バンド系の作品は色々あるけど、主人公の仁菜が家庭内での不仲と思しき描写に加えて高校中退→上京という名の半家出状態という重いバックストーリーがあるというのが今までの作品と違う印象だった。好きなバンドのメンバーであった桃香との出会い、彼女のバンドもゴタゴタで解散したというのが何とも生々しい
最後の場面でライブシーンもあり、タイトルの「クライ」という言葉の如く仁菜の心の叫びというものがビシバシと伝わって来てカッコよかった。憧れの人とのライブというのは本当にかけがえの無い宝物であると
そんな2人がこうして出会った事から始まった1話の掴みとしてはよかった、フルCGな点は人を選ぶかもしれないが慣れたら全然楽しめると思う
正直言うとシステム等の説明が大部分で1話というよりも0話って感じだった、主人公の輪道凛は元々バレエダンサーを志していたけど何らかの形でレーサーへの転向を目指したとの事だろうか
キャラ諸々が出揃ってからだと思うので次回以降に期待するべきか、実在企業が大量に出て来て色んな所とタイアップしてるんだなという印象
幼少期のしまりんと祖父とのキャンプの思い出、火起こしというものがいかに大変である事を自分でやって実感する描写がいいなと思った。終わる寂しさがあるからこそまた次に行く、キャンプに限らずどういう事であっても好きな事であれば次の計画を立てたくなるのはよく分かる
野クルメンバーでのアルコールストーブ作り、スチール缶で作るなでしこの力どうなってるん?素手で刃物を使うのが怖いと思ったのは気のせいだろうか。制作会社やスタッフ変更があったけども個人的には全然気にならなかった、この世界のゆるい雰囲気はやはり唯一無二だなと思う
その奇抜な見た目から虐げられていた桜の過去、そこから街を守る為に戦う風鈴高校の不良達である防風鈴との邂逅。桜も十分強いのにそれ以上に強い奴らがいっぱいいてとんでもない場所だけど、それが桜にとっての居場所となれるか。街の人達から支持される不良というのも新しいなと思う、この街に住んでられる人達も強い
視点が変わってバリバリに動く戦闘シーンは爽快で見応え満点であり、流石のクローバーワークスだなと感じた。分かりやすい導入で今後も楽しみに見ていきたいなと思う
戦国時代を舞台にして、その中で妖狐の力を借りて戦うという変身ヒーロー要素を入れた作品で作画やアクションシーンは申し分なく楽しんで観れたかなと感じた。個人的には灼岩が退場する回が一番印象に残った、あの回から真介の雰囲気もガラリと変わっていくからそれだけ大きな出来事だったと思う。人と闇は違う種族であっても分かり合える、最終回の迅火とたまのやり取りがそう感じさせてくれた
ここからが本番といった感じだろうか、7月からの2クール目以降も観ていきたい
人という全ての生き物が好き、そんな風に語るたまのシーンがよかった。他者との関係において種族の違いは関係はないという思想はやはり大事だなと、迅火と夫婦になろうという約束を交わして間も無く離れ離れになってしまうのは悲しい
最後の方に出て来た5人組は一体何者なんだろうか
中華系の後宮を舞台にして、推理探偵要素を加えたといった感じの作品という印象を受けた。生々しいエピソードはあれど、適度なコミカル要素もあって上手く中和されていて2クールかけてしっかりと作ってくれていたなと思った
頭抜けた薬学知識を持っていて、どこか変人なイメージもあるけどキメる時はしっかりとキメてくれる。主人公である猫猫のキャラクター性の良さというものをしっかり描いてくれたなと思った、悠木碧氏の演技も言う事なしでこれ以上ない最の高のキャスティングであるという他ない。単発のエピソードが後になって繋がってくるストーリーの繋げ方もよくて、視聴者を離脱させない作りだったのも好印象だったなと
続編も決まった事は朗報オブ朗報、壬氏の殺害未遂事件の犯人が不明なままだったり、楼蘭妃も謎な部分が多かったためまた続きが観れるのはありがたい。漫画版も機会があれば手に取ってみたい、そんなアニメファンのひとりごと
7G回線というもので人が一定の年齢を超えたら動物化するというとんでも設定、いうならばポストアポカリプスもの?
