多分話は原作とかちゃんと読んだ方が良い作りなのだろうが私のような雰囲気で観る気満々の奴には逆に良かった
祈り、が曖昧な罪悪感消化に終止してたらかなり嫌だなと思っていたがそうでもなく、実存に憧れ、理由ある者を理由なく殺す邪悪さを踏まえたある種の彷徨い啓示を乞うような行為と示唆されていて悪くない着地と言える
デスゲームとは当然新自由主義的な競争環境が我々の理解のベースな訳で、それは「いかれた」と言われつつまた極めて非人称的にも描かれる。それはどうこうするものではなくユウキ達(そして我々)への所与の環境なのだ。そこに内か外かの区別はあまり意味が無い。(一見)自らの選択で身を投じ続ける。それは我々で言えばただ、社会参加を本気でやるかどうかに過ぎない。エージェントは1on1を行うマネージャーの如し。我々は(死ぬ気で社会に立ち向かっていない限り!)デスゲーム消費者というよりもこのエージェントの立場に近いと言える。
メリトクラシーの勝者が即ち自己実現を成し遂げた者ではない。そんな自己啓発みたいなことをデスゲームで美しく謳い上げたと思うとなかなか面白い作品。
#死亡遊戯
絵が動いているとは言い難かったが、作品の世界観にはとてもマッチしていて素晴らしいと思いました。みんな目の描写を誉めているね。音楽(劇伴ていうのか?)も良かったが、音楽が鳴ってないシーンも雨音やノイズが印象的。設定とか黒幕(いるのか?)とかはほとんど分からなかったけど、幽鬼が追いつめられる回とかもあって雰囲気を楽しみました。残念ながらサブキャラの印象が薄い。みんなすぐ死んでしまう・・・。
なんというか、ものすごい作品だった うまく言いたいこととかまとまらないんだけど、まず音楽がとても良かった。劇伴が本当に光ってて、音の重ね方とかメロディーの用い方とかが極めてクレバーな良い音楽になっててすごくよかった
この作品は、デスゲームがあり、その内部にキャラクターがあり、そして生死のやり取りが行われるという構造になっている。デスゲームの外部へは、そのデスゲームが終了した後にいける場所であり、途中でゲームを放棄することはできない。これは、何かに似ている。そう、まるで「生」というものを1度開始したらその外部へは「生」が終了しない限り行くことができない「現実世界」に。
デスゲームとは現実(資本主義経済社会)の縮図である。そのゲームにおいてプレイヤー、つまり「生」を受けたキャラクターは、そのゲームが終了したとみなされるまで、「生存」することを求められる。しかし、そのゲームには、こちらには姿を見せない様々な仕掛けやトラップがあり、それらを読み取れなければ死んでしまうし、プレイヤー同士の殺し合いだってあることもある。1話で幽鬼は最後のシーンで金子を殺したし、逆説的に、そのゲームにおいて生存しているキャラクターは必然的にどこかで、何かしら、その殺しに意思があったか否かを問わず他者の死に関わっていることになる。「生とはそこには死が付きまとっている」のだ。
カレン・バラッドは「存在するというのは、そこには常に排除が行われているということである」といった趣旨のことを述べている(『宇宙の途上で出会う』に対する弊の個人的解釈)が、私たちが存在することはそれはすでに構成的排除と不可分であることを意味する。私たちは資本主義経済社会という、「外部」を想像することすらできないような強烈なリアリティに「生」をすべて握られているし、存在とは排除と一体であり、それらの舞台から降りることはつまり「死」を選択すること以外に存在し得ない。もちろんデスゲームには最初から参加しないという選択肢が存在するし、その外部だって存在する。しかしそうではなくて、その自身の存在と他者の死が不可分なゲーム内で、どう「生」をすることができるのだろうか。
幽鬼は自身をなんとなくでさまよっているような、幽霊であると表現した。そして同時に何かしらの意志を持って生きる他者が羨ましかったとも言った。そうした沢山の死んだあるいはこのデスゲームに参加していた他者とのシーンを経て、最終話で幽鬼は「生きる」ことを選択する。幽鬼は諸悪の根源であるデスゲームの主催者そのものを革命することへは向かわないし、あるいは絶望で自死を選択することもしない。だからといって利他的かつロマン主義的な自己犠牲や愛を説くものでもないし、幽鬼の結論は「生きることを生きる」というものに近い。必要になったら殺しだってする。言ってしまえば極めてドライな生存戦略である。しかしそのきっかけとしての「師匠の99回を自分がやる」という部分や、金子をおぶっていた部分に注目したい。
「私」が「生=存在」しているということは、それは「私以外」を「死=排除」することである。デスゲームに外側はない。それらからは決して逃れられないし、外部は存在しない一方で、「私以外」から渡された肯定的なバトンによって「生」をするということ、また、できる限り「排除を排除する」こともまたあるのではないだろうか。自身の生を諦めないが、同時に他者の生もまたできるだけ諦めない。それがこの作品の提示したかったものなのではないかと、弊は思う。
しかし、そうやって懸命に生きているキャラクターによる物語を、モニターを通じて眺め、消費している漏れたちは、いったい何なのだろうか?
