☆7
最近多いホテル題材の作品のノリで見てたがとても良かった。特に11話のほぼ無音のエピソードはやりたいことが伝わってきてとても面白い視聴体験ではあった。結婚式と葬式を同時にやるようなカオスな感じも悪くなかった。
なぜ見ていなかったのかと後悔した隠れた名作。人類がいなくなって長い年月が経ってもホテルでお客様の帰りを待ち続けるホテリエロボットのヤチヨを中心に、再び人類のお客様を迎える時を待っていたが100年ぶりにやってきたお客様は地球外生命体だったというお話。その後ダゼちゃんと呼ばれる環境チェックロボット、ポンコなどのタヌキ星人のキャラクターなどメインキャラが増え続け、彼らを元に繰り広げるハートフルコメディと言ったところか。人類がいなくなった世界観を上手く使って、様々な感情と新しい価値観を生み出していくストーリー、メインキャラだけではなく1話だけのキャラクターでも自我があって見ていて気持ち良い。そして重苦しい空気が多そうな本作だが結構こまめにギャグシーンなどを挟んでくれる。重たいのが苦手でも見ているだけで話についていけるわかりやすさと簡単すぎず世界観を堪能できるストーリー性という両方の性質を併せ持つ名作。迷ったなら見てほしい。そんな作品。
キャラデザ・ストーリー・音楽ぜんぶ最高かよ
やっと最終回を見終わったので感想を書ける。
凄かった。。。
なんてすばらしいアニメなんだ。
もっと注目されても良かったはずだが春アニメはライバルが多かった。
本当にすごいシーズンだったよ。
さて。
本編の感想ですね。
人類が謎のウィルスの蔓延で地球を捨てて宇宙へ旅立ってしまい、残されたロボットで人類からの命令であるホテルを運営するというとても悲しげな展開から始まる本作。
お客様が来ないまま何百年とホテル運営し続けるなか、ついに訪れたお客様は地球人ではなくなんと宇宙人。
そんなところからスタートするのがこのアニメ。
すこしずつでもコミュニケーションを図りお客様をおもてなしするヤチヨちゃん。
宇宙人相手だからマニュアルがほとんど機能せず、うまくいかないことばかり。
違いすぎる文化に思わず暴走するヤチヨちゃんがとても笑えてとてもかわいい。。
それでも少しずつ、宇宙人に適応するホテルとヤチヨちゃんの健気さよ。
途中からレギュラーキャラになる狸のポン子ちゃんが登場して物語はどんどん面白くなっていく。(諸星すみれさんの演技がまた良いんだ。)
でっかりミミズと戦ったり、酒を造ったり、とにかく色々。
一番好きなエピソードは9話の結婚と葬式を同時開催する回。
まさにカオスとはこのこと。
ちゃんと泣けるのにめちゃくちゃ笑える。
死体をつかって人体切断マジックした時は声を出して笑ってしまった。
そしておばあちゃんからのビデオレター。
こんなん泣くにきまっとる。
正直全話良かった。
本当に良かった。
もちろん曲も良い。
OPのヤチヨさんのダンスも可愛くて何度も見てしまう。
逆にいっぺんに見ずに少しずつ楽しめたのはラッキーだったかもしれない。
アニメ以外にも作品展開はあるようなのでそちらをチェックしてみることにする。
人類のバカ!!!
評価:S
ポストアポカリプス世界で人類の帰還を待つAIロボホテリエ・ヤチヨを軸に、ホテル銀河楼にまつわる様々な出来事が巻き起こっていく、巧みな構成力と脚本が光る名作。
各エピソードの質が本当に高い。
圧巻の11話だった。
テンポが良い。ポンポン進むとかではなく、心地がいいテンポ感。
バトルシーンがそんなアニメだっけ?ってくらいカッコ良すぎる。
竹本泉さん原作のアニメということで気になってとりあえず1話を見てみたら作画の良さとヤチヨさんの演技等に引き込まれてしまった。
10話くらい配信後に一挙配信にて一気に追いついたのでよく分からなかったがGQuuuuuuXとも放送タイミング的にリンクしてそうな内容があったとか?オンタイムで見たかったとちょっと悔しかった…
今期、最も期待していないアニメだったが、終わってみればとても良いものだった。
ストーリーがノスタルジックで暗くなりがちなポストアポカリプス物をギャグを織り交ぜてストーリ展開しており、バランスの良い作品。
大好きですね
始まりから終わりまで1本筋の通ったストーリーが展開されていて最高でした。ヤチヨちゃんに萌え萌えする視点で観てもすごく面白く観れただろうし、隙が無くて最高のアニメだった!
監督の春藤佳奈さんのお名前を覚えた。監督作品は初めてみたいだけど、ガイナックス出身で晩年の作品にも関わってるみたいなのですごく気になるな……!
壮大な世界観でアニメスタッフがやりたい放題やってたイメージが強い
やろうと思えば何話でも出来そうなくらい毎回の話の幅が広かった
単話のクオリティ、独自の世界観とそれに基づくユーモア、全体としての物語の構造、すべて高水準な作品。
笑いあり涙あり困惑ありの感情ジェットコースターになれる。
6話ラストの壮大さなど基本的には「動」で揺さぶり続けるのに11話は「静」で目を惹きつけてきたりと演出の引き出しが多く退屈しない。
とても面白かったです。
アポカリプス世界で仕事をしながら生きていくロボと宇宙人のお話。
最後まで楽しめました。
素晴らしいアニメを、ありがとうございました。 私はこれを見るために生まれてきたんだと思います
人類がウイルスによって地球に住めなくなった後のポストアポカリプスな世界でロボットたちが人類を待ちながら淡々とホテル経営を続けていく物語で、地球外生命体のお客様が来訪したときに文化の壁などもありつつ向き合っていくのが面白かった
8話は正直自分は微妙だと思ったけどそれ以外は全部良かった、特に11話のヤチヨが休暇を取る話が好き
#アポカリプスホテル
第11話の休日回はセリフほとんどなしでエモかった。ちょいちょい出てくるミッションクリア,新機能追加は何なんだw 映像の細かいところにSFみのあるアイテムが出てきて面白かった。狸一家は個人的には評判悪かったが。最終回まで一体何百年かかったんだろう。さすがにやちよさんにオーナーの言葉への疑念が生じた気がするw
はじめはすべてがステロタイプで表現されてるように感じ、全く乗り切れなかったけど、それも最後で回収されたように思って良かったと思う。
見るたびに面白くなっていったな
ポストアポカリプス世界でホテルを続けるホテリエロボット ヤチヨとそこに集う面々の生活を描く。
最終話は地球外生命体が多く訪れる様になったホテルに、やっと地球人が来訪する。だが他のお客様と同じ様にしか喜べないと悩むヤチヨ。そして恒星間移民船に住む現地球人にとって地球はアレルギー物質の塊で、空気やウイルスは問題なくとも宇宙服を脱いで住めなくなっていた。きっとすぐに帰ってきますと言い残して地球人調査人は去っていく。すぐとはいつなのか教えろ人類のバカとヤチヨはお客様に暴言をなげつけ実績解除されるのであった。
全体を通して映像は美しく、背景美術が素晴らしかった。5話のウイスキーづくりは絵の手が込んでいてかなりの監修を受けているし、7話のロケット話は専門家の解説によるとテスト描写から打ち上げシークエンスまで本気のエンジニアリング描写。
オリジナルアニメですがシリーズ構成 村越繁でギャグテイストの中に切なさが通底する納得の脚本。キャラデザも竹本泉で嬉しかった。
OP skirt/aikoはテクニカルで挑戦的な一曲。1/4音といった音程の不協和音の凄さがX上で菊地成孔氏によって解説されている。ぜひフルバージョンで聞いて凄さを感じてほしい。歌詞も世界観に合っていて、本作向けに書き下ろされたものではないのが不思議なくらい。OPアニメも2人のダンスを一人で踊る様子が人類を待ち続けているヤチヨの心情を表していて美しい。 ED カプセル/aikoは、本作向けに書き下ろされ、こちらも切ない一曲になっている。
監督は春藤佳奈。恐ろしく力の入った作品でCygamesPicturesはゲーム会社の片手間ではない十分な実力を明らかにした。12話で終わってしまうのが残念。こういったオリジナルアニメが増えていってほしい。
ディストピア世界の地球を舞台としたロボットたちのホテル運営をテーマにした作品。ヤチヨさんというロボットが人類がいなくなってしまった地球でいつか地球人が帰ってくると信じて日々奮闘を続ける様が多様な描写がされていて面白かったね。
とても人類が住める環境ではない地球に、宇宙に存在するあらゆる宇宙人、異星人たちがやってきてそれぞれの価値観や文化を持ち込みわちゃわちゃしていくという基本線を軸としてフォーカスをホテル側にしたりお客様側にしたらポン子たちにしたりと構成も良かった。でもこの作品のいいところは何より雰囲気だよね。時折描かれるホテル以外の風景なども素晴らしかった。
こういう個性的な作品はかなり好きなのでもっと増えてほしい。
☆5
すげー面白かった
キャラデ・空気感・話・テンポが全部独特に良くて引き込まれた
日テレが深夜2時近くに流してたのだけマジで許せんのと隠蔽の回マジで何?
世界観めっちゃ好き
・唯一無二の設定と世界観だったのと、案外ゆるめのアニメで良かった
・1クールとしてのまとまりもかなり良い
ヤチヨさんが愛らしすぎるアニメでした
タイトルの通り、地球で人類に有害なウイルスが世界的に流行して、人類が地球圏から離脱し文明が崩壊した後の、いわゆるポストアポカリプス世界におけるホテルを舞台にした物語
文明が崩壊した後もホテルに勤めていたロボットたちはウイルスに罹らなかったから仕事を継続していたわけだけど、ロボットしかいないゆえの独特なユーモアが面白かったね
主人公であるヤチヨさんはシャンプーハットは絶対に無くてはならないものだと思い込んでいたり、ドアマンロボはドアの開け方に絶対の自信があって、周りのロボットたちも「このホテルのドアを開けるのはドアマンロボしかいない…!」と思い込んでいたり
作品中盤からは異星人がホテルに訪れるようになるけど、その異星人たちもまた一筋縄ではいかない存在ばかりで、最初は謎の化け物?みたいな存在からタヌキ星人というタヌキに似た存在まで
ただ、異星人とのコンタクトというのがこの作品における最も重要な部分だと思っていて、ヤチヨさんからしたら異星人は生態系も不明だし、言語体系も不明で、最初は言語によるコンタクトもできない、文化体系も地球人のそれとはまったく違うのでどう接するのがベストなのか、それを自問自答することになるのだけど、そこに「異種族間のコミュニケーションは成り立つか」といった、SF作品で見かける命題に、この作品なりに取り組んでいるように思えた
また、この作品の良いところはなんといっても世界観で、人類がいなくなって数百年たった後の広大なポストアポカリプス世界というだけでワクワクするのに、特に11話ではほとんどセリフのない進行で淡々と文明崩壊後の世界を旅する様子が描かれてとても満足度が高かった
単話のエピソードは面白かったりそうでもなかったりという感じだったけど、作品を通してやりたいことや伝えたいことは非常に自分好みだったかなと思う
序盤は退屈な展開からはじまったが、ポンコたちが馴染むにつれて徐々にキャラクター同士のやり取りやパロディネタ、不謹慎ギャグが面白くなっていき、重なるように数百年の時間経過がもたらすホテルの歴史の積み重ね、主人公一時離脱からのタイムマシンのような体験、ポストアポカリプス世界の寂寥など銀座のホテルを舞台に様々な出来事・情景を描いてみせた。最終回は中盤みせた破天荒さは鳴りを潜めて比較的穏やかで、やや拍子抜けするところもあったが全体的には良作だった。とても良いとしても構わないくらいではあるのだが…毎話違ったことをしており、好みや完成度としてばらつきがあったのも事実なので、いったんこの評価とした。
思い返せば数百年いろいろなことがあったな
それでも地球の一生に比べればほんの一瞬の出来事
銀河楼は立派な文化遺産だ
★★★★★★★☆☆☆
rated on myani.li
https://abema.tv/video/title/218-780
https://ch.nicovideo.jp/apocalypse-anime
https://cu.ntv.co.jp/program/apocalypse-hotel/ https://tver.jp/series/srzdwha12z
https://www.amazon.co.jp/dp/B0F1RNKL9W
https://www.b-ch.com/titles/9071/
https://animestore.docomo.ne.jp/animestore/ci_pc?workId=27747
https://fod.fujitv.co.jp/title/802w/
https://www.nicovideo.jp/series/513097
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https://fod.fujitv.co.jp/title/802w/
https://www.nicovideo.jp/series/513097
★★★★★★★★☆☆
rated on myani.li
【ハートフルな今日と、最高の笑顔を。】という言葉の通り笑顔にさせてもらいました。特に9話が最高だった!
旅人宇宙人がお気に入りすぎるのでまた銀河楼に宿泊してほしいなぁ。
ほぼ全編を通して面白かった。合同冠婚葬祭とかすげーこと思いつくな。
可愛らしいキャラクターにコミカルなテンポの良さと上品な劇伴が織り成すほっこりとした雰囲気をベースにしつつ、SF、アクション、サスペンス、ロードムービー等、様々なジャンルに挑戦する意欲的且つ質の高い脚本・作品作りに唸らされました。今年を代表する傑作になるかと。
人類の寿命を超える悠久の時間を使って物語が語られることも何か遠くに想いを馳せる心地になってとても好みでした。また、表情の豊かさや所々で挟まれる小ネタ、アイキャッチ等々細かい部分でグッとくることが多くまさに細部に魂が宿ると言う格言を体現するような作品だったかなと。
特にOPのヤチヨさんのダンスはあまりに良すぎた。専門知識がなく何処が良いのか細かく語ることは出来ないのですが、手先からつま先に至るまで神経の行き届いた動きもカメラワークも素晴らしくて何回でも観ていられる。これまで様々見てきた中でも一番好きなダンスシーンの一つです。
絵が良い。キャラが良い。話がぶれない。
人類がいなくなってからの地球のホテルなんて難しい主題を上手に料理していてとても面白かった。
貴重な竹本泉キャラアニメだし、設定は竹本泉ライクだし、面白いんだけど、竹本泉漫画のUFOが飛んでたり、作者がコメントしてたり、うじゃっとした描き文字とかがないのでなんとなく落ち着かない。うる星やつらリメイクみたいな原作の雰囲気を再現した感じのなかよし作品アニメ化とか無いのかしらね。というよりアニメ向きではないのかもなぁ。