なんかすごいものをみた!という感じの作品でした。映像は今どきな感じではなく、世界名作劇場が思い浮かぶレトロ感のあるアニメの美しさで1話が特にそんな感じでした。その後現代パートになるのですが、そちらも古いアニメの感じに仕上げてあります。いい出来。
キャストはララ(CV:菱川花菜)と大津茉里(CV:川石奈奈)がメインの二人ですが、いい掛け合いでした。ゆりかごからは旅立つものだし、愛を知ったララは旅立たないとね。
音楽OPは さよならララ/いきものがかり で、こちらも懐かしい感じの旋律。
キネマシトラス15周年記念作品で、オリジナル作品をTVで放送した意義を感じました。アニメ制作会社はオリジナル作品を作って一人前。レヴュースタァライトはメディアミックスだったので…。原作あり作品とオリジナルでは背負うものが天と地ほど違うので。監督 小出卓史のこれからの活躍が楽しみです。
老若男女、あらゆる人に見てほしいと思ったアニメでした。
誰もが知る人魚姫を膨らませたストーリーで、舞台はまさかの滋賀県の大津。
ノスタルジーな画風、色使い、キャラクターデザインはどこかジブリを思わせるような雰囲気。
ストーリーはどこか連続テレビ小説っぽさがあって、なんとも親しみやすい。
そしてOP映像の一部でセル画を使っているときたもんで。
しかも主題歌はいきものがかり。
もっと評価されて注目されるべき作品です。
素晴らしい作品でしたので。
ただ、それでも言いたいことがあります。
このアニメは12話では描き切れません。
ララ含めて登場人物や世界観の魅力を100%引き出すには12話だけだと全然足りません。
最高の素材があるに、尺のせいですぐにどっかいってしまう。
連続テレビ小説を引き合いに出しましたが、一年かけてじっくり放送してほしかった。
茉里のお兄さんや父親、おばあさんにスポットライトを当てた話がそれぞれ2話は欲しい。
それこそ母親のエピソードもまだまだ話作れる余地がありそう。
ララと恋愛相談していた友達、バイト先のメンバー、それこそララの家族。
なんなら学校に通うエピソードもあってよかったのではなかろうか。
ララにはじっくり時間をかけて「愛とは何か」を探して、考えてほしかった。
NHKで一年間放送するアニメで無いのが残念です。
そう思ってしまうほど魅力的な作品でした。
これだけ言いましたが、素晴らしいアニメであることは間違えありません。
関係者皆様ありがとうございました。
最後をどう捉えるか…長考
新たな人魚姫の物語として良かったんじゃないか。
泡となった悲劇から茉里との印象的な出会いで始まった1話なんか導入としてこれ以上なかったし、世間知らずなララと簡単には甘やかさない茉里のキャラクターが魅力的で日常回も楽しみだった。
リサやゴンちゃんの過去、人魚一族と人間の関係からララが追い詰められる終盤はまあまあヘビーだったが人魚姫の物語自体もそうだしな。
最後さよならララと言わない茉里は解釈一致です。ただいきものがかりのさよならララは聞きたかったな。
ララはおとぎ話から出てきたようなキャラクターな一方で、自然体な演技の茉里たちのおかげで本当に実在してるかのようだった。たくさん妄想が膨らむ。
滋賀県アニメ
作画は言わずもがなといったレベルのものを出し続けており、音響効果についても褒めるところしか無いのであえてそこには何も言及したくないです
肝心のストーリー仕立てとしては、中盤くらいまでは理解出来たが最後はセカイ系に振り切れすぎて脱落というか評価急落者が大勢居たのも仕方がない気もした
人間と人魚の争いとかそこら辺の話までは理解できるようなお話が成り立っていたと思うんだけど11話以降に詰め込みすぎた感じがしました
もう後何話かあったら少し丁寧に描けたのかなと思うと少し残念でした
ララのキャラデザは牧歌的というか、昔のアニメにいそうなイメージを醸し出しているのが凄く良かったです
また、赤主体のデザインですがそれが終盤の青に飲まれていく様はコントラスト意識してんだなあ
結局真実の愛なんてものは探し求めるだけ見つからないものだったりするとは個人的には思っていたし、自分はある程度納得した結果だったんだけどエヴァをあっさり受け入れてしまう自分なので少し世間とかけ離れた感想だったかもしれないです