美しい画と作り込まれた音響に浸っているだけでも幸せな時間だったのだけど、その上で展開されたいろいろな演出を読み解くたのしい時間を過ごさせてもらいました。幽鬼に影響を与えた出来事や人物を描いていく各エピソードの流れ、繋がりが美しかった。
第1話の60分がゲームの見せ方としておもしろかったので、以降も60分だったら良かったかもと思ったりもしたけれど、4話と7話を対比させる構成や、7話の御城と幽鬼の決着の印象が11話回想での御城の幽鬼への言葉に繋がるという1クール通じての構成、エピソードの連なりの美しさは30分を積み重ねたからという気もします。ゲームを運営する側もゲームの設計やバランス調整をあまり上手く出来ていないていう人間らしさを見せているのがこの世界の残酷さをより生々しくしている。
引きの視点の簡略作画のカットはもしかして観客もしくは運営がカメラ越しに見てるパートかなと考えてみてたけれど、そういうわけでもなさそうかな。作画のリソースが足りていない中で配分を工夫した結果でしょうか。
サブタイトルはおそらく曲名・歌詞からの引用かなと思っていたので、予想してみた引用元はこんな感じ。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLaVjpitRfcthnMIpDGdsVjbHXFQo9QEx3
とある少女が生存すれば金が貰えるデスゲームに参加し続ける物語。
キービジュアルのメイド服に誘われて視聴を始めました。
30分を超える1話ではゲームの始まり~終わりまで描かれており、作画と演出が最も気合いが入っていて、人間の命が軽い感じがパニックホラー味がありとても面白かった。
2話以降のゲームは1話の謎解きゲームとは異なり、殺し合いのバトルアクションデスゲームに移行して、視て考えるよりも美少女達が殺し合っていく様子を楽しむアニメに変わっていった印象。
特に良かった点は作画と画面演出だと思う。
1つめの作画は絵本の様な優しいタッチを用いながら、残酷な描写をするのが良かった。
2つめの画面演出は映画の様に横長で画面を使いながら、時折帯くらいまで画面を縦方向に絞り、視点を誘導してくる演出がTVアニメとしては斬新で良かった。
最期に最終話のまとめ方は正直よくわかりませんでした…(きっと原作を読めというメッセージなのでしょうかね?)
1話から右肩下がりし続けるアニメ。
後半からはキャラクターの心理描写を描くことに重視するあまり、デスゲームとしての魅力がなくなってしまった。
挑戦的な演出をする作品は好きなので、オリジナルアニメなどで再挑戦したものをまた見たい。
2・3話まではすごい好みだったけど、それ以降は違ってたなぁ・・・
原作履修しないと理解できないかも。
普通と言うには普通じゃないし、良いと言うには褒められない点も有って、評価が難しいですね。意欲作ではある。
始めこそ、美麗な作画・物珍しい演出・間の取り方など
残虐な内容ながら上品な映像美に魅せられ
ディーンってこういうのも出来るんだと驚いたし、続きが早く見たいと思ったが。
インターバル回辺りを境に一気に右肩下がり。
分かりにくい話が続き、同じ調子の演出にも飽きてくるし、
ゲームの内容もバトルロイヤルのような単純なものになってしまった。
たっぷり間を取るのにも、またかよ…と段々いらだちを感じるように。
もうちょっと分かりやすくして欲しかった、雰囲気重視アニメという感じでした。
少なくとも1話(~3話)とデスゲームを無機質に描く手法は噛み合っていたと思う
ただ4話以降続く人間ドラマとの相性は悪く、このゲーム限りで退場するキャラクターの過去編を長回しで意味深な演出で見せられる展開が繰り返されるのは退屈と言わざるを得ない
しかし、今までの過去編を全て回収して幽鬼の信念に繋げるという最終話の着地自体はとても好みではある
ラスト大逆転!神アニメ!とまではいかないが、少なくともつまらないまま終わったという感想では全くない
総評として好きか嫌いかで言えば断然好きで、好きだからこそもったいないという気持ちが強い
美少女にメイド服とかバニー着せてデスゲームやらせる設定は良かった…が、展開としてもう少し何か欲しかった
最終回の最後が業者が淡々と死体掃除で終わるのがなんとも…
原作未読
原作既読勢が楽しむ作品だが、原作を読もうとは思えなかった。
キャラの心情等を画面サイズの切り替えで表現する演出で説明がほとんどなく視聴者が細部を汲み取る必要がある作品。
解説動画をupしてる方がいたのでそれで情報を補完したがアニメとしては優しくないね。
時系列シャッフルは違和感なかったのは原作も時系列がバラバラだからか
https://abema.tv/video/title/25-311
https://ch.nicovideo.jp/shiboyugi-anime
https://tver.jp/series/sr82u97uiz
https://animestore.docomo.ne.jp/animestore/ci_pc?workId=28566
https://fod.fujitv.co.jp/title/9179/
https://www.amazon.co.jp/dp/B0GC9X72DF
https://www.b-ch.com/titles/9507/
https://www.nicovideo.jp/series/544565
https://abema.tv/video/title/25-311
https://ch.nicovideo.jp/shiboyugi-anime
https://tver.jp/series/sr82u97uiz
https://animestore.docomo.ne.jp/animestore/ci_pc?workId=28566
https://fod.fujitv.co.jp/title/9179/
https://www.amazon.co.jp/dp/B0GC9X72DF
https://www.b-ch.com/titles/9507/
https://www.nicovideo.jp/series/544565
映像演出は好きでした、でも描写の仕方が致命的です
視聴日:2026/01/10-2026/03/21
総合評価:84.6点
全体:8.5点 /10
映像:8.0点 /10
ストーリー:8.0点 /10
音楽・音声:8.5点 /10
メモ
各話平均:8.59点 /10
互換点:88.8点
原作未読。
クールを通して幽鬼を理解できればタイトル回収で気持ちよくなれたのだろうが、自分にはできなかった。
展開はやめの近年のアニメの中ではかなり「静」の描写多めで雰囲気は出ている。ただそんなに必要だったかと思うところもあり、作画大変だから抑えてるのかなと邪推してしまったw
デスゲーム系の作品かという事で掴みの方は良かったのだけれども、時系列をシャッフルする演出面や登場キャラがエピソードごとに一新されて心情が掴み辛かったという印象を受けたなと思った。作画やキャラデザに関してはしっかりしていた分勿体無い作品だったという感じも否めない、原作のラノベを読めばまた解像度が上がるのだろうけど…ラノベの映像化というものはやはり難しいというべきか
原作勢とアニメ初見勢でまた色々感想が違ってくるんでしょうが、批判が大きいのは原作勢?なのかな。
まぁ掴みは良かっただけに、こういうバトロワモノって難しいんだなと。
話自体が悪いとは全く思わない(というか原作と話を入れ替えてキャンドルウッズ編を最後に持ってきたの構成はかなり良改変だと思った)けど、デスゲームものとこの演出は食い合わせが悪かったなあという印象
戦闘シーンにまであのぼやけた油彩画みたいな絵を多用しなくてもよかったんでは……
音楽は環境音アンビエンタルミュージックな感じでめちゃ良かったです
雰囲気、映像、演出、音楽は良い。1~5話ぐらいまでは話も悪くはなかった…が、徐々にデスゲームそっちのけで参加者同士の人間的なしがらみや対決構造を観念的・情緒的に描くようになっていき、後半にはデスゲームで何が起きているのかさっぱりわからないまま人物同士が綺麗な音楽と映像で殺し合うだけの作品になってしまった。デスゲームを土台に人間関係を情緒的に描くのは別に構わないと思うが、その土台をめちゃくちゃにした上で描きたいことを描きたいように描くのは違うんじゃないですか?義妹生活の時から演出のクセが気になる監督ではあり、それがこの作品の前半は比較的うまくいっていた気がしたのだが、最終的にはオナニー演出に原作や設定を巻き込んで大破させてしまった。原作の時系列をいじったのも作品の質向上にまったく寄与しておらず、むしろ破壊している。原作の時系列をいじる監督にはろくなのがいないという実績がまたひとつ積み上がってしまった。
まだまだ1話なのでなんともわからない。
なんでメイド服なんだろ。趣味??
99回クリアしたらどうなるんだろう
視聴者を無視した独りよがりな演出構成がしたいのならオリジナルでやってくれ。
■全体
作品としての満足度。見終わった後の総合評価
良くない
完走したことを後悔。途中離脱レベル。
■映像
作画・演出・映像表現
良い
安定している。演出が上手い回がある
■キャラクター
魅力・個性・成長
良くない
魅力がない/記憶に残らない
■ストーリー
構成・テーマ・展開
良くない
破綻、退屈、テンポが悪い
■音楽
OP・ED・劇伴
普通
作品の邪魔はしていない
2話切り。1話だけは良かった。
1話だけ見ればそれで十分って感じ。
2話以降は監督の良くないところが出まくっていて、原作を読んでいる側からすると解釈の違いで若干苛立たしいし、原作を読んでいない側からすると内容がわからないという奇跡のようなアニメ。
メディアミックスで作品が再構成されるのは割と好きなタイプだけどこれは外れの典型例。
これで原作を読んでみようと思えるようなアニメじゃないけれども、それでも原作を読んで欲しいと思った。
面白そうな雰囲気はあったのに、謎すぎる演出と変すぎる脚本構成と悪過ぎるテンポで何もわからないし何も面白くなかった
内容どうこう以前にアニメーションとして難解過ぎて、仮に演出意図がちゃんとあったとして視聴者に何も伝わってなければ意味ないっすよ
原作は面白いと聞くので読みたいな、と思ったのでそういう部分ではある意味アニメとしての役割は果たしているかもね
斬新な世界観や尖った演出で冬アニメの話題作となった死亡遊戯。1話時点ではその他を寄せ付けない独自路線のアニメーションにかなり興味を惹かれたし、脚本も緊迫感を回の中で演出しつつこれからの展開への期待も持たせるようなもので楽しめた。一方で回を進める、舞台が変わるとともにアニメだけでこのキャラクターたちの心情を掴み切ることへの限界も感じる作品でもあったかな…。おそらく原作小説で補完すればグッとくる演出などが多数散りばめられていたのだろうが、アニメはアニメとして完成しておいてほしい派なのでキャラクターへの移入度もそこまで上がり切らず、伝わり切らなかった。終始過剰演出が視聴者を置いてけぼりにしてる感あるんだけどこれは自分だけなのか…。
ただこういった断固たる意思が伝わってくるアニメの存在価値はあると思うのでその点はよかったかな。音楽と映像は良かった。
話題になってたから見たけどこの先も同じことの繰り返しっぽかったから2話で離脱
なんか意識高い系の画創りが気に入らないし妙な間が多すぎるしもっと普通に作ったらいいのに
とりあえず「防腐処置」がギミックとして都合が良すぎるのがどうもね。似たようなギミックは例えばワールドトリガーにも在るけれど、あれは戦術に組み込める事で読者/視聴者の驚きを引き出している。この作品のそれは実質「手足が欠損しても死なない」ぐらいの意味しかなく、結局それってデスゲーム物として緊迫感を削ぐ役割になってしまっていると思う。
遠景の表現が独特だけれど、何故ああしてあるのだろう。全てのシーンがあの表現だというなら分かるのだが。
静止画 や 声優なしのシーンを多用
長い尺の割に物語性にも乏しく、オモシロいと思えなかった。
30分でリタイヤしたので1話さえまともに観てないが、結末を知る気にさえなれない。
個人的にかなりのお気に入り。本作はアンビエント(環境)アニメと呼びたい。透き通るように耽美で且つ退廃的な世界に少女達の感情が広がっていくのを感じながら恍惚感とともに映像と音楽に浸る時間が唯々心地良いのです。その魅力を前にして物語の展開とか脚本の整合性とか些細なことに感じます。
「悪趣味」、「しゃらくさい」以外の感想持てなかった。すまん。