う。
毎回スピード感ある凄まじい戦闘シーンが見れて満足。それ以外の場面でも絵が綺麗だし、クオリティが高くて見応えある。今回はCパートでマギアヴェンデの面々も登場。作中上位キャラや幹部格の顔見せ回はどの作品でもテンションが上がるし、今後彼らとウィルがどう関わっていくのか楽しみ。
ミリオも合流して集結した雄英BIG3がめっちゃカッコ良かった。ねじれちゃんと環の視点から、BIG3の3人がどれだけ互いを大切に思ってるのかが描かれた上で、見事な連携技を見せてくる展開がすごく熱かったし感動した。ラストの爆豪のシーンは、分かってはいたけどやっぱり衝撃だった。爆豪のモノローグ、出久やオールマイトへの問いかけ、音楽や演出もあって原作以上にショッキングだった。
いちごタルトを台無しにされ、自転車を盗まれ、それが原因で2度も職員室に呼び出され、自分は何もしていないのに不幸な目に遭わされ続けた小佐内さんがついに我慢の限界を迎えた。表情や声のトーンなど、表面的には普段の様子からガラッと変わったようには見えない。けど演出や雰囲気によって、明らかに普段とは違う、小山内さんの笑顔の裏にある怒りが伝わる。見事な演出だと思うしゾクッとした。今回は小鳩くんも健吾との会話で声を荒げる場面があり、前2話の比べて感情的な小佐内さんのと小鳩くんが見れた。これに関して、普段は小鳩くんはほとんど感情を目立って表に出すことはない一方、小佐内さんも感情が目立って表に出るわけではないけど、小鳩くんに比べればいくらか喜怒哀楽が分かりやすい。けどいざ今回のように怒りや焦りなどが強くなると、声を荒げるなどして表に分かりやすい形でそれが出るのは小鳩くんの方で、小佐内さんはむしろ、強く、けど静かに怒る方だったのが印象的だった。今回は話が大きく動いた回だったし、次回小鳩くんと小佐内さんがどういう行動を取るのかとても気になる。
今回もコメディのテンポ感と失恋の切なさ、メリハリがしっかりしているとても面白い回だった。コメディ要素では、まず相変わらずの八奈見さんに加え、今回から登場した小抜先生と中々面白いキャラだった。温水くんから、甘夏先生共々なぜ教師になれたと心の中でツッコまれてたけど、確かに言動からしてよくなれたよなとは個人的にも思った。とはいえ教師陣2人はその言動が作品のコメディ要素の面白さの1つになっているし、楽しく見れる。一方、今回失恋した焼塩檸檬ちゃんは、綾野くんの鈍感ぶりと突然の彼女いますカミングアウトで、八奈見さん以上に呆気なく失恋してしまったけど、その後に走り込みしてる中で何かを掴んだ様子で、前に進む用意ができたみたいだった。ヒロイン達の失恋による切なさを描くけど、その切ない感じのまま終わらずに、爽やかにその回を締める所もこの作品の魅力の1つだと思った。次回も楽しみ。