再三だけどOPEDは共に良かったし、新人ながら茉里の演技をしていた声優も良かった
最後の締め方以外は基本的にかなりまとまった印象で日常パートも見やすかったです
本来こういった昔のアニメって4クールは平気でやるので詰め込むと案外これくらいめちゃくちゃな展開のアニメも数多く存在したのかなあと妄想しました
5点中4.5点
★★★★☆
最高傑作。
最高水準の映像、構成、キャラクター、テーマ、音楽。ただ、テーマと積み上げた材料をエンディングは(当然狙ってやっているのだが)すべてを受け止めることは出来ず、マスターピースには一歩届かなかった感。それでも、オリジナルアニメとして最高水準であることは間違いない。ララ、茉里だけでなく、人間サイド、人魚サイドのキャラクターはどれも陰影があって魅力的で、物語を駆動してくれた。また、物語の過程では本当の愛を探すという名目の下にこれらのキャラクターたちと多くのものを積み上げてきており、ララと茉里がハッピーエンド、それが本当の愛でした、で終わるにはあまりに多くの重みを最終話に背負わせていた。人魚姫のリメイク、異なる常識を持つわかり合えない世界の間でアイデンティティを見失った者が自分の道を見つける物語、二度の上京物語、ララと茉里の友情物語として、すべてを吹き飛ばすミラクルを期待してしまったのだが、ある種地に足のついた終わり方になった…ただ欲を言えば、人魚世界が人間に溢れたこの世界を受け入れるための一歩が、小さくても欲しかったかな。人魚の語る「本当の愛」とば別の多くの愛をこの世界で知り、この先も知っていくララは、こうした課題を抱えたままどこへ行き、どうして暮らしていくのか…それは視聴者の想像に委ねられた。ここに賛否は分かれると思う。綺麗に終わるよりは記憶に残る最後ではあり、時間が経てばこれで良かったと思うような気もするが、それはもう少し時間が経ってみないとわかりそうにない。少なくとも現在の評価としてはこうなった。
全体としてはすごくよくできていた。キャラも魅力的でメインキャラだけじゃなくてバイト先の店長やおばあちゃんなどサブキャラも地に足が付いてるというかしっかり描けていた。オリジナル人魚姫の単純な二択を超えて、本当の愛なんていらない、ドラマティックに燃えるような愛情を求めるのではなく日常の出会いとここにいたいと思える居場所が大事、でもそれに固執することなく常に変化していろんな出会いと別れを繰り返すのが人生だからそれを手放してでも新生活に臨む、という形で新たな終わり方を提示する狙いも良かったとは思う。が、やっぱり風呂敷を広げすぎて最終話の着地点がちょっとボケてしまっていた感じはする。
オリジナルアニメの成否は最終話次第。本作は結末から逆算して構成されたはずだが、道中で魅力的な要素を積み上げすぎたきらいがある。引き込まれるストーリーテリング、セル画風の美麗な映像、魅力的なキャラクター、そして劇伴のいずれもが一級品で、全体の完成度は極めて高い。それだけに、着地点がそれらの材料に見合っておらず、大傑作の領域にはあと一歩及ばなかった。
すごく素晴らしかった。それはそうと言いたいことがまとまらない さよならララって流動の話をしていると思ってて、確固として存在する固体(誤字ではない)たるものは存在せず、ただ流体だけがある、コミュニケーションとは自己そのものが咀嚼される、つまり固体と思われるものが液体化する過程(=流動)であり、重要なのはその過程における意志(ここの意志とは意志という物質というか持てるものという捉え方ではなく、そのもの、行為、ing性を重視する)で、それが「光」としての可能性(=ダイナミズム)であるって感じなのかもしれない、新天地論でも脱出論でもない、いま、ここというものでも安住でもない、行為性(=流動性)そのものの話だったかなって気がする
人魚姫ということで少女マンガ的な悲恋ものかな?と思ったら、いろんな要素が詰まった面白いアニメだった。構図的には、マリンナーサの復活を願う『魔法のプリンセス ミンキーモモ』が『魔界転生』ならぬ「滋賀転生」した感じ?
映像良かった
映像良かった、で押し切った感じ
それぞれのキャラの振る舞いがそんなに刺さらなかったからかなー?魔女は良い
キネマシトラス15周年記念オリジナルアニメーション。
独特なセル画調の映像と美しい音楽。
滋賀県を舞台に、人魚姫のララが本当の愛を探す物語。
おとぎ話のお姫様が現代日本ですったもんだ、のプロットは非常に見やすい。それゆえに前半の様々な人間に触れ多様な愛の形を知るエピソードはスゥ…と入ってこれたんだが…
後半は、あまり好みではなかったかな。
ファンタジーに寄りすぎてて、置いていかれた気持ちになったぜ。
ただラストのララの選択を見て、このお話はラブストーリーなどではなく、一人の少女の成長譚だったんだなぁとある程度納得できた。
列車は必ず次の駅へ。ではララは?
わっかんねえな~わかるかもな~みたいな感じでずっと見ていましたが、あの最終回をやられたので俺の負けです
男女の愛でもなく無償の愛でもなく、姫であることを降りて自立して自分の意志でこの世界を愛していたいという意味で茉里の元を離れていくラストにはちょっと泣いた
それはそれとして日常パートは萌えシーンがかなりたっぷりでそういう意味でもめちゃうれし~な作品
あと劇伴がずっとライヒみたいなミニマルミュージックやっててそれも良かった、サントラ買います
人魚姫の物語を再解釈した、滋賀県を舞台にした物語。
映像表現の幅が広く美しい画が多くて良かった。
ただララが追い求めていた輝きが何だったのかと、最終的にララがマリと離れて住むという選択を取った理由が僕には分からなかった。
個人的にはララのお姉さんと口裂けアンコウのコンビが好きでした。
それとお姉さんの過去の話、彼女の人への復讐心を募らせ方と、生き残るには結局人に頼り人間社会に馴染む必要があったという現実的な選択を取るストーリーが好きでした。
映像や雰囲気が良い意味で令和的ではなく、どこか懐かしさのある作風だった気がする。
百合豚ではないが、流石にララと茉里の関係がさァ〜〜〜〜〜〜という感情にさせられた。
前半の日常パートでララが人間たちと積み重ねた経験値が最後の「本当の愛なんていらない」に繋がったのは良かった。
なんて事ない日常が一番幸せなのでね。
けど最後にララが一人暮らししに引っ越しちゃったのはよく分からんかった、これじゃ「さよならララ」じゃなくて「どこ行くねーんwララ」やん、と思ってしまいました。
タイトル回収が弱かったかなという感じ。
菱川花菜さん(ララ役)はやはり素晴らしい役者ですね、声に存在感があるし声を張る場面のお芝居が特に最高です。
川石奈奈さん(茉里役)は存じ上げなかったけどこの人も良かったですね。
「本当の愛」を見つけるということ以外知らないララ。
彼女が様々な人と出会い、様々な経験を積む。
他の選択肢を知ったララの出した答えとは........
魅力的な風呂敷を広げすぎて、上手く畳み切れていないのが残念。
ただ、オリジナルアニメとしては高い完成度。
グレイスの過去回をもう少し早く欲しかった感はある。
ルカくんはいつだって不憫。
視聴日:2026/07/06-2026/09/23
総合評価:93.5点
全体:9.0点 /10
映像:10.0点 /10
ストーリー:9.0点 /10
音楽・音声:10.0点 /10
メモ
各話平均:9.33点 /10
互換点:96.7点
日常×ファンタジー要素で奇を衒った要素は少なめも人間関係の造作は間合いなどはしっかりした作品だと思った。
シナリオは最後どこに行ってしまったんだ感はありつつも、要素として目を見張るべきものはふんだんにあった。矜持を感じたよね
オリジナルアニメとしてやってやるんだ、という気概を心底感じたアニメだった。正直自分はその熱量に対して完全にはミートできなかった側の人間なのだが、こういったパッション溢れる作品が評価を受けるのはいいことだとは思う。セル画チックな作画テイストも印象的だったね。
序盤の掴みや中盤のララの人間界への適応、茉里との友情の深め方、バイト先での奮闘のエピソードなどはかなり良くて、しっかりとキャラクター然とするのではなくララがいち個人として生きているさまが描写されていたし、最終話で人魚だった彼女が「自分の脚で生きていく」ことを決断していくまでの流れもきれいだったように思う。じゃあなんで自分がハマれなかったんだろうな~というのがいまいち自分の中でも咀嚼しきれていない不思議な作品。ちょっと時間を空けてもう一度見てみようかな。そうしたらまた違った見え方がしてくるかもしれない。
https://abema.tv/video/title/25-327
https://ch.nicovideo.jp/goodbyelara
https://www.ytv.co.jp/mydo/goodbyelara-ytv/ https://tver.jp/series/sr33sidfc3
https://fod.fujitv.co.jp/title/500m/
https://www.b-ch.com/titles/9798/
https://animefesta.iowl.jp/titles/2031
https://animestore.docomo.ne.jp/animestore/ci_pc?workId=29090
https://www.amazon.co.jp/dp/B0H4LHDTTZ https://www.nicovideo.jp/series/569252
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https://animefesta.iowl.jp/titles/2031
https://animestore.docomo.ne.jp/animestore/ci_pc?workId=29090
https://www.amazon.co.jp/dp/B0H4LHDTTZ https://www.nicovideo.jp/series/569252
結局、本当の愛とはなんだろうか?
ラスト数話で力尽きて泡と散りそうで、咀嚼しきれなかった
おとぎ話を現代の、そして具体的な滋賀という土地に落とし込むことで、どのように社会と接続させるかということに期待したのだが、特に中盤以降はかなり寓話的な進行で、おとぎ話の再解釈としての意義を掴み切ることができなかった
茉里に収束すること自体には異論はない
だが、博愛的なスパダリとして描かれ続けた茉里と最後に相対した意味を解釈するのが難しい
茉里の母親との話、あるいは、そのような茉里の個人的な話が描かれれば、話としては簡単になるのだが
一方で、実在の街を舞台として、例えば学校のような一組織、小さなコミュニティではなく、街に息づく社会を描き出そうとしたことには好感が持てる
学校やバイト先もそうだが、特に、2話で走り回った街の描写が非常に美しかった
映像としては、個人的好みだが茉里のボクシングシーンをもう少し見たかった
さて、本当の愛とはなんだったんだろうか?
人間はララの問いからそれぞれの愛の認識を語るが、人魚によれば、それは人間が陸に上がる過程で失ってしまったものだという
では、ララが否定したものはなんだったのか?
人魚の言葉を信じれば、作中の人間にその答えを求めることはできない
しかし、そうすると、物語の前半で丁寧に描かれてきた人間のさまざまな在り様と、ここまで物語を駆動してきた本当の愛というテーマとの結合が疎になってしまうように思う
さらに、それは人間たる我々視聴者にも感知し得ぬために、視聴者は真にテーマを理解することができない構造的問題を生みうる
逆に人魚を信じなければ、本当の愛というテーマは、はなから捨て去るだけの価値を失ってしまう
本当の愛という大テーマが単に狭い社会の空洞の呪縛であったなら
だとすれば、結末としてあまりにあっけない
これは当たるか外れるか読めないラインだなーと見始めたけど、結果どこか煮えきらずという感じ。
何となく抽象的な話が続くため、自分には謎が明かされて行く感触が得られず、愛って何だ光って何だが終始まとわりついていた。
主人公と絆を深めるポジションにクールな子を置いたのは面白いなと思った。
序盤は奇抜な発想に惹かれ、4話あたりから独自のテーマや謎がどうつながるのかに期待するようになった。6話以降は特に、これだけ積み上げた謎を最後にどう収束させるのかを楽しみにしていた。しかし終盤になるにつれて、謎が解決するというより分からないことが増え、演出の意味も理解できない場面が目立つようになった。11話で大枠はつながったものの、最終話を見ても結局どういう結論だったのか自分にはよく分からず、12話追いかけてきて「なんか良い雰囲気で終わった」というのが正直な感想。
メッッッッッッッッッチャ評価難しい……。悪くは無かった……。
直前まで、あんなに「やっぱり、茉里と一緒にいたい」みたいな感じだったのに、最後はなんで滋賀県から行ってしまうんだララ……。
男に同情するのは悔しいんだが、ルカはただフラれただけだし、百合エンドでも無いし半端さを感じずにはいられなかった……。