4人の女子たちのわちゃわちゃ感が観てて楽しかった、西武鉄道も実名でしっかり登場していて電車の解像度も高くてスタッフのこだわりが詰まっているなと。教えてもらったとはいえ、電車素人の運転で大丈夫なんだろうか…
池袋を目指す彼女たちの旅がどんなものになるか観届けていきたい、静留と葉香の関係も気になる
あの絵画の中にいたダークエルフが狂乱の魔女だったのは驚き、あれもまさか伏線になっているあたり話の作りが上手いなと実感した。ファリンとせっかく再会できたのにまた敵の元へ行ってしまうのは悲しい、ドラゴンの血肉で蘇生した副作用なんだろうか。戦っているマルシルの狂気を感じる表情のインパクトも強かった
誰も死なせたくないからこそ今は撤退の時、チルチャックが素直にしっかりとその事を伝えられたシーンもよかった。再びファリンの救出へ向かう一行、ダンジョンの主であるダークエルフも本格的に絡んで来てここからの展開も目が離せない
道錬との激しい戦いを制した迅火、その中での道錬の潔い散り際がまさに武人という感じで思った。首を持っていく事はしない、それも迅火達なりの思いやりなのか
山一つを普通に持ってきてしまう山の神が半端なさ過ぎる、野禅も精霊転化の使い手なのはたまと同じくくずのはの能力なんだろうか。ここからのラストバトルがどうなるか楽しみ
陰キャである市川の心の成長、モデルという特殊な立場である山田のか弱い所だったりお互いが自分にとって照らしてくれている存在であるという事がしっかりと描写されていて、その中でなかなか踏み出せずといった中学生特有の初々しさも感じるまさに「青春の物語」と言えるものだった。告白のシーンは言わずもがな送辞を読むエピソードや足立との騎馬戦だったりと、市川は何かと応援したくなる主人公だなと本作を通してまざまざと感じさせられた。市川&山田だけでなく周囲のキャラたちもしっかりと本作を盛り上げてくれていたなという思う、個人的には今はそういう雰囲気ではないものの足立×関根ペアもいい感じになってほしいなと再三願っている
シナリオや作画クオリティはもちろん光を用いた演出や主題歌といい言う事なしの作品だった、原作漫画はまだ続いているけどここまでの内容だけでもいう事のない完成度だったとしか言う他ない。最終回のエンドカードのような未来が見れるようにこれからも祈っていたいなと思う、ラブコメ好きな人には是非ともオススメしたい作品なのは絶対に間違いない。自分も学生時代に山田のような女子に出会っていたら心の中にあるヤバイ何かがつき動かされていたのだろうか
山田と同じ布団の中にいるというドキドキなシチュエーション、セッ…という言葉でドキドキする市川&山田はどっちも可愛い
世界が綺麗なものであるという事を教えてくれて今の自分を形作ってくれた山田への告白、仮面で顔を隠していた山田の表情を察する事が出来た市川も大したものだなと思った。涙しながら告白するシーンは最高のワンシーンと言う他ない
祝福されて本気で嫌そうな原さんには笑った、こういう温厚な人が怒る所はなかなか唆られるものがある
全てものが愛しく思える、そんな自分に気付かせてくれた市川へ山田からの返答。お互いのお陰で今の自分があるというのがやはり素敵だなと思う。山田の頬キスで市川の魂が抜けていってた所もシュールで微笑ましい
第一期OP曲の斜陽で締めたのもよかった、桜井のりお先生の描いたウエディング姿の市川&山田のエンドカードを持って来るのはズルい。これが未来の2人の姿であるんだなという